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情熱大陸はスーパー銭湯アイドル純烈だった

昨日の情熱大陸は、スーパー銭湯アイドル純烈でした。

スーパー銭湯アイドル純烈

5年連続紅白出場を果たしたスーパー銭湯アイドル純烈は、リーダーの酒井一圭さん47歳、リードボーカルの白川裕二郎さん46歳、コーラスの後上翔太さん36歳、小田井涼平さん51歳で構成されています。

どんなに売れても各地の入浴施設で歌い続ける純烈は、異色の存在です。

最近はファンの裾野も広がってきました。

結成15年、どん底から這い上がってきた苦労人たちには、不思議な味があります。

いい年をした男たちが集う、

「純烈」

とは、一体何なのでしようか?

塩原温泉でステージ

去年の秋、純烈は塩原温泉でステージに臨もうとしていました。

ファンは、まるでお友達感覚です。

観に来られないなら自ら会いに行く、そんな姿勢を貫いてきました。

MCでは客席を巻き込む巧みなトークを繰り広げます。地

方のイベントに呼ばれることも少なくありません。

純烈のプロデューサ

リーダーの酒井さんは、純烈のプロデューサーでもあるそうです。

ステージの選曲や演出はもちろん、セールに向けた戦略まで考えます。

純烈のスタート

純烈は2007年に結成しました。

ムードコーラスで勝負しようと決めましたが、誰一人歌謡曲の経験がなく、3年間はレッスンに明け暮れました。

ようやくレーベルと交わした契約を鳴かず飛ばずのまま2年で打ち切り、歌える場所を求めて各地の温浴施設を回り始めます。

地を這うような日々でした。

バーチャルの対極にあるリアルな手触りは、やがて多くの女性たちを虜にしました。

エンターテイナーとしての評価も確立しました。

卒業と新加入

メンバーの1人、小田井涼平さんは去年限りでの卒業を決めていました。

代わって、岩永洋昭さん42歳が加入します。

同じ事務所で俳優を続けてきましたが、酒井さんに説得されてメンバー入りを決めました。

元日に純烈としてデビューするため、夏の終わりから歌とダンスの特訓を続けてきました。

「100点満点を目指さないのが純烈だ」

と酒井さんは言います。

60点で愛されるキャラが良いのだと。

小田井さんの卒業の理由は、50を過ぎた頃からハードスケジュールがきつくなったことでした。

純烈での経験を生かし、今後は旅番組などで人と接するロケに出られれば、と考えています。

岩永さんは、小田井さんに聞きたいことがありました。

「自分が加入することについてどう思ったか」

自宅を訪れ、その質問をぶつけてみました。

小田井さんは、

「純烈としてやってきた15年のキャリアを飛ばして加入することは簡単な道のりではないが、メンバーが代わっても変わらない純烈の強さを証明して欲しい」

などと温かいエールを送りました。

年内最後となるライブ

12月半ば、レコ大と紅白を除けば年内最後となるライブを行いました。

スーパー銭湯の舞台に立つ小田井さんもこれが見納めでした。

感傷に浸る間もなく、新生純烈が送り出す楽曲のレコーディングが始まりました。

紅白が終わり、年が改まりました。

しかし、彼らの夜は終わりません。

卒業した小田井さんとは、ここでお別れとなりました。

それぞれが歩む、それぞれの道です。

新生純烈

真夜中の2時近く、純烈の初舞台は東京の蒲田の銭湯でした。

1月1日の午前2時過ぎ、新生純烈の2023年が町の銭湯で幕を開けました。

人と人とのつながりが希薄になりかけている今こそ、ファンと触れ合う時間には価値があります。

そう4人は確信しています。

同じ頃、小田井さんの家には親戚一同が集まっていました。

小田井さんの両親は、小田井さんに感謝の気持ちを伝えました。

Twitterでの情熱大陸でやってた純烈への反応

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