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ゲンキの時間は頭痛の意外な原因を特集してた

今日のゲンキの時間は、頭痛の意外な原因を特集していました。

日本人の4人に1人が頭痛に悩まされていて、原因は分かっているだけでも300種類以上あります。

なかには命を脅かす頭痛もあります。

危険な頭痛を見極めるポイントを、専門医が解説してくれました。

危険な頭痛を見極めるポイント

近藤医師が、偏頭痛と危険な頭痛の違いを解説しました。

一次性頭痛は脳に異常がない頭痛で、二次性頭痛は脳に異常がある頭痛です。

くも膜下出血

くも膜下出血により、年間1万人以上が亡くなっています。

クモ膜下出血は、人のの脳を覆う3層の髄膜のうち、2層目のクモ膜と3層目の軟膜の間の空間であるクモ膜下腔に出血が生じ、脳脊髄液中に血液が混入した状態です。

脳血管障害の8%を占め、突然死の6.6%がこれに該当すると言われます。

50歳から60歳で好発し、男性より女性が2倍多いとされています。

脳動脈瘤の破裂が主な原因で、日本では 年間1万人程度の死亡原因となっています。

くも膜下出血の症状

突然始まる、強い持続性の頭痛が主な症状です。

嘔吐を伴うこともあります。

頭痛は

「金属バット、ハンマーで殴られたような」

などと表現されます。

少量の出血の場合は、頭痛はそれほど強くないことが多いです。

頭痛の発症は、突然起こることが特徴です。

この頭痛は数時間で消失することはなく、数日間持続します。

その他の神経症状がないことも珍しくなく、脳内血腫を伴わなければ片麻痺、失語などの脳局所症状はみられません。

なお、出血が高度であれば意識障害をきたし、頭痛を訴えることはできません。

神経症状として、髄膜刺激症状が認められることが多いのが特徴です。

椎骨動脈解離

後頭部の急激な痛みは、椎骨動脈解離の可能性があります。

椎骨動脈解離は、生活習慣などが原因で発症します。

椎骨動脈解離により、脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血を起こすことがあります。

脳腫瘍

朝方の頭痛が毎日繰り返されるのは、脳腫瘍の可能性があります。

明け方は脳がむくみやすく、頭痛が起きやすくなっています。

脳腫瘍は、頭蓋内組織に発生する新生物です。

脳腫瘍は脳細胞だけでなく、硬膜、クモ膜、頭蓋内の血管や末梢神経、その他の頭蓋内に存在するあらゆる組織から発生します。

発生頻度は、毎年約100,000人に12人の割合であるとされています。

具体的な発生要因は、明らかになっていません。

脳腫瘍の症状

脳腫瘍は、通常何らかの症状が出たときには、すでに腫瘍はある程度の大きさに成長しているため、脳浮腫を引き起こしている場合がほとんどです。

頭痛、吐き気、嘔吐などを起こすとともに、発生部位によっては局所症状として視野欠損や難聴、運動麻痺、言語障害などを伴うことがあります。

また皮質に病巣がある場合は、痙攣発作を起こす場合が少なくありません。

なお、頭痛は朝起きてすぐが最も痛みが強いのが特徴です。

女性の場合は、時には男性もですが、初期徴候として、妊娠していないにもかかわらず、母乳が出ることがあります。

これは乳汁分泌ホルモンの過剰産生によるもので視床下部、脳下垂体の機能障害によるものとされ、トルコ鞍近傍の腫瘍に特徴的にみられます。

慢性硬膜下血腫

頭に衝撃を受けると、慢性硬膜下血腫になる可能性があります。

慢性硬膜下血腫は、高齢になるほど発症しやすくなります。

慢性硬膜下血腫を見極めるポイント

頭にケガをしてから数週間後に頭痛を繰り返すと、慢性硬膜下血腫になっている可能性があります。

慢性硬膜下血腫は、高齢になるほど発症しやすくなります。

慢性硬膜下血腫の症状

数週間か数ヶ月前に頭をぶつけたと言ったことがあり、しばらく全く異常がなかったものが、頭蓋骨の内側にある脳を覆う硬膜と、脳の表面との隙間に血が溜まることで、出血がじわじわと進んで血腫が大きくなって脳を圧迫する事で、だんだん痛みだし、片麻痺、意識障害が急激に出現、進行してきます。

また認知症に似た症状もみられる事から、認知症と混同されてしまう場合もあります。

症状の組み合わせでわかる危険な頭痛を見極めるポイント

近藤医師が、髄膜炎を見分けるポイントを解説しました。

ウイルス性髄膜炎は、1週間ほどで治癒して後遺症もほとんど見られませんが、細菌性髄膜炎は重症化する可能性があります。

髄膜炎は、髄膜、つまり脳および脊髄を覆う保護膜に炎症が生じた状態です。

脳膜炎、脳脊髄膜炎とも言います。

炎症はウイルスや細菌をはじめとする微生物感染が原因となり、薬品が原因となることもあります。

髄膜炎は炎症部位と脳や脊髄との近接度合いによっては生命の危険があります。

髄膜炎の症状

髄膜炎の症状は頭痛、項部硬直で、発熱や錯乱、変性意識状態、嘔吐、光を嫌がる、騒音に耐えられなくなるなどといった症状を伴います。

髄膜炎に最も多い症状が重度の頭痛です。

次に多いのが項部硬直、つまり首の筋緊張、硬直により首を他動的に前へ曲げられなくなると言う症状がみられます。

ウイルス性髄膜炎

ウイルス性髄膜炎は、ウイルス感染によって生じる髄膜の炎症です。

ウイルス性髄膜炎の症状

エンテロウイルスによるウイルス性髄膜炎の多くは、発熱、悪心、嘔吐で発症します。

発熱は、38~40度程度で様々ですが、5日程度持続します。

中には髄膜脳炎の症状を起こすことがあり、意識障害、痙攣、巣症状を起こすことがあります。

細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎は、細菌感染によって起こる中枢神経系の感染症です。

別名、化膿性髄膜炎とも呼ばれます。

細菌性髄膜炎の症状

典型的な症状は、発熱、頭痛、嘔吐、羞明、項部硬直、傾眠、錯乱、昏睡です。

細菌性髄膜炎は、急激に発症することが多いのが特徴です。

約860万人を悩ます片頭痛の意外な原因

片頭痛は、脳の結果が拡張することで起き、過度なストレスや過労などが原因となります。

不純物を含んだ血液が脳に運ばれると偏頭痛となり、脳梗塞を引き起こすこともあります。

心エコー検査は、心臓に穴があいているかしらべることができます。

片頭痛や脳梗塞の原因になる心臓の穴 卵円孔

片頭痛や脳梗塞の原因となる心臓の穴

「卵円孔」

の、カテーテルを使った最新治療を紹介しました。

卵円孔

卵円孔とは、胎児期の心臓にある右心房と左心房をつなぐ孔のことです。

出生後は、卵円窩として痕跡を残します。

心臓が原因で脳梗塞になる心房細動

脳梗塞を引き起こす心房細動は、脈を確認することでチェックできます。

心房細動

心房細動は、心房が細かく動くことで、不整脈の一種です。

心房細動の症状

心室から送り出される血液の体積が減って心臓の効率が低下するだけでなく、心房の中の血液がよどみ、血栓ができやすくなります。

心房細動は、めまいや動悸、疲れやすさだけでなく、心不全への移行や心原性の脳梗塞、特に脳塞栓症と心筋梗塞の原因となりがちです。

特に脳梗塞は、比較的大きな血管を詰まらせることで重症化しやすくなります。

老人に多いのが特徴です。

Twitterでのゲンキの時間で特集した頭痛の意外な原因への反応

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