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昨日の首都圏情報ネタドリでヤングケアラーを特集してた

昨日の首都圏情報ネタドリで、ヤングケアラーを特集していました。

家事や家族の世話をするヤングケアラー、健人さんは家を出るか家族のケアを続けるか、厳しい選択を迫られていました。

ヤングケアラーは、中学生の17人に1人がそうした状況にあることがわかっています。

これを受け国は、今年3月、ヤングケアラー支援に関する取り組みを策定、各地で取り組みが始まっています。

高校3年生のヤングケアラー 家族か自分の人生か

健人さんは、脳性麻痺の母親と弟の3人暮らしです。

家事は1日5時間に及ぶこともあるそうです。

健人さんは、大学進学を機に1人暮らしをするか、家に残るか厳しい選択を迫られていました。

健人さんは、自分がやっていることを全部弟に任せてしまうんじゃないかと心配し、

「今出て大丈夫なのかな」

などと話します。

アヤさんは、知的障害の母親を持つ自らの幼少期を漫画にしています。

アヤさんは、高校卒業後漫画家を目指しましたが、母親を放っておけず、一緒に住む選択をしたものの、母親のケアと自分の暮らしに半年で限界になってしまい、母親を実家に帰す決断をしました。

その後母親との連絡は途絶えたままだそうです。

麻未さんは、シングルマザーの母親が精神疾患を患い、母親のケアが毎晩遅くまで続いたそうです。

麻未さんは、

「当時の私には福祉を頼るとかほかの周りの大人に頼ることが頭になかった」

などと話します。

ヤングケアラーに家族か自分の人生かを迫らせないために

横井葉子さんは、

「家族がやることが当たり前という文化になっている。これが子供の自己決定を狭めている。進路について大人が関わって考えるべき」

などと話します。

国は今年3月、ヤングケアラー支援に関する取り組みを策定、

「気づく」

「つなぐ」

「支える」

の3つを強調しました。

動き出したヤングケアラー支援 気づく・つなぐ・支える

ヤングケアラーの存在にいかに気づけるか、東京都江戸川区では、区立中学校の全生徒約1万5000人を個別面談しました。

東京23区で初の試みに取り組みました。

そうした結果、ヤングケアラーの可能性が複数いることがわかりました。

適切な支援機関にいかにつなげるか、スクールソーシャルワーカーがヤングケアラーの可能性のある生徒と直接面談し、行政、児童相談所、NPOなど適切な支援に繋げます。

埼玉県秩父の社会福祉協議会では、今年9月ヤングケアラーの家庭にヘルパーを派遣する事業を開始し、地域のつながりや情報提供を呼びかけました。

継続的な支援

継続的な支援をするべく必要なのが家族全体のアプローチで、経済的に苦しい家庭の子供の学習や生活支援を行います。

かなこさんは週に3回ほど料理や掃除を担うそうです。

団体は、子供だけではなく母親の状況も確認します。

家族とも信頼関係を構築することで、子供らが人生の岐路に立ったときに支えたいのだそうです。

彩の国子ども・若者支援ネットワークの黒田真さんは、

「節目節目で相談に乗ってもらえるような関係性それは構築、継続していく必要がある」

などと話します。

聖徳大学の横井葉子さんは

「画期的、中学生は多感な時期でもある、気づく、繋げると言った仕組みを地方自治体がやっているのはとても良いと思う」

「いつ背反に引き裂かれるようなことではなく間接的に組み直して最終的には自分で決めていく」

「信頼関係にもとづいて必要なことは情報提供、気持ちや状況は共感しながら受け止めることが重要では」

などと話しました。

Twitterでの首都圏情報ネタドリで特集したヤングケアラーへの反応

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