本ページはプロモーションが含まれています

Twitterまとめ 行政 雑学

ガイアの夜明けで特集したのはニッポン半導体の復活の道だった

ガイアの夜明けで特集したのは、ニッポン半導体の復活の道のスクープでした。

家電やインフラ、軍事面で欠かせないものとなっているのが半導体です。

判断は回路の線幅が細いほど高性能となり、より線幅の細い次世代半導体の開発が台湾、アメリカ、韓国で加速しています。

次世代半導体は、今後自動運転システムなどにも欠かせないものとなる見込みです。

半導体の日米極秘交渉の裏側

今年5月の日米首脳会談では、互いに連携して次世代半導体の開発を進めていくことが決められました。

現在、次世代半導体の開発は、その多くを台湾のTSMCが担っていますが、中国が台湾への圧力を強める中で、安定的な次世代半導体の確保は両国にとって急務と言えます。

極秘半導体交渉

10月、経済産業省の金指壽課長は、Googleやintelとの極秘半導体交渉に向けて準備を進めていました。

交渉の目的は、アメリカの官民に対し、日本の開発姿勢をアピールすることです。

ニューヨークに到着した金指課長は、ラピダスの新社長に就任する予定の東哲郎氏など半導体業界の重鎮と会談しました。

翌日、代表団はIBMを訪れ交渉を開始しました。

IBMは過去に最先端半導体の製造委託を日本に持ちかけていたこともあり、交渉は日本への最先端技術提供で大筋合意となりました。

アメリカ政府と交渉

翌日、代表団はワシントンでアメリカ政府と交渉を行うことになりました。

半導体を戦略物資とみなしているバイデン政権から、先端半導体の技術提供許可をもらうため、商務省には東社長やNTTの澤田会長、NECの遠藤元会長などが集合しました。

商務省トップであるジーナ・レモンド長官やNSCのスタッフを交えた会談が行われ、半導体の台湾依存を脱却すべく補完的な連携を約束しました。

今年5月に行われた萩生田政調会長とレモンド長官の会談で、相互投資や人的交流などが約束されていたこともあり、交渉は無事にまとまりました。

交渉では、NTTの次世代通信技術実現に向けた交流も約束されました。

日の丸半導体

これまでにも政府が旗振り役となって立て直しが行われてきたものの、失敗が続いてきた日の丸半導体。

今回の交渉ではその反省から、よりグローバルな形での勝負を進めていると金指課長は語ります。

サンフランシスコを訪れた代表団は、Googleとintelに日本製半導体をアピールしました。

半導体業界のレジェンドとして世界的に有名な東社長の人脈と名声を生かし、無事に交渉は終わりました。

次世代半導体の開発においては、開発競争ではなく共生が重要となる局面に差し掛かっていて、現在は複数社で共に進化させていくことが重要です。

アメリカvs中国と半導体対立の中で初取材した台湾TSMCとは

先端半導体で6割のシェアを誇るのが台湾のTSMCです。

新竹市に本拠を構えるTSMは、目と鼻の先に人民解放軍基地を抱えると言う地政学的リスクに晒されています。

1987年に設立されたTSMCは、半導体の生産を専門的に受託することで技術を蓄積してきた会社です。

1兆2000億円を投資して熊本工場の建設を進めているTSMCですが、今後は更に日本での工場設立も検討しています。

一方で、ラピダスの設立については

「期待している」

と述べるに留まりました。

敗北の時代を知る男 ニッポン半導体に新時代を

ラピダスの新社長に就任した小池淳義さんは、かつてトレセンティテクノロジーズを率いて、世界初の半導体量産技術を確立した経歴の持ち主です。

トレセンティテクノロジーズは、親会社との不和や不況の影響で消滅してしまいましたが、小池社長はそのノウハウと教訓を生かして日本の半導体を復活させようと考えています。

小池社長はNYを訪れ、ライセンス契約を結ぶIBMの幹部と会談を行いました。

かつての敗北を乗り越え、日本の半導体事業がようやく本格的にスタートしました。

Twitterでのガイアの夜明けで特集したのは半導体への反応

-Twitterまとめ, 行政, 雑学
-, ,

© 2024 アラ還おやじのコーヒータイム!これっていいんじゃない?