最近、寒暖差が激しい季節になり、高血圧のリスクが高まっています。
特に10月は心筋梗塞などの危険が増す時期です。
そこで、今回は、林修の今知りたいでしょで明かした高血圧対策の新常識を紹介します。
意外な方法で血圧を下げることができるかもしれません。
さっそく見ていきましょう!
マッサージで血圧が下がる!?
まず注目したいのは、マッサージの効果です。
最近の研究によると、マッサージを受けることで血圧が下がるだけでなく、マッサージを行う側も血圧が下がる可能性があることがわかりました。
これは、マッサージによって脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されるためです。
オキシトシンはストレスを軽減し、リラックス効果をもたらします。
寒暖差が激しい今、心身ともにリラックスすることが大切です。
減塩&減糖が新常識!
次に、高血圧対策として注目されているのが「減塩」と「減糖」です。
塩分を減らすことはもちろんですが、糖分の摂取にも注意が必要です。
糖分を摂るとインスリンが分泌され、ナトリウムの排出が妨げられ、高血圧の原因となることがあります。
そこで、白砂糖の代わりに、はちみつや黒砂糖を使うことをおすすめします。
これらはカリウムを含んでおり、血圧を下げる効果が期待できます。
歯みがきが血圧を下げる!?
意外かもしれませんが、1日3回の歯みがきが高血圧リスクを下げるという新常識もあります。
2022年に発表されたイタリアの研究によると、1日3回以上歯みがきをする人は、高血圧になる確率が19%低いことがわかりました。
歯周病が血管に影響を与え、血圧を上昇させる可能性があるため、しっかりと歯を磨くことが重要です。
歯間ブラシを併用することで、約95%の汚れを除去できるので、ぜひ試してみてください。
足ゆすりで血圧を下げる!
さらに、足をゆすることも高血圧対策に効果的です。
イギリスの研究によると、足をゆすりながら過ごすことで、死亡リスクが約30%減少することが示されています。
特に、1日8時間以上座っていると運動不足になりがちですが、足を大きくゆっくり動かすことで血圧を下げることができます。
簡単にできる方法なので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
昼寝が血圧を下げる!?
昼寝も高血圧対策に役立つ新常識です。
スペインの調査によると、1日15~20分の昼寝をする人は、全く昼寝をしない人に比べて血圧が低いことがわかりました。
昼寝をすることで副交感神経が働き、リラックス効果が得られます。
ただし、30分以上の昼寝は逆効果になることがあるので、注意が必要です。
ため息が血圧を下げる!?
最後に、ため息をつくことも血圧を下げる効果があります。
ため息をつくことで肺が膨らみ、副交感神経が働き、血圧が下がるのです。
ストレスを感じたときには、深呼吸をしてため息をつくことで、リラックス効果を得られるかもしれません。
まとめ
高血圧対策には、意外な方法がたくさんあります。
林修の今知りたいでしょで明かした高血圧対策の新常識は、マッサージや減塩・減糖、歯みがき、足ゆすり、昼寝、ため息など、日常生活に取り入れやすい方法ばかりです。
寒暖差が激しい今、これらの新常識を活用して、健康を守りましょう。
あなたの健康は、あなた自身の手の中にあります!