世界中で暴れまくる新型コロナウイルスの拡大ですが、イタリアが凄いことになっているみたいですね。
日本でも、猛威をふるっていますが、イタリアでも手を抜くことなく新型コロナウイルスが猛威をふるって、死者が1日で133人も増えるという緊急事態。
その勢いはすさまじく、新型コロナウイルスの感染者は、一気に25%も増えている状況らしいです。
イタリアは、国内での新型コロナウイルスの大流行を封じ込める措置として、抜本的措置を導入したばかりだったようです。
その最中、急激な感染者、死者が増加したことで、対応も急を要しているようです。
ロンバルディア州全域やイタリア北部などの14県を、イタリア政府は、4月3日まで封鎖したそうです。
この封鎖措置は、イタリアの人口の25%にもおよびもので、約1600万人もの住民が隔離されることになるそうです。
イタリア国内で封鎖される14県は、次の通りです。
- モデナ
- パルマ
- ピアチェンツァ
- レッジオ・エミリア
- リミニ
- ペザロ・エ・ウルビノ
- アレッサンドリア
- アスティ
- ノヴァーラ
- ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ
- ヴェルチェッリ
- パドゥア
- トレヴィゾ
- ヴェネツィア
この封鎖地域には、経済拠点のミラノ、世界的観光都市のヴェネツィアも入っているということです。
このような重要地域まで封鎖しなければならないということは、新型コロナウイルスのせいで、イタリア経済の痛手はかなり大きなものなのではないでしょうか。
懸念されるのは、その影響が世界的に広がることではないかと思います。
これまで、感染多発地帯となったイタリア北部の自治体の一部で、5万人の住民が隔離されています。
そして、今月4日には、5日から全ての学校を10日間にわたって閉鎖すると発表したばかりだったイタリア政府。
この事態は、予想外の事態となったのではないでしょうか。
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イタリアで新型コロナウイルスが爆発的に増えた原因
なぜ、イタリアでこんなにも新型コロナウイルスが爆発的に増えてしまったのか?
何かの番組で言っていたことですが、イタリアを始め欧州は、挨拶が日本とは違って、握手や頬へのキスなど、触れるコミュニケーションが多いのが原因なのではという声もあります。
そんな中で、イタリアの北部の都市ロンバルディーア州に感染者が集中していることから、この州から感染が広まったのではと言われています。
しかし、実際は、イタリア政府は、誰が最初にウイルスを持ち込んだか特定できていないのが現状のようです。
イタリアでは流行らないだろうと油断していたということがあるようです。
それと同時に、感染に対する備えが足らなかったうえに、知識が不足していたとの声も聞こえてきているようです。
どこの国も、自国で感染者がでていなければ、マスクをする人はほとんどいないという現実。
イタリアでは、その状態で、知らない間に感染者が入り感染を広げたのではと思われます。
さらに、悲劇的だったのが、病院のスタッフそのものが、最初の対応と言うか、どのように対処すればいいかわかっていなかったことがあげられるようです。
そんなおろおろした、こころもとない対応の中、他の外来患者も次から次へと来院。
病院スタッフは、その中を防護服もなしでに歩きまわっていたそうです。
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