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ヒューマニエンスQで特集した腸内細菌をまとめてみた

ヒューマニエンスQで特集した腸内細菌をまとめてみました。

腸内細菌を利用する最新研究や先端医療を紹介しました。

腸内細菌で金メダル

腸内細菌と運動の関係は、海外の研究者も注目しています。

2019年、アメリカの医学誌にアスリートのパフォーマンスを高める能力を持つ腸内細菌が見つかったと発表されました。

調査したのはボストンマラソンの参加者たちです。

便を集め、腸内細菌を調べました。

高タイムを出したランナーは、

「ベイロネラ・アティピカ」

の割合が高かったそうです。

マウスの実験で、ベイロネラ・アティピカを持つマウスは、13%長く走りました。

カギは

「乳酸」

です。

筋肉を使う時、糖をエネルギーとして使い運動をしています。

糖を使った分だけ乳酸が溜まります。

溜まった乳酸の一部は、腸内にやってきます。

ベイロネラ・アティピカは乳酸が好物で、食べるとプロピオン酸を放出します。

プロピオン酸が肝臓へ送られ糖に変換されます。

今後、更なる解明が進めば、人類は腸内細菌のお陰で新記録を打ち立てるかもしれません。

腸内細菌で難病と闘う

腸内細菌を用いた新たな医療戦略が始まっています。

それは

「腸内細菌で難病治療」

です。

便で挑むのは、国の指定難病の1つ

「潰瘍性大腸炎」

です。

現在、推定20万人の患者がいます。

患者の腸内細菌は、特定の細菌がほとんどで多様性を失っています。

多様性を戻すため便溶液を使用します。

腸内細菌を抗生物質でリセットします。

便移植療法は、臨床試験で効果を確認中で、約7割の患者が改善がみられたそうです。

移植後、2週間後には多様性が改善され、2年後にも効果が持続していました。

さらに同世代で、兄弟・姉妹の腸内細菌がマッチングしやすいそうです。

腸内細菌で脳を育てる

腸内細菌を使った試みは、脳の病気でも使用されています。

うつ病や自閉症などを腸内細菌を見直すことで改善したり、パーキンソン病を腸内細菌のケアで予防する取り組みが行われようとしています。

腸の神経細胞は、脳の神経細胞と同じものだそうです。

脳と腸には深い関係があり、脳腸相関と呼ばれます。

適切な腸内細菌を持つことで、動物の脳は正常を保つことができます。

腸内細菌のノアの方舟

現代人の腸内細菌にも、ノアの方舟が必要だと言う考えが現れました。

人々は文明を発達させてきましたが、腸内細菌が失われているそうです。

TwitterでのヒューマニエンスQで特集した腸内細菌への反応

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