昨日の林修のニッポンドリルは、巨大廃墟遺産を特集していました。
目次
神子畑選鉱場!世界遺産級スポット
神子畑選鉱場を訪れ、貴重な遺産が残る内部を調査していました。
神子畑選鉱場は、大正8年から昭和62年まで稼働していて日本の95%の錫を生産していたそうです。
人や荷物を運ぶケーブルカーは、斜面にある施設には不可欠なものだったそうです。
昭和30年頃の最盛期には、300人の人が働き、周囲には町まであったそうです。
鉱物の抽出
鉱物を抽出するには、細かく粉砕する必要があり、山の傾斜は効率が良かったとのことです。
神子畑選鉱場の当時のトロッコ電車を確認すると、5tの鉱石を山状のレールで傾けて降ろしていたことがわかります。
当時の機材が、現在もそのまま置き去りにされています。
鉱石をクラッシャーで、1cmほどの大きさに砕き、ボールミルで0.1mm以下に粉砕します。
細かい鉱石の泥に、薬品を加えてかき混ぜ、浮き上がってきた金属の粒子だけを抽出します。
軽い粒子と重い粒子を分けていたそうです。
金属を選別した後の泥と水だけになったところで、シックナーというろ過装置で再利用できる水を作り出します。
錫は、電気炉で1200℃の高温で溶解され、錫以外の成分を取り除きます。
錫は、月に50t生産されていて、神子畑選鉱場の錫から作る半導体は、メイドインジャパン商品を生み出しました。
明延鉱山
明延鉱山の撮影許可が出ました。
坑道の総距離は、約550kmです。
鉱山の麓に建てられた劇場では、最新の映画を見られたり、有名な歌手のコンサートが無料で楽しめたそうです。
しかし、急激な円高や安価な海外資源の台頭で、昭和62年には、明延鉱山は錫の鉱脈を残して閉山しました。
石見銀山!立入禁止の巨大炭坑に潜入
石見銀山は、戦国~江戸時代に最盛期を迎え、大正12年に閉山しました。
石見銀山は、坑道だけでなく街並みも世界遺産だそうです。
江戸幕府が石見銀山の支配権を握りました。
銀は、戦国時代、食糧費や火薬の原料を買う時に使用されました。
石見銀山産の銀
当時、日本は産銀国で、世界の1割は石見銀山産の銀でした。
銀と交換し持ち込まれたのは鉄砲で、大量の西洋文化が日本に伝わりました。
また、一般的な植物は枯れてしまいますが、ヘビノネゴザは金属を含んだ土壌でも生い茂ります。
岩の隙間に高温の熱水などが通り、銀や金が生まれるそうです。
龍源寺間歩では、硬い岩盤をノミなどで掘っていました。
当時は、サザエの殻に油を入れ灯りにしていたそうです。
作業員たちを苦しめた鉱山病
24時間体制の掘削作業では、鉱山病が作業員たちを苦しめました。
鉱夫たちは、働き盛りの30代のうちに、次々と咳き込み亡くなってしまったそうです。
鉱山病は、鉱石の採掘で出る粉塵などで侵される腎臓・肺などの呼吸器系の病気です。
鉱山病の研究者がマスクを発明し、フィルターの代わりに当時は梅肉を入れていたそうです。
マスクのおかげで、健康は維持され寿命も格段に延びたのだそうです。
坑道の立入禁止場所の大久保間歩
特別許可で、坑道の立入禁止場所、大久保間歩を訪れました。
高さ50mの広大な採掘場は、全て人の手で掘ったものだそうです。
約25mの高さを登るために使われたのが木のはしごだそうです。
閉山以降、誰も入っていない竪穴には、歴史遺産が取り残されています。
また、足場はいつ崩れるかわからないそうです。
日本最古と思われるトロッコがあり、貴重な歴史遺産だそうです。
石見銀山では、今も発掘調査中なのだそうです。
石見銀山は、世界遺産の中では知名度は今ひとつですが、石見銀山がなければ、日本の発展は遅れていたかもしれないそうです。
出雲大社!神を運ぶ謎の木箱
出雲大社の日本最大級の御本殿は、国宝に指定されています。
出雲大社は、縁結びの聖地としても有名です。
稲佐の浜
稲佐の浜は、出雲大社に訪れる神様が上陸すると言われている場所です。
竹筒に、海水を汲み、付近の神社で笹を使って海水をまき参拝し、最後に、出雲大社を参拝し無病息災を祈願するそうです。
出雲大社の正式な参拝方法
一般的な神社は、2礼2拍手1礼です。
しかし、出雲大社の正式な参拝方法は、2礼4拍手1礼となっています。
日本全国の神社は、明治から昭和にかけて2礼2拍手1礼に移行され定着しました。
出雲大社は、古来の2礼4拍手1礼が許されている神社です。
出雲大社は、参道入口が砂丘のトップで、全国でも珍しい下り参道です。
出雲大社は、今より境内が小さかったという記録があるそうです。
出雲大社御本殿に置かれた木箱
御本殿は、1744年に作られた建物で、高さは24mだそうです。
また、出雲大社は、伊勢神宮を参考にしたため、現在の木そのものの色になったのだそうです。
御本殿に置かれた木箱は、御本殿の改修時に、神様の引越しで利用されるものです。
約140年前の神様の引越しの写真を紹介していましたが、出雲神社では、かつて巨大な橋をかけて神様の引越しを行っていたそうです。
御本殿の天井に描かれた雲の絵は、八雲ですが、雲の数は7つです。
出雲大社の大国主に代々仕える出雲国造が、神魂神社で代替わりの儀式を行ってきました。
神魂神社の御本殿の天井には、雲が9つあるそうです。
Twitterでの林修のニッポンドリルの話題
島根を僻地って言った!!
くぅぅ😭
TVerでも見逃し配信あるそうなので興味のある方はどうぞ。
出雲大社してます
林修のニッポンドリルすごいな
明延は鉄道ファンなので知ってるが
あんなに価値があるものだとは
あのままだと崩れるので
なんとかして保存をした方が
神社、寺内は左側通行を知らないのだろうか?🤔
見てる
石見銀山特集
面白いけど
私の父は松尾鉱山生まれ
当時の松尾鉱山は盛岡より栄えてたんだ、と折にふれて話す
今現在の松尾鉱山は心霊スポット扱い
掘ってたらいつかは尽きるよね
栄枯盛衰
ちなみに天空の城ラピュタのパズーが働いてたのは盛りを過ぎた鉱山だそう
島根の石見銀山とかやってんじゃん
#林修のニッポンドリル
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林修 ノブ 風間俊介 井森美幸 川島明 神田愛花 坂下千里子 山添寛
この場所を廃墟の休日で観たかったなぁ
そして廃墟の休日が観たくなった。夜にみんなが寝静まったら久々に観ようかなぁ
神子畑選鉱場に石見銀山…最高やな