車中泊の旅を楽しんでいる最中に起こる突然のトラブル!
病気や怪我は、突然襲い掛かってきます!
それもいつやってくるか予想がつかないままに。
特に、子どもを連れての車中泊の旅なら、ことさらに対処方法を知っておくことが大切です。
それと同時に、まずは子どもさんの気持ちを落ち着けてあげることが大切です。
病気や怪我で病院へ向かう前にできることも多いです。
基本的な対処、処置方法を覚えておきましょう。
車中泊の旅の途中に起こったトラブルの解決方法の病気や怪我の手当ての知識の二回目です。
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捻挫や脱臼
捻挫は、関節をひねった場合を言います。
大人は、足首のねん挫が多いものです。
子どもは、体が柔らかいので意外と捻挫はしません。
処置の仕方は、打撲や骨折と同じで、冷やして固定が基本です。
そして、子どもに多いのが脱臼です。
それも1歳~3歳の子どもに多く、特に肘の脱臼が多いです。
よく脱臼するパターンとして、大人が子どもの両手を持ってメリーゴーランドのように回して、子どもはきゃあきゃあと大喜びする。
このように子どもを喜ばすためにやっているこの行為が子どもの秘事を脱臼させてしまうことが、非常に多いんです。
この年齢期の子どもは、尺骨を固定する人体が広がったままなので、振りまわすと抜けてしまいます。
それと子どもを引き留めるために、子どもの手を引いたときにも脱臼させやすいので気をつけなければなりません。
突然、子どもが泣きだし、大慌てする親。
病院に駆け込んでも、問題が無い。
よくあることです。
医者だからと言って、何でもできたり、しっているわけではありません。
脱臼は柔道整復師、つまり整骨院や接骨院の先生方の専門技術です。
脱臼が疑われるのなら、病院ではなく整骨院や接骨院に行きましょう。
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足がつる
足がつる、こむら返りは、胃腸や消化器系の疲れが溜まったときや歩き過ぎなどの筋肉疲労が原因で、ふくらはぎ、指や足の裏がつります。
足がつると車の運転どころではなくなります。
筋肉の異常硬直がつるという症状なわけです。
神経や血管が圧迫されていたり、筋肉の疲労が原因ですから、足首を持って上下に動かしたり、ふくらはぎのストレッチをかけてあげたりして、硬直を解してあげましょう。
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肉離れ
肉離れとは、筋肉の断裂や剥離、伸びたりした状態です。
無理に動いたり、マッサージをするのは禁物です。
筋肉のずれが起きて、後々のリハビリで時間がかかってしまいます。
治りが遅くなる原因にもなります。
その場で治すには、特殊な技術が必要です。
まずは、患部を冷やして固定してください。
その後に、病院へ行きましょう。
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膝の痛み
旅に出ると思いのほか歩きます。
また、長時間車に乗っていると膝が硬直することもあります。
どちらの場合も、筋肉を動かして血液の循環を促してあげることが必要です。
手で擦ったり、揉んだり、叩いたりしてあげましょう。
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腰痛
車中泊の旅でよく起こるのが腰痛です。
と言うのも、やはり車に乗っている時間が多いため、同じ姿勢でいる時間も長くなり、腰が硬直してくるのが原因の一つです。
そして、同時にお尻の血行不良が起きてお尻も硬直してくるからです。
日本車のシートは外車ほど考えた作られ方はしていません。
ドライバーからしてみたら、本来一番お金をかけてほしいところなのですが、クッションの薄いシート、平らなビニールシートは体の揺れを抑えてくれません。
そうすると腰の筋肉で支えることになります。
足がしびれてくるのも同じです。
ときどき、お尻を動かして位置をずらしてみたり、クッションを敷いたりしましょう。
フリースやジャケットでクッションの代用もできます。
腰のカーブに合っていないシートは、衣類やタオルなどで枕を作ってシートと腰の間を埋めるといいです。
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肩こり
どうしても狭い車の中や運転中は、体を動かせないものです。
肩がこってきたからと言って、運転中に自分でそこを叩いてみても思ったようには解せません。
後部座席に乗っている人に、ツボを押してもらいましょう。
肩甲骨の真ん中あたりにあるくぼみ。
天窓穴というツボで、押すと響くような痛みがあります。
その天窓穴のツボを押してもらいましょう。
肩こり治療の基本となるツボです。
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エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群は、飛行機だけでおこるものではありません。
条件が揃えば起こります。
車内できついジーンズなどを履いているなら楽な服装に変えましょう。
特に、運転手は楽な服装で運転することでエコノミークラス症候群を予防できるだけでなく、疲れ方も軽減されます。
きつい締めつけるような服装で車内に長時間いると、脚のだるみや脚の付け根の痛みも起きやすくなるし、それだけ疲れやすくなります。
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