昨日のヒューマニエンスQで、血液について特集していたので、その魔法の体液についてまとめてみました。
ミステリーだらけ血液型の謎
血液型は、A、B、O、ABの4つの型が代表です。
発見されたのは、20世紀初頭、カール・ラントシュタイナーによってです。
Oは、ドイツ語で何も無いと言う意味のOhneです。
O型は糖鎖の先端に、アセチルガラクトサミンやガラクトースを付けていません。
血液型の遺伝子が壊れていても健康に支障がありません。
血液型は無数にあり、種類が分かれているのは26もあります。
全て含めると血液型は、223垓通りも存在します。
血液は変幻自在
血液は、大きく3つに分けられます。
赤血球が作られるのは骨髄です。
赤血球は成長して骨髄から出る直前に核を捨てます。
それを脱核と呼びます。
赤血球に核が無いのは、哺乳類だけで、全身に多くの酸素を送ることができました。
それにより高度な運動能力を身に着けたと考えられています。
血は若返りの秘薬
2019年、アメリカで注目を浴びたニュースが、
「あるクリニックが若者の血液の輸血を高額な料金で提供し若返りを狙う富裕層が殺到した」
でした。
カリフォルニア大学で行われた実験が発端で、若返る結果が報告されました。
世界中の研究者が、若い血液にある若返り因子を探し始めました。
注目したのは、血しょうでした。
タンパク質が含まれ、その中に若返りを起こす物質があると睨んだのです。
そして候補として浮かびあがったのは、GDF11でした。
研究者は、GDF11を人工的に作り出すことに成功しました。
未来を変える人工血液
輸血用の血液は、常に不足がちです。
人工赤血球の開発が進められています。
体内に投与することで、本物の赤血球と同じように酸素を全身に運ぶことができます。
人工赤血球のメリットは、その扱いやすさです。
さらに人工血液の開発も進めています。
人工赤血球は、リン脂質で作った袋に酸素を運ぶヘモグロビンを詰めています。
血液型に関係なく輸血することができます。
TwitterでのヒューマニエンスQで特集した血液への反応
NHK TV「ヒューマニエンスQ」
若い体の血液が老いた体を若返らせる。•••これって•••
— kicka(@kicka34324034)Mon Feb 06 14:27:13 +0000 2023
今日のヒューマニエンスQは血液。
O型の人は血液の型が壊れてるのにピンピンしてるて話してる。けど、私の周りの大きい病気した人は〜とか思うけど、それぞれクセがあるんかなぁ。
てか血液型正確に分けたら全部で223垓通りやって。そりゃそうやんね、色んな血混ざってるし。
— にゃごゆうこりん(@220natural)Mon Feb 06 14:10:43 +0000 2023