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ダーウィンが来たは北海道で怪現象スペシャルだった

昨日のダーウィンが来たは、北海道で起こっている怪現象スペシャルでした。

怪現象 迫力満点のマグロ謎の大集結

松前町ではここ数年、夏になると大量のマグロが大集結するそうです。

港から船で出るとすぐにクロマグロたちが跳ね回っていました。

直径100mほどで白波が立っていました。

マグロたちは、小魚の群れを集団で囲いながら襲っていました。

マグロに小型カメラを装着して撮影しました。

松前の陸地近くで大集結するマグロの調査で、マグロにカメラを装着して海に戻しました。

一方、新開発のAIステレオカメラをマグロの群れに近づけました。

AIが解析した結果、マグロの大きさは平均92cm、体重約20kgと判明し、年齢は2歳くらいと推定されました。

松前の岸近くは、若いマグロの集まる場所となっているようです。

マグロに装着したカメラを解析すると、群れに戻っていることがわかりました。

大型のマグロたちは、ナブラが目撃された岸近くではなく、もっと沖合にいたことが記録されていました。

大型のマグロは脂肪が多いので、表層だけでなく深場でも狩りができます。

若いマグロは、まだ寒さに弱いため、岸近くの温かい表層を好みます。

近年、クロマグロは絶滅が心配されるほど激減していましたが、厳しい漁獲規制の効果が出始めて、今は急激に増えています。

なので今、若いマグロが特に増えています。

もともと松前の周辺は、豊かな海で、昔はナブラがたくさ見れていました。

怪現象 いるはずのない魚が大挙

北海道では、ブリやシイラなど熱帯や温帯の温かい海を好むいろんな魚たちが目撃されています。

北海道の漁業全体でも、サケの漁獲量が激減する一方、ブリの漁獲量が増え続け、2020年には北海道が日本一になりました。

近年、地球温暖化の影響などで黒潮の勢力が強まり、温かい水が北海道の横に居座って海洋熱波が起きていました。

2010年ごろから毎年のように続いていて、この時期とブリの漁獲量が増えた次期が一致しました。

怪現象 浜を埋め尽くすナゾの物体

2021年、釧路・厚岸周辺で、ある日突然砂浜に大量のエゾバフンウニが打ち上げられました。

植物プランクトンの専門家の伊佐田博士は、海水の中に謎の植物プランクトンを見つけました。

正体は、渦鞭毛藻の一種と分かりました。

多くの渦鞭毛藻は増殖力がとても強く、赤潮を引き起こすことが知られています。

遺伝子を解析すると、世界でも珍しい強力な赤潮プランクトンのカレニア・セリフォルミスでした。

赤潮が大発生し道東全体へと拡大、ウニを始めとする魚介類に影響を与え、被害総額は82億円にも上りました。

前年、カムチャツカ半島でセリフォルミスが大発生していて、それが流れてきたと考えましたが、流れてきた量は予想より少なかったそうです。

海洋熱波の影響で、セリフォルミスが増えやすい暖かな水温が長く続いたのが原因だそうです。

Twitterでのダーウィンが来たで特集した北海道で怪現象への反応

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