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プロフェッショナル仕事の流儀は俵万智だった

昨日のプロフェッショナル仕事の流儀は、俵万智さんでした。

歌はどのように生まれるのか 歌人俵万智との日々

1か月前に仙台へ越してきた俵万智さんは、これまで一切の私生活を明かしてきませんでした。

俵万智さん、これまで発表した歌集の全てが異例の売り上げを記録しています。

1300年間受け継がれてきた短歌の歴史において、俵万智さんは古語ではなく平易な言葉で思いを伝えると言う大きな転換を果たしています。

その短歌を生み出す現場は、朝8時の布団の中です。

俵万智さんは、未だ日常に目覚めていない半覚醒状態で作品を生み出すことが多いそうです。

題材となるのは日常の風景ですが、そこにファンタジーを加えるのが俵万智さんの手法です。

新天地に越してきたばかりの言い表せない気持ちを言葉に書き起こそうと考える俵万智さんは、

「皆が感じている言葉を捕まえることが詩の役割だ」

と語ります。

31文字に込めるもの 歌人俵万智のこだわり

俵万智さんの短歌には、ちょっとした勘違いや老いとの付き合い方など、日常の風景が込められています。

「日常は油断ならない」

と語る俵万智さんが歌を作るにあたってこだわっているのが、

「悲しいだけの歌は作らない」

と言うことです。

9割が悲しい作品であれ、残りの1割には前を向く気持ちを入れるそうです。

恋の歌が生まれる時 歌人俵万智のデート

別の日、念入りに化粧をした俵万智さんは、ボーイフレンドとのデートに出かけました。

40歳でシングルマザーとなった後も変わらずに恋の歌を詠み続けてきた俵万智さんは、デートを終えた翌朝、

「下心があったので恋の歌はできなかった」

と笑いながら語りました。

40年ぶりに挑む50首連作 歌人俵万智との日々

ある日、40年ぶりに挑む50首連作に挑戦するという決意を語った俵万智さん。

息子が独立し、還暦を前にした自分が何を語りたいのかを考えていた俵万智さんは、かつて息子が通っていた学校を訪れました。

干し柿を作っていると言う学生の部屋を訪れ、柿を干している様子を見せてもらい大きな刺激を受けた俵万智さんは50種の連作作りに着手しました。

言葉から言葉紡がす 歌人俵万智の誓い

19歳で短歌と出会った俵万智さんは、31文字の制約の中にある自由に惹かれ、国語教師の傍らで歌人となりました。

「サラダ記念日」

の大ヒットにより短歌の世界を一変させた俵万智さんですが、第3歌集

「チョコレート革命」

を出版した頃から短歌との付き合い方が変わってきたそうです。

大ヒットを受けて標語や広告制作、演劇や小説の執筆依頼などが殺到し、それらを器用にこなす中で短歌が作れなくなっていることに気づきました。

そんな折、40歳で息子に恵まれシングルマザーとなった俵万智さんは、二度とない時間を記憶に留めるために短歌を作り始めました。

子育てを通じて原点に戻ることができたと言う俵万智さんは、言葉と心は一体であると強く感じたそうです。

歌人俵万智との日々

新作に挑んで1か月、俵万智さんは20年ぶりに浮かんできた言葉の下の句を見つけられずにいました。

それでも俵万智さんは焦らずに日々を過ごしています。

還暦を前にしても老いを肯定的に捉えたいと語る俵万智さんは、日々の中から下の句を見つけ出し、新たな一首を生み出しました。

日常や老いを素直に見つめた歌を作り続けている俵万智さんは、

「平凡に生きているだけでも歌は詠めると改めて感じた」

と振り返りました。

息子を交えて完成した中から50首の短歌を選んだ俵万智さん。

それと同時に還暦を迎えた俵万智さんは、

「むっちゃ夢中、とことん得意、どこまでも努力できればプロフェッショナル」

と語りました。

Twitterでのプロフェッショナル仕事の流儀で特集した俵万智への反応

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