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沸騰ワードが追うドキュメント!女子中高生が人生かける宝塚受験!

昨日の沸騰ワードでやってた女子中高生が人生かける宝塚受験をまとめてみました。

タカラジェンヌを目指す宝塚養成学校の少女たちに密着していました。

女子中高生が人生かける合格率6%の宝塚受験

宝塚を受験できるのは中学3年生から高校3年生までの人生で4回限りです。

その合格率は、たったの6%と言われています。

少女たちを指導するのは元タカラジェンヌの初嶺麿代先生です。

今年が3回目の挑戦でラストチャンスの高校3年生のゆりさんは、

「東京に何も残すものはないので、絶対に宝塚に引っ越したい」

と意気込みます。

同じく、今年が3回目の挑戦でラストチャンスの高校3年生はのんさんはタカラジェンヌの姉を持ちます。

今年が2回目の挑戦で昨年初受験にして最終試験まで残った高校1年生のあおいさんは、

「絶対に今年受かってトップスターになる」

と意気込みます。

3年間密着してきた高校3年生のけいかさんは、今年がラストチャンスです。

試験本番まで16日 それぞれの課題

試験本番まで16日と迫ったこの日、ダンスのレッスンで、ゆりさんは、

「体が硬いため動きにメリハリがなく躍動感がでない」

はのんさんは、

「振り付けを流すことが多く踊りが雑に」

けいかさんは、

「ダイナミックさに欠けダンスが小さく見えてしまう」

と言う課題を突き付けられていました。

ダンスに苦戦していたけいかさんの支えとなっているのは、中学生の頃から養成学校に通う同志のゆりさんでした。

一方、あおいさんは歌のレッスンで、

「歌唱の経験が浅く、感情をのせ表現力をアップさせる」

と言う課題が出されていました。

はのんさんの苦悩

ある日、沙羅ははのんさんの自宅を訪れました。

温かい家族の応援を受けて合格へ邁進するはのんさんですが、高校1年生のとき、宝塚を受験しませんでした。

タカラジェンヌの姉を持つはのんさんは、実は、今回の宝塚受験までにはある苦悩がありました。

中学3年生の初受験で一次試験不合格は、夢に挑んで初めて味わった挫折でした。

そのショックから高校1年生のときは受験を断念したそうです。

しかし今はちゃんと宝塚に向き合おうと決意を新たにしています。

そんなはのんさんのお守りは、姉からもらったものです。

手紙には、

「いつかと言うか、3年後、一緒の舞台に立とうね。待ってる」

と書かれていました。

試験本番まで残り1週間

試験本番まで残り1週間となったこの日、宝塚養成学校の模擬試験が行われました。

総合結果は、あおいさんが54人中1位、ゆりさんは54人中3位、はのんさんは54人中4位、けいかさんは54人中9位でした。

ダンスに苦戦していたけいかさんでしたが悔し涙を流すたびに大きな成長を遂げていました。

一次試験当日

一次試験当日を迎えました。

全国の受験者数は612人です。

この一次試験で約300人が涙をのみます。

待つこと1時間、試験を終えた受験生が続々と出てきました。

ゆりさんとはのんさんが手応えを感じる一方、あおいさんは、

「ちょっと不安あります」

と自信なさげの様子でした。

一次試験では、面接が終わって退室をする前に全員で八の字を描くように動いて整列をし、最後に笑顔を面接官に見せる決まりがあるのですが、あおいさんはこの動線を間違えてしまいました。

一次試験の合格発表

一次試験の合格発表で、けいかさん、ゆりさん、あおいさんは合格でした。

はのんさんは、不合格でした。

はのんさんは、

「こうやって受験に全力で向き合ってくれた両親に一番感謝を伝えたいです」

と話しました。

一次試験に合格したのは283人でした。

宝塚養成学校では、56人中33人が一次試験を突破しました。

二次試験当日

二次試験当日を迎え、沙羅さんは受験生らを送り出しました。

二次試験は、ダンス・バレエ・課題曲の歌唱など5科目をこなします。

一次試験通過者の3分の1しか合格できない宝塚試験最大の難所とされています。

待つこと4時間、試験を終えた受験生が続々と出てきました。

あおいさんは合格に自信を見せました。

ゆりさんは新曲視唱で音を外してしまったことを悔やんでいました。

けいかさんは100点の出来だったと話しました。

二次試験の合格発表

二次試験の合格発表で、あおいさん、ゆりさんは合格でした。

けいかさんは不合格でした。

けいかさんの元にゆりさんが駆け寄りました。

ゆりさんは、

「本当にずっと頑張ってたのを見てたから」

と声をかけました。

けいかさんはゆりさんに思いを託して宝塚を後にしました。

宝塚養成学校から二次試験を突破したのは33人中11人でした。

最終試験当日

最終試験当日を迎えました。

最終試験は質疑応答の面接のみでした。

待つこと6時間、試験を終えた受験生が続々と出てきました。

あおいさんは、

「舞踊の点数がよかったと言われた」

と笑顔でした。

ゆりさんも全てを出し切れた様子をみせました。

最終試験の合格発表

最終試験の合格発表で、あおいさんは合格でした。

ゆりさんは不合格でした。

ゆりさんは、

「もうどんなに頑張っても、あの舞台には立てないと思うと…」

と涙を流しました。

今回、宝塚養成学校からの合格者は4人でした。

あおいさんは、

「どこにいても存在感のあるトップスターになりたい」

と意気込みを語りました。

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