ヒューマニエンスQで特集した家畜の遺伝子の共進化をまとめてみました。
家畜には、産業動物と愛玩動物に分けられます。
家畜がもたらした人の繁栄
ヤギは最も古い家畜化された動物です。
攻撃のための角が小さくなり、家畜のヤギになったのが約1万年前です。
動物の家畜化が始まったのは、現在の西アジアです。
農耕・牧畜が始まると人口が増加しました。
安定した食事ができるようになったからと考えられますが、それだけではありません。
もう一つ重要なことは、家畜のミルクが栄養源になったと考えられます。
人の遺伝子の進化にも関わっています。
家畜化という共通の進化
智頭町に昔ながらの生活をするため移住した人がいます。
岩田和明さんの暮らしのパートナーは馬です。
飼っているのは道産子です。
見慣れた家畜動物は、白いものが多いものです。
それこそ家畜になった大きな特徴です。
白くなった家畜動物は攻撃性が低くなり、一箇所にまとめてもケンカをしません。
神経堤細胞は受精初期に生まれ、体の細胞を作ります。
家畜動物は、神経堤細胞が減少しています。
神経堤細胞の減少による2つ目の現象は、攻撃性の低下です。
変化が出る部位は歯や顎の骨で、神経堤細胞が多いほど太くて頑丈になります。
もう一つ重要視されるのが副腎です。
ストレスに抵抗するため副腎は、コルチゾールが生成します。
しかし家畜動物は強いストレスを感じることが少ないため、コルチゾールの量が減少しているかもしれません。
これが攻撃性の低下となります。
ストレスのない環境こそが、家畜化と言う共通変化をもたらすと考えられます。
実はあなたも家畜化している?
人は自己家畜化しています。
テストステロンは、攻撃性を高める働きを持ちます。
約20万年前の頭蓋骨にみられた眉の出っ張りがみえません。
これこそテストステロンが抑えられた証拠です。
つまり攻撃性が低下した証と考えられます。
家畜化により攻撃性が高まることもあります。
原因は、オキシトシンです。
仲間意識の有る身内に対し友好的に接しますが、敵対心を持った相手には攻撃するようにもなります。
TwitterでのヒューマニエンスQが取り上げた家畜への反応
NHKテレビ 3/27(月) 午後11:00-午後11:29 ヒューマニエンスQ(クエスト)シーズン2「“家畜”それは遺伝子の共進化」を視聴しました。 ” 人類は自分自身をも家畜化し、ヒトの進化に大きく関わった可能性がある ” と妄想を広げました。国が市民の生涯を計画する社会では自由な贅沢を隠して蓋をする。
— 三平宗憲(@mihira2)Mon Mar 27 19:42:11 +0000 2023
NHKTV 3/27(月) 午後11:00-午後11:29 ヒューマニエンスQ(クエスト)シーズン2「“家畜”それは遺伝子の共進化」 を視聴しました。” 人類は自分自身をも家畜化し、ヒトの進化に大きく関わった可能性がある ”と仮説を述べました。資本主義経済で我慢の労働に報いる多様な娯楽は配合飼料なのかと想う。
— 三平宗憲(@mihira2)Mon Mar 27 19:36:59 +0000 2023
NHK TV 3/27(月) 午後11:00-午後11:29 ヒューマニエンスQ(クエスト)シーズン2「“家畜”それは遺伝子の共進化」を視聴しました。 ” 人類は自分自身をも家畜化し、ヒトの進化に大きく関わった可能性がある ” と仮説を展開しました。政策で使う「飴と鞭」補助金・税制優遇に規制・罰則を想いました。
— 三平宗憲(@mihira2)Mon Mar 27 19:26:51 +0000 2023
オキシトシン
自己家畜化
へ~~~~~(*゜Q゜*)
#ヒューマニエンス
— コミヤン56(@koteru9277)Mon Mar 27 14:33:35 +0000 2023
3月27日(月)夜🌃22時59分
😑ちょっと🖥️1️⃣ヒューマニエンスQを見ます。
家畜
— 使えないスマホ4世(@3gHypyweLGdkAOA)Mon Mar 27 14:01:45 +0000 2023