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ゲームゲノムはTOKYO JUNGLEとStrayだった

昨日のNHKのゲームゲノムは、2012年に発売されたTOKYO JUNGLEと今年発売されたフランス発のアドベンチャーゲームStrayを特集していました。

TOKYO JUNGLE

ゲームディレクターの片岡陽平さんが手掛けたのが

「TOKYO JUNGLE」

で、舞台は人間がいなくなった東京都渋谷です。

プレイヤーが操作するのは1匹のポメラニアンで、様々な動物たちと生存競争を繰り広げます。

また、1分毎に1歳、歳を重ねる設定で、老いるほど生存が難しくなってきます。

ゲームを進める道は、良きパートナーを見つけ、子孫を残すことです。

捕食を重ねてステータスが上昇すると、求愛に成功します。

片岡さんは

「人間で描くと角が立つし、問題が起きる」

と話し、人間の営みを動物で表現したとされる

「鳥獣戯画」

を思い出したそうです。

また、ゲーム内で狩りに失敗したポメラニアンをウサギが哄笑するシーンは、鳥獣戯画のオマージュだそうです。

TOKYO JUNGLEを手掛けていた当時、片岡さんは経験も知識も資金もない中で、

「大作がひしめき合うゲーム市場に参入し、どう生き抜けばいいのか考えていた」

と話し、TOKYO JUNGLEで飼い主の庇護がないポメラニアンと自らを重ねていました。

ゲームを進めると約50種類の動物を操作できますが、特性は異なります。

例えばクロヒョウはポメラニアンと比べて空腹になりやすく、賢い狩りが要求され、草食動物のガゼルは道端の草で腹を満たせる上、高い跳躍力で肉食動物から逃げおおせることもできます。

片岡さんはこのゲームで、動物を人間の代替と捉え、多様な生き方を表現したかったそうです。

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Stray

Strayは、猫を主人公にしたアドベンチャーゲームで、猫はドローンロボットを相棒にスラムを旅します。

そして、プレイヤーは猫らしい行動を繰り返すうちに猫の視点、思考に没入していきます。

プロデューサーのスワン・マルタン=ラジェ氏は、

「猫になりきってもらい、混乱を引き起こす生き物の視点を体感して欲しかった。そうした感覚や新しい視点を持って周りの出来事を分析できることがこのゲームの面白いところだと思う」

と語りました。

また、登場するロボットたちはコミュニティーを築いて生活していますが、三浦大知さんは人間社会を想起したそうです。

Strayのクリエイターチームは、TOKYO JUNGLEをプレイしたことがあり、ラジェ氏は、

「猫を作るだけでも大変だったので、あれだけ多くの種類の動物を作るのはどれだけ大変だったでしょう」

などと敬意を示しました。

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今回のゲームゲノム

高橋ひかるさんは、

「走り続けて狩りをして、行動していかなければ生存できない。人間にも言えること」

三浦大知さんは、

「自分じゃない何かになって自分を照らし合わせる。自分がどう生きていきたいのか、人間の本能みたいなものを感じさせられた2作だったと感じました」

とコメントしました。

片岡陽平さんは、

「人間は動物とおなじ生存原理を持ってるはずなんだけど、社会に適合していくためにはある程度、抑制していかなくちゃいけない。でも、操作することで人間も共通しているものと思い起こせるとか、それがゲームの面白いところだと思う」

と語りました。

Twitterでのゲームゲノムへの反応

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