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アナザーストーリーズはブラック・レインに出演した松田優作だった

昨日のアナザーストーリーズは、ブラック・レインに出演した松田優作さんでした。

伝説のスター松田優作さんの世界進出の第1歩となったハリウッドの大作がブラック・レインです。

しかし、その出演直後、末期のガンであることが発覚しました。

病を隠し命を削って演じ続けましたが、ブラック・レイン公開1ヶ月後、40歳の若さでこの世を去りました。

ブラック・レインに挑んだ松田優作さんの最後の1年に迫りました。

ハリウッドが震えた松田優作

松田優作さんの運命の分岐点は、1988年9月5日に訪れました。

ハリウッド映画ブラック・レインの最終オーディションが行われ、見事大役を射止めました。

撮影現場では、俳優のアンディ・ガルシアさんと意気投合し、役を超えて友情を温めましたが、その裏で松田優作さんは、人知れず病と闘っていました。

撮影の1カ月前、末期のガンが発覚したのです。

医師は一刻も早い手術を勧めましたが、

「一生に一度出会えるかどうかのどうしてもやりたい仕事だ」

と手術を拒み、撮影に決死の覚悟で挑みました。

アンディ・ガルシアさんは、

「松田優作さんの病気のことを知らされておらず、撮影現場でもリラックスしてたように見えた」

と語り、松田優作さんが亡くなった後、病気のことを知り

「私はとても驚いた」

と話しました。

松田優作が日本に残した遺伝子

松田優作さんは、1949年山口県下関の遊郭の路地裏で生まれました。

父親は別に家庭があり、松田優作さんは認知されませんでした。

様々な屈折を抱えた少年時代に夢中になったのが映画でした。

松田優作さんが23歳の時、太陽にほえろ!で一躍アクションスターへ上り詰めました。

30代では徹底した役作りで演技派へと転身しました。

文学作品へも挑み、日本であらゆる挑戦をしてきた中で、世界進出を目指すようになります。

その最大のチャンスが映画ブラック・レインのオーディションでした。

見事役を掴み取った松田優作さんでしたが、病に侵され世界進出の夢は潰えました。

俳優の石橋凌さんは、思いを継ぎ、アメリカでの映画出演を重ね、松田優作さんが果たせなかったSAGへの加入を認められました。

妻にとってのブラック・レイン

松田優作さんの妻である松田美由紀さんが初めてブラック・レインの舞台となった大阪の街を歩きました。

2人はドラマの共演で出会い、10年間一緒に過ごしました。

俳優として生きることにすべてを捧げ、家庭を顧みなかった松田優作さんと添い遂げた美由紀さんは

「私の記憶がずっと止まったままで。優作は若いままだし」

と語りました。

美由紀さんは、当初個性派俳優として注目を集めていましたが、松田優作さんから

「女優をやめろ」

「俺と仕事どっちを取るんだ」

と言われ、専業主婦になることを承諾したそうです。

その後、女優を諦めたことで苦しんでいましたが、ブラック・レインを観て

「私はもう主婦でいいと初めて思った」

と語りました。

Twitterでのアナザーストーリーズで特集した松田優作の話題

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