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笑福亭笑瓶さんが急性大動脈解離で66歳と言う若さで死去

笑福亭笑瓶さんが、22日午前、急性大動脈解離で66歳と言う若さでお亡くなりになりました。

笑福亭笑瓶さんと言えば、ウィッキーさん役やサリーちゃんのよしこちゃんのものまねで人気を博しましたね。

2015年12月にも、ゴルフのプレー中に急性大動脈解離を発症してドクターヘリで救急搬送され、約2週間入院したことがあります。

笑福亭笑瓶さんの、ご冥福をお祈りいたします。

急性大動脈解離とは

急性大動脈解離とは、ほとんどの場合、高血圧症を基礎に持つ方に突如発生する大動脈の恐ろしい病気です。

大動脈の内側に亀裂が入り、その裂け目から血液が大動脈の壁を裂いて壁内に流れ込むと言う病気です。

1枚の大動脈壁の中に血液が裂け入って、壁を内側と外側の2枚の薄い膜に分離してしまうと言う病気です。

急性大動脈解離の前兆

急性大動脈解離は、前兆がほとんどない病気です。

ほとんどの場合、何の前触れもなく、突然胸や背中に激しい痛みを感じるのが特徴の病気です。

急性大動脈解離の原因

大動脈解離の原因としては、

  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 喫煙
  • ストレス
  • マルファン症候群などの先天的な遺伝性疾患

などが考えられます。

特に高血圧は、重要な危険因子です。

急性大動脈解離になりやすい人

大動脈解離の発症が多いのは、男女ともに70代とされています。

しかし、40代や50代で発症することも珍しくありません。

季節的に大動脈解離の発症は冬場に多く、夏場に少ない傾向にあります。

急性大動脈解離の生存率

上行大動脈に亀裂が入るA型急性大動脈解離は、発症後1時間あたり1~2%の致死率と言う非常に高い水準で症状が進行します。

亡くなった方のうち60%は、病院に到着する前に死亡が確認されています。

病院に搬送され手術を受けた場合、患者さんの生存率は約90%と言われています。

急性大動脈解離の傷み

大動脈解離を発症すると突然、胸部に引き裂かれるような激しい痛みが現れます。

そして、一瞬のうちに胸から背、腰へと広がっていきます。

その痛みはとても強く

  • 胸や背中に熱した鉄のくいをぐいぐいと差し込んだような痛み
  • 引き裂かれるような痛み

と表現されます。

痛みの性質から、心筋梗塞と間違いやすいので注意が必要です。

Twitterでの笑福亭笑瓶さんが急性大動脈解離で死去への反応

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