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今日のにっぽん百低山は夜叉ヶ池山

今日のにっぽん百低山は、福井県と岐阜県にまたがる夜叉ヶ池山です。

標高は、1212mだそうです。

夜叉ヶ池山

福井県の今庄駅から、登山のスタートです。

吉田類さんが、登山口を目指しました。

夜叉ヶ池山は、福井県と岐阜県にまたがる両白山地にある山のひとつです。

夜叉ヶ池は、山頂のすぐ下にある池の名前で、流入流出する川がなく水位を保っています。

土地の名士が娘を差し出して雨乞いをした伝説があり、泉鏡花の戯曲が作られました。

登山口で、岐阜県出身の元スピードスケート代表の勅使川原郁恵さんと合流し、鳥居をくぐって登山を開始しました。

きょうの登山ルートをイラストで紹介しました。

全長3kmで、片道3時間のコースです。

夜叉ヶ池山の自然

福井県側の登山口から夜叉ヶ池山を目指しました。

勅使川原郁恵さんは、選手時代はトレーニングで山道を走って上り下りしていたそうです。

山道は、渓流沿いに続き、のぞき込むと魚の姿もみられました。

豊富な水の水源は、冬の5mにのぼる積雪で、夏にも雪渓として山肌に雪が残ります。

山の斜面に生える木々は、紅葉落葉樹で、落ち葉が雨水を蓄える役割を果たしています。

夜叉ヶ池

登山道は、沢を離れると急な尾根にさしかかり、大木が地面に力強く根を張る姿がみられました。

夜叉ヶ池は、標高1100mで、山頂直下にある周囲230mの池です。

近くには、霧が漂っていました。

ヤシャゲンゴロウは、この池にのみ住む固有種の水生生物で、地元住民が保護活動を行っています。

池には、出入りする川などがないが、周囲のろうと状の地形から雨水が流入し、地下水となって流れ出ていくと考えられています。

絶景の夜叉ヶ池山

池から両手両足を使って山肌を登り、夜叉ヶ池山の山頂へ着きました。

両白山地の南端にある山で、北側の遠くまで山の稜線が連なっているのが見渡せます。

下山後のグルメ

下山後のグルメは、福井県の今治亭でのアユの塩焼きです。

沢の恵みを楽しみました。

登山を振り返り、

「全身で登りきってからの湖や山頂の眺めは格別だった、木々におおわれた山肌も印象的だった」

などと話しました。

吉田類さんによる登山の句を紹介しました。

Twitterでのにっぽん百低山で尋ねた夜叉ヶ池山の話題

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