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所さん事件ですよで特集した100円物件をまとめてみた

昨日の所さん事件ですよで特集した100円物件をまとめてみました。

まさかの100円物件

土地付き一戸建てが100円などと言う、そんな美味しい話あるのでしょうか。

でも、ネットで検索してみたら、確かにそうした広告がありました。

事情に詳しい人物に聞いてみると、その人物は実際に100円で物件を売りに出したことがあるそうです。

その人物の案内で、その物件を訪れました。

930平米の土地に畑、4LDKの母屋、二階建ての蔵がありました。

しかし居間を訪れると、屋根が抜け落ちてしまっていました。

雪の重圧で崩れたそうです。

先祖代々続く庄屋の家柄と言うこともあり、処分を躊躇してきましたが、倒壊の危険もあるので売却を考え始めたそうです。

不動産会社は、

「解体して更地にすれば検討の余地はある」

と言うことでしたが、解体費用は200~300万円かかってしまいます。

思い悩む中、偶然見つけたのが100円物件のサイトでした。

20件以上の問い合わせがあり、内覧会を行うなどしています。

まもなく売却できそうだとのことです。

100円物件を掲載するサイトを運営する企業に話を聞いてみました。

この会社は、デッドスペースを活用した町おこしや、空き家の活用法を企画するイベント会社でした。

100円物件のサイトは、社会問題となっている空き家を活用したいと3年前に立ち上げたそうです。

これまで20軒以上の空き家が100円で取り引きされ、住居や古民家カフェに生まれ変わってきました。

空き家問題について徹底的に掘り下げていました。

空き家問題

ホルコムジャック和馬さんは、100円で買っても解体費用がかかってしまうことを伝えました。

空き家問題の専門家・NPO法人空家・空地管理センターの上田真一代表理事は空き家が増えた理由について、

「地方では東京など都市部へ移住する人が多いことがある」

と話しました。

一方、都市部の郊外では、親世代は郊外に庭付き一戸建てを買うのがよしとされニュータウンが増えましたが、子ども世代は、

「便利な場所に住みたい」

と言う気持ちを持つ人が多く、結果としてニュータウンが空き家になってしまうという現象が起きています。

「建物が建っていると更地に比べて土地の税金が安くなるから」

と言う理由もあります。

お笑い芸人のチャド・マレーンさんは、

「今日本に空き家は849万戸ある」

と話し、日本の空き家をネットで紹介する外国人について伝えました。

格安&絶景 まる得物件の原因は

庭付き一戸建て、3LDK、格安、絶景、即入居可の物件を紹介しました。

不動産会社の人に案内され、長崎市にあるその物件を訪れると、その物件にたどり着くためにはとてつもなく長い階段を上らなければなりませんでした。

長崎市は坂が多く、市街地の7割が斜面だそうです。

その家は築53年ですが、不動産業者によって300万円かけてリノベーションされています。

家賃は2万9000円と、相場の半額ほどです。

さらに、10年住めば家が譲渡されます。

子育て世代向けの設定で、子どもの学費が増えだした頃に家賃負担が減らせるようになっています。

人口流出が続く長崎市の空き家対策の一環でもあります。

このまる得物件の初めての内覧会には20組が訪れ、狙い通り若い人たちの姿が多く見られました。

ホルコムジャック和馬さんは、紹介された長崎のまる得物件のリノベーションへの工夫、レトロかわいさを残していることを紹介しました。

チャド・マレーンさんは、自身もDIYが可能な元空き家に住んでいることを紹介しました。

空き家を減らす救世主誕生

山梨県丹波山村は空き家率30.5%だそうです。

空き家をへらす救世主、梅ちゃんこと梅原颯大さんは、大学を卒業してすぐに丹波山村に移住し、空き家メインの不動産業を営んでいます。

梅ちゃんは、村の委託を受けて空き家を調査しています。

外壁や屋根の状態などをランク付けし、どの程度修繕すれば利用できるのか探っていきます。

空き家探しと並行して、空き家の所有者を探すのも大事な仕事です。

梅ちゃんと丹波山村との出会いは、大学の授業で地域おこしを学ぶため、村に通ったときでした。

村の人たちと親しくなるにつれ、

「空き家はあるけど住む家がない」

と言う村の事情を知りました。

空き家はあるが、所有者が分からず、移住希望者がいても住む家を提供できません。

梅ちゃんは丹波山村での事業を出発点として、全国的な空き家問題の解決を目標としています。

上田真一さんは、

「空き家の所有者の特定は大変な作業であること」

などを話しました。

今年4月より、所有者不明の空き家や土地の利用・処分が可能になる制度が始まります。

チャド・マレーンさんは、

「空き家問題を一気に解決するかもしれない秘けつとして、日本にある空き家の数849万戸はオーストラリアの全世帯数と同じなので、オーストラリア人全員が引っ越してくればいい」

などと話しました。

Twitterでの所さん事件ですよで特集した100円物件への反応

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