東京では、新型コロナウイルス感染者の数が100人を超すという事態が続き始めていますね。
東京都内に通勤する人や、やむを得ない出張で東京を行き来する人たちから東京が怖いという不安の声が上がっています。
昨日、2日に一日の感染者が107人と発表された東京。
今日、今、この記事を作成している段階で、すでに107人を超えた感染者が確認されているようです。
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不安の声を上げる出張者や通勤者
羽田空港には、国内各地から航空機が到着しています。
東京に、出張で訪れる人たちは心境は、不安でいっぱいなのではないでしょうか。
東京への出張に抵抗感を持ちながらも、仕事上、東京に出張せざるを得ないビジネスマン。
東京に出張することで、医療体制が脆弱な地方に持ち帰ってしまうのではという不安を抱える人が非常に多いです。
実際、首都圏の人の多さとか密集度を考えれば、感染者は、もっといてもおかしくはないわけです。
今、ここに来て再び感染者が100人を超え始めたのは、やはり、自粛のうっぷんを晴らすかのように人出が増えたということにあるのではないかという声も上がっています。
そして、もう一度、緊急事態宣言を発令したほうが良いのではという声も。
また客足が遠のくと悲痛な声を上げる繁華街
不安をいだく人たちからは、やはり、夜の繁華街には、まだしばらくは足を運べないという声が増え始めています。
このような声は、当然、繁華街で商売を営んでいる人たちのもとにも届き始めているわけです。
そうなれば、また客足が遠のいてしまうことを怖れるわけです。
3月から収入が減ってしまい、自分の給料を出せない状況下で、客足に不安を抱きながら今日の仕込みをする居酒屋の店主もいます。
ようやく店を再開して、どうにか客足が戻り始めた矢先なのにと、がっくりと肩を落とす飲食店の店主。
このままでは、家賃を払うことすら大変と、声を荒げる経営者も。
ようやく緊急事態宣言、協業要請も解除されて、ちょっとずつ客足が戻ってきている最中だけに、そのショックは大きいようです。
感染者の割合は20~30代が多く夜の街関連が3割を占めている
東京都が2日に発表した新たに新型コロナウイルスに感染した人の内訳は、20~30代が3分の2を占めるというものでした。
そして、夜の繁華街関連が3割を占めているということです。
これは、緊急事態宣言が解除された後の傾向を維持した状態で、人数が増えているという状態です。
夜の繁華街に関連していたのは、ホストクラブなどに勤める29人。
最初のころは、新宿エリアが多かったものの、このところの特徴としては、池袋エリアでの感染者が増え始めているということです。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら経済活動を続ける
小池都知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら経済活動を続けることを掲げているようです。
確かに、他の病気が流行ったときは、その病気にならないように細心の注意を払いながら仕事をしているという事実があります。
しかし、アラ還おやじとしてみれば、風邪やインフルエンザなどの病気と、新型コロナウイルスは、その致死率なども違うのだからという気がします。
ただ、確かに、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら経済活動を続けることをしないと、生活困窮者が溢れかえり、別な意味で死を覚悟せざるを得なくなってしまうのも事実です。
となれば、できるのであれば、ときたま、自分が新型コロナウイルスに感染していないかを確認するようにする必要があるわけです。
と言っても、そんな簡単に検査を受けるということもできない現実。
新型コロナウィルス抗体検査キットを手にする人たち
そんな中で、一部の人の中には、個人輸入代行を利用して、独自に新型コロナウィルス抗体検査キットを手に入れ、自分で陽性か陰性かを調べる人も出てきています。
確かに、所定の医療機関を受診するよりも、手っ取り早いということがあります。
ただ、新型コロナウィルス抗体検査キットの結果は、陽性か陰性かということしかわかりません。
そして、新型コロナウイルスへの感染状況を100%確定するわけでもないわけです。
それでも、感染の疑いがあるかどうかわかるということから、新型コロナウィルス抗体検査キットを手に入れて、まずは、自分で調べてみて、陽性と表示されたら、すぐさまに医療機関に連絡をして指示をうけて、しっかりと検査機関が行っているPCR検査などの他の検査を受けるという行動をしているようです。
あくまで、新型コロナウィルス抗体検査キットは簡易的なもので、最終的には、医療機関や医師の診断を受けなければなりません。
それでも、簡易的にでも判断ができれば、もし感染していても、周りへの感染拡大を防ぐための手立てにはなるのではないでしょうか?