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所さん!事件ですよでメタバースを特集していました

所さん!事件ですよで、メタバースを特集していました。

メタバースは、インターネット上の3次元の仮想空間に、自分のアバターを置いて活動します。

演歌の女王が自宅でまさかのメタバース

NHK紅白歌合戦に23回出場している演歌の女王、八代亜紀が番組のディレクターを自宅に招きました。

初めてメタバースで、バースデーイブライブをするそうです。

昭和のキャバレーを思わせる3次元の仮想空間。

観客は、インターネット経由でステージを鑑賞します。

八代さんは、両手にリモコンを持ち、専用のゴーグルを装着し、仮想空間上の八代さんを動かしながら歌いました。

メタバースとは、インターネット上の3次元の仮想空間に、アバターという自分の分身を置いて活動するというものです。

コロナ禍でライブが激減した八代さんにとって、メタバースライブは、ファンに歌声を届ける新しい試みだそうです。

メタバースの定義

メタバースは、幅広くて明確な定義は今のところないのだそうです。

今回、番組では、メタバースを

「自分の分身で活動するインターネット上に作られた3次元の仮想空間」

と定義しました。

専門家として、メタバース文化エバンジェリストのバーチャル美少女ねむさんがアバターで出演し、紹介されました。

女性風の声・見た目ですが、中の人は男性だそうです。

現実では絶対なれない自分になれるのがメタバースの魅力だそうです。

また、もうひとりの専門家、弁護士の道下剣志郎さんは、メタバースの課題として、どの国の法律が適用されるかなどが定かでないことを挙げました。

メタバースに救われた新しい働き方改革

福岡在住の加藤勝己さんは、メタバース上のイベントの制作・開発・運営に携わっているシステムエンジニアだそうです。

4年前、仮想空間のイベント制作をする会社で働き始めました。

加藤さんの会社では、大阪を始め様々な街を仮想空間で再現しているそうです。

企業や自治体、個人からも依頼を受け、500以上のイベントブースを作っているそうです。

加藤さんは、持病でパニック障害を持っていて、通勤やオフィスワークがままならず、2度の休職を経験していましたが、今の会社と出会い、自分に合った働き方を見つけました。

フルリモートで働いているそうです。

発作が起きても人目を気にせず休むことができるそうです。

会議も仮想空間で行うそうです。

この会社の社員は、世界中に在籍していて、お互いに名前も顔も知らないのだそうです。

若者の就労支援をしている浅海道子さんは、3年半くらい前に腰が悪くなり、出かけるのがつらくなってしまい、メタバースでの就労支援を始めました。

浅海さんは、メタバースならあまり年の差を感じなく、本音を聞き出しやすいと話しました。

メタバースに描く未来

メタバースをビジネスチャンスとして捉え、夢をかなえようとしている人がいます。

イラストレーターのアマネ・メイさんは、去年、ある海外企業が運営する仮想空間であるメタバース上の土地を買ったそうです。

実際の土地さながらに区分けして販売されているそうです。

購入者は、自分の土地にビルや家などを建て、自由に開発ができます。

イベントやゲーム大会など思い通りのビジネスを行えます。

音楽業界など数々の企業がメタバースの土地を所有しているそうです。

この仮想空間がオープンするのはまだ先とのことですが、ビジネスチャンスと捉えている人が世界中にいる模様です。

アマネ・メイさんは、自身のキャラクターを生かしたテーマパークを作ろうと考えているそうです。

入園料やグッズ販売で収入を得たいと、その夢は膨らみ続けます。

メタバースの可能性とリスク

所さんは、仮想空間はケガなどをしないため安全だが、それによって面白みがなくなる可能性について言及しました。

木村佳乃さんがメタバースドラマが出てくるのではないかと話すと、バーチャル美少女ねむさんは、演劇を楽しむのはメタバースで一大カルチャーになっていると話しました。

道下剣志郎さんは、

「メタバースは絶対に儲かる」

という投資話には、気をつけてもらいたいなどと注意を促しました。

Twitterでのメタバースへの反応

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