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クローズアップ現代でやってた値上げ特集

クローズアップ現代で、値上げについて特集していました。

10月は、値上げが過去最多となりました。

今年、値上げになったのは2万品目を超えています。

値上げ10円 から揚げ店の苦悩

大分中津にあるからあげ店では、今回の値上げラッシュの影響を受けていて、今年4月に値上げをしました。

しかし、それでも原材料の高騰が止まりません。

油を変えると味も変わってしまう事から、ケチることもできないそうです。

店主の森山さんは、

「値上げをしたいが、客がひいたら大変でなかなか出来ない」

と悩んでいました。

食用油の値段が1.4倍になる値上げのカラクリ

食用油は、1年間で1.4倍となりました。

世界経済は、コロナから回復し、一気に需要が拡大しましたが、異常気象などの影響で食糧不足、モノ不足となりました。

さらに2月に、ロシアがウクライナ侵攻しウクライナ産のひまわり油などが高騰しました。

代替油のパーム油も、生産国のインドネシアが値上げ抗議デモをし、一時輸出が禁止されました。

小林さんは、

「原価率をみると、日本は80.5%と高くなっていている」

と説明しました。

しかし、今回、企業努力では補えない状態に陥ってしまいました。

物価高で経営苦しい居酒屋が転身

飲食店を経営する倉持さんのお店では、メニューの値上げや一皿あたりの量を減らすなどをしてきましたが、収益は改善しませんでした。

改善の見込みがなく閉店することを決めたそうです。

倉持さんは、再スタートとして、米に着目し、おにぎり店に業態転換をしました。

居酒屋の時に比べ廃棄も少なく、倉持さんは

「売上に関して全然足りないが、影響を受けながら続けるよりはチャレンジしたほうがいい」

と語りました。

1杯1000円の壁を超えれずラーメン店は廃業決断

東京小平にあるラーメン店は、閉店を決断、週末の来客は約50組と厳しい業績が続いていました。

原材料に加え、レンタル代や光熱費も上がったそうです。

油ぞば1杯あたりの利益は、2020年3月には280円だったのに対し、2022年6月には133円までに落ち込みました。

白山健太さんは、

「もうちょっとうまくやれたのかなと思う部分もあるんですけど、やっぱり悔しさはありますね」

などと語りました。

値上げラッシュの秋 急増する物価高倒産

 

テンポスバスターズ・遠山貴史営業統括本部長は、6月ごろから買い取り件数が1.5倍に増加、傷の浅いうちに廃業を決断するケースも少なくないそです。

物価高倒産の月別発生推移は、2022年8月時点で150件、実際の数はこれよりも多いそうです。

小林俊介さんは、

「過去になかったペースで進んでしまっている、コストの上昇に対し価格転嫁ができていない」

などと語りました。

価格転嫁ができなければ企業の利益が出ず、運転資金がなくなり、今後の資金繰りが難しくなります。

また、利益が出なければ収益性が低いと判断され、融資が受けにくくなる可能性もあります。

「今後も物価高倒産増加の傾向は続くとみられる」

と小林さんは語りました。

おにぎり値上げ 次はお弁当も

先週、大手コンビニの本社で会議が行われていました。

物価高を受けて結成された社長肝いりの戦略チームです。

商品の値上げをどう実現していくか話し合ってきました。

値上げに踏み切ったのが主力商品のおにぎりで、10円~15円引き上げました。

炊き方を工夫した米で、客の満足度を高めたため、去年を上回る売上を達成しました。

次のターゲットはお弁当です。

米の炊き方をさらに見直すことを検討しているそうです。

値上げはいつまで続くのか?家計負担はどうなるのか?

日本経済研究センターのESPフォーキャスト調査では、年内は値上げの上昇率が上がり続ける見通しですが、来年からは徐々に下降するという試算が出ています。

政府は先週、

「物価高騰・賃上げへの取り組み」

「円安を活かした地域の稼ぐ力の回復・強化」

などの新たな総合経済対策の柱を提示しています。

10月以降も1ドル145円の円安が続いた場合、年間収入300万円未満の世帯では、値上げによる年間の家計負担が2.7%の負担率となる見込みで、収入が少ない家庭ほど物価高による負担が大きくなるとみられています。

Twitterでのクローズアップ現代でやってた値上げへの反応

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