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所さん事件ですよでやってた地熱発電って実際はどうなの?

昨日の所さん事件ですよでやってた地熱発電をまとめてみました。

1億2千万円を山分け 笑いが止まらない集落

熊本県小国町のわいた地区と言う集落に住む30世帯では、毎年1億2千万円を山分けしています。

温泉の蒸気の圧力を利用した地熱発電を8年前から行っていて、大手電力会社から年間6億円の売電収入があり、そこから管理費などを引いた1億2千万円を30世帯で分配しています。

発電所の設置は、地下資源を守り、乱開発を避けるという目的もあります。

発電所設置までには30年に渡る紆余曲折がありました。

当初は温泉施設を営む住民たちが、温泉への影響を懸念して反対しました。

一度は頓挫しましたが、過疎化に歯止めがかからず、再び発電所設置の機運が高まってきました。

全世帯が地熱発電会社の役員となり、万が一源泉に影響が出た場合は、発電所を停止する権利を持てるようにしました。

発電所の熱水を使った農業用ハウスの建設なども行いました。

Uターンしてくる若者も相次いでいます。

熱水を各世帯に分配して、自宅で温泉を楽しめるようにしています。

地熱発電の現実

ヤマザキマリさんは電気代の値上がりについて、

「自身の家族の暮らすイタリアでも去年の3倍ほどに上がっている」

と話しました。

さらにヤマザキマリさんは、

「イタリアは地熱発電発祥の地であるがその発電量は大したことないらしい」

などと話しました。

ホルコムジャック和馬さんは、日本の地熱発電の資源量は世界で3番目に多いと言うことを紹介しました。

しかし地熱発電の設備容量になると世界10位となります。

日本の消費電力の0.3%しか地熱発電で賄えていません。

その理由について国際エネルギー機関の安川香澄さんは、

「ほとんどの地熱資源が国立公園などの自然公園内にあるため」

などと説明しました。

最近では規制が緩和され、開発の余地は増えています。

日本では2030年度までに、地熱発電の割合を0.3%から1.0%以上にすることを目標としています。

地熱発電の落とし穴 韓国で起きた大きな地震

2017年11月、韓国の港町ポハンは、震度4の地震に見舞われました。

韓国の観測史上2番目に大きいマグニチュード5.4を記録しました。

韓国は地震が少ないため建物の耐震強度が低く、被害が拡大しました。

ポハンで当時行われていた地熱開発で、大量の水を地下に注入したことにより、活断層が刺激されたことが地震の引き金となったとみられます。

ポハンの地熱発電所で採用されたのは、高温岩体発電という発電方法でした。

地下深くにある高温の岩体に高圧の水を注入し、温められ熱水となったものを組み上げ発電に利用するというものです。

安川香澄さんは、

「日本では高温岩体発電は行われていないので、ポハン地震と同様の理由で地震が起こることはないが、慎重に周辺のモニタリングをして常に解析していくことが重要」

などと話しました。

ヤマザキマリさんは、観光名所となっているアイスランドの地熱発電所を紹介しました。

温泉成分シリカたっぷりの泥パックなどが人気だそうです。

私財150億円を投入した名物経営者の挑戦

一代にして全国750店舗のスーパーチェーンを築き上げた名物経営者の沼田昭二さんは、そのノウハウを活かして地熱発電所の設置を行っています。

1年に1カ所ずつ地熱発電所を増やしていくことをが目標だそうです。

脳梗塞などで2度生死をさまよったことで、私利私欲を捨てて世のため人のため次世代の子どものために、日本の将来の心配ごとである純国産エネルギーを増やすことをしたいと考えたそうです。

スーパーと同じく必要なものは自分で作るスタイルで、コスト削減につなげています。

掘削のための技術者を要請する専門学校も設立しました。

Twitterでの所さん事件ですよでやってた地熱発電への反応

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