昨日のゲンキの時間は、筋肉の特集でした。
やっとけばよかったと後悔していることは?という街頭インタビューをしていました。
それぞれ、いろんな後悔がありますが、特に気をつけたいのは運動不足です。
高齢者が運動不足をそのまま放っておくと、さまざまな病気に繋がる可能性があります。
筋肉は使わないとどんどん減り、運動する機会が減り、さらに運動不足になる悪循環を生み出していきます。
運動不足をほうっておくと、寝たきりや要介護になってしまうリスクが1.6倍、死亡リスクは2倍高くなってしまうそうです。
筋肉は、トレーニングすれば90歳からでも成長するそうです。
目次
健康寿命を伸ばす命綱 人生を変えるある筋肉の秘密
運動不足の人の筋肉はどうなってしまうのか、男女3人で検証しました。
台の上に座って、片足で立てるかどうかでチェックしました。
高齢者にとって重要な筋肉がわかるそうです。
周囲に人がいて、転倒しないようつかめる物がある箇所で行うよう充分に注意が必要だそうです。
番組の出演者は、全員両脚とも立つことができませんでした。
これで、大腿四頭筋の衰えがわかるそうです。
寝たきり・要介護のリスクが上がる大腿四頭筋の衰え
大腿四頭筋が衰えたまま放置すると、筋繊維が細くなって、最終的には動けなくなってしまうそうです。
人体はメカニズムとして、使っていない臓器への栄養供給は減らしているのだそうです。
筋肉も使わないと栄養が届かなくなり、繊維が細くなってしまうそうです。
また、高齢になると、ホルモンなどの関係で筋力が下がってしまうそうです。
20代から70代まで腕の筋量は10-20p、下半身は30-40pも減少してしまう傾向があるそうです。
加齢による筋力低下はしょうがありませんが、生活の質に直結するそうです。
問題は筋肉の量だけではない 意外と知らない筋肉の脂肪
脚の筋肉について、
「脚は加齢を感じる、こういうのできた試しがない」
と話しました。
坪倉さんや石丸さんは、片足立ちができたそうです。
筋肉の超音波画像を比べると、運動をしている人の筋肉は白い線が少なく、運動不足の人は線が多いです。
この線は、筋肉の中に溜まった筋肉脂肪で、霜降り肉のような状況になっているそうです。
腕や足の筋肉の太さが変わらなくても、筋肉脂肪が溜まると、筋力は低下していくそうです。
がん・認知症を予防する筋肉から分泌されるホルモンの秘密
御年89歳の稲田弘さんは、健康のため60歳でジムに通い始めました。
今は、現役のトライアスロン選手であり、運動をしているから健康でいられる、などと話していました。
専門家によると運動すると筋肉からマイオカインというホルモンが分泌される事がわかってきたそうです。
マイオカインとは、筋肉が収縮することで分泌されるホルモンの総称で、大腸がんや認知症、動脈硬化などの効果があるということが分かってきているそうです。
普通の運動を20~30分、少なくとも週3回行うと良いそうです。
大腿四頭筋の簡単に続けられるお風呂トレーニング
須藤さんおすすめの風呂でのトレーニングを紹介しました。
風呂は毎日入るので習慣化しやすく、浮力によって筋トレの辛さが軽減するそうです。
大腿四頭筋に効果抜群の風呂でのトレーニングを紹介しました。
まずは、腿裏の筋肉をストレッチです。
息を吐きながら前屈し8秒キープします。
左右1回ずつ行うことで腿の表裏の筋肉バランスを整えます。
次に、片脚で円を描くように外側5回と内側5回。
1日に1~3セット行います。
次に、息を吸いながら6秒かけて足を開き、噴きながら秒かけて足を閉じます。
10~15回行い、脚の内側と腹筋を鍛えます。
最後は、片脚ずつ外側に15cmと内側に15cm水平に動かします。
左右8回を1セットとし1日1~3行うと効果的だそうです。
トレーニングが物足りなくなったら回数を増やしたり、部屋でやってもいいそうです。
「大腿四頭筋は、将来寝たきりになるかどうかを左右する重要なもので、風呂でのトレーニングから始めていただきたい」
などと話しました。
Twitterでのゲンキの時間で紹介した大腿四頭筋への反応
ある筋肉とは"大腿四頭筋"。もっとも筋肉量が衰退する筋肉。運動するとマイオカイン分泌効果で大腸がん・認知症・動脈硬化の予防になる。
番組では、入浴時にできる4つの簡単トレーニングを紹介していた。
ちょっとした段差でつまずいて骨折して動けない間に筋力が低下して負のスパイラルに陥る。
スクワットやジョグしても偶につまずくから鍛えよう。
80歳のお袋にも転倒防止対策で筋トレするように伝えておこう。
筋肉量を増やすと、分泌量も増える。
寝たきり予防の他に認知症予防(脳の神経細胞育成)や、大腸癌予防なども。
湯船で肢の回旋や開閉などから始めて、
*年取ると大腿四頭筋が落ちて来る、スクワットもだが、寝て肢で字を書くが良。