7月4日放送の所さんの目がテン!で紅茶が健康に良いということが紹介されました。
紅茶はおいしいだけじゃなかったんですね。
所さんの目がテン!で紹介されていましたが、紅茶に関する研究データで、明らかになったことがあるそうです。
それは、どんな研究だったのか?
普段からストレスを感じている男女に、紅茶エキスの含まれているカプセルと含まれていないカプセルを摂取させて自律神経のバランスを測るというテストが行われたそうです。
研究結果として明らかになったことが、紅茶エキスの入ったカプセルのほうがストレスをおぼえたときに上昇する交感神経の値が押さえられているということなんだそうです。
紅茶はストレスにも素晴らしい作用をしてくれるんですね。
所さんの目がテン!では、そんな紅茶の秘密をとことん伝えて、和紅茶やティーバッグのおいしい淹れ方なども紹介していました。
目次
所さんの目がテン! 和紅茶って知っていましたか?
所さんの目がテン!で紹介していた和和紅茶って知っていましたか?
実は、国産紅茶の栽培が、今盛り上がっているそうなんです。
と言うのも、イギリスで行われる「グレート・テイスト・アワード」というコンテスト。
このコンテストで、鹿児島県や埼玉県産の紅茶が金賞を受賞するという快挙を遂げたことで、国産紅茶が評価されてきているそうなんです。
そこで、国産紅茶、和紅茶の調査のために所さんの目がテン!スタッフが東京檜原村を訪ねたそうです。
所さんの目がテン!のスタッフを迎えてくれたのは、東京檜原村で紅茶を作っている岡部さんという方です。
その岡部さんのコメントによれば、緑茶も烏龍茶も紅茶も同じツバキ科のチャノキからできているということです。
発酵度の違いによって、緑茶、烏龍茶、紅茶と種類が分かれていくそうです。
同じ、この三つのお茶が同じツバキ科のチャノキからできているというのは、意外ですね。
アラ還おやじだけじゃなく、あなたも、そう思いませんか?
所さんの目がテン!で緑茶やウーロン茶との違いを知るために紅茶の作り方を調査
所さんの目がテン!のスタッフは、緑茶やウーロン茶との違いを調査するために、紅茶の作り方をリサーチしたそうです。
工程1 萎凋
手始めに行われるのは萎凋という茶葉を萎れさせる過程だそうです。
緑茶は摘んだ後すぐに蒸すため製作方法がハナから異なっているそうです。
萎凋では、香り成分のテルペン類ができ、香りを放つようになるそうです。
工程2 揉捻
第二に行われる工程が揉捻という作業だそうです。
機械で圧をかけながら茶葉を揉んでいく作業だそうです。
葉の組織を壊して酸化酵素を活性化し茶葉を酸化させるそうです。
70分揉捻すると茶葉はぼろぼろになり色も茶色っぽくなったそうです。
これは、カテキン類が酸化しテアフラビンやテアルビジンなどができるためなんだそうです。
工程3 発酵
3番目の工程は発酵だそうです。
茶葉を寝かせて、酸化をすすめるそうです。
発酵すると、色は赤褐色になって、香りは紅茶らしくなってくるそうです。
工程4 不純物の取り除き
発酵させた後に、高温熱風にあてて乾燥させ不純物を取り除けば完了だそうです。
ウーロン茶などとの違い発酵度とは酸化度合いの違いだとのことです。
緑茶は、摘んだあとにすぐ熱を加え酸化酵素の働きを止める非発酵茶だそうです。
また、ウーロン茶は、途中まで発酵させてから酸化酵素の働きを止める半発酵茶になるそうです。
そして、紅茶は、完全に酸化酵素の働きを引き出す発酵茶ということだそうです。
所さんの目がテン! 日本で作られる和紅茶
日本で作られた和紅茶を飲んだタレントで俳優の渡辺裕太さんは
「飲みやすくて渋みがない」
とコメントしていました。
実は、日本は、比較的日照時間が短いため、渋みが少ない紅茶になるそうなんです。
チャノキには、渋み成分が少なく緑茶やウーロン茶に加工されることが多い中国種や渋み成分カテキンが多く紅茶に加工されることが多いアッサム種があるそうです。
東京檜原村で紅茶を作っている岡部さんは、中国種を紅茶に加工しているそうです。
インドやスリランカのチャノキは、熱帯地方の直射日光を受ける過程でカテキンが多く生成されるそうです。
所さんの目がテン! おいしい紅茶の淹れ方
所さんの目がテン!では、おいしい紅茶の淹れ方も紹介していました。
その、おいしい紅茶の淹れ方を披露してくれたのが、紅茶教室を営む吉田直子さんという方です。
紅茶教室を営む吉田直子さんは、本場イギリスで紅茶を学んだうえに、スリランカに茶畑を持つスペシャリストだそうです。
そのスペシャリストである吉田直子さんが所さんの目がテン!で解説したところによると、おいしい紅茶を淹れる一番大事なポイントは、お湯の温度なんだそうです。
紅茶は、95度以上で茶葉の成分や香りがよく出るそうです。
緑茶の場合は、70度ほどのお湯で淹れると、うま味成分テアニンがよく出るお茶だそうです。
所さんの目がテン!で紹介したおいしい紅茶の淹れ方
- まず沸かした熱湯をティーポットに注ぎお湯を捨てティーポットを温める。
- 茶葉6gを入れ改めて熱した熱湯300mlを注ぐ。
- 蓋をして3分ほど蒸らし、茶葉が沈んだら茶葉が開いた合図。
- 茶こしでこしながらティーカップに注ぐ。
飲んだ佐藤真知子アナは
「やわらかい」
などとコメントしていました。
所さんの目がテン!で紹介したティーバッグ紅茶のおいしい淹れ方
何となく、紅茶と言うとティーパックをイメージしてしまうアラ還おやじです(笑)
所さんの目がテン!では、手軽な紅茶のティーバッグの淹れ方も紹介していました。
手軽な紅茶のティーバッグをおいしく淹れる方法を紹介する前に、佐藤真知子アナが普段通りにティーパック紅茶を淹れていました。
- まずはティーバッグをカップに入れる
- これに湯を注ぐ
- むらさず30秒ほど煎る
- 色が行き渡ればティーバッグを出して完成。
というプロセスで、ティーパック紅茶を淹れた佐藤真知子アナに、専門家から、惜しいと指摘されていました。
では、どこが惜しかったのか?
専門家によれば、
- はじめにティーバッグ袋を膨らませておく※そのカップは沸かされたほどに熱い湯で事前にあたためておく。
- これにティーバッグを入れる前に先に湯を入れる※これによりティーバッグが潰れないようにする。
- その後はバッグをそっと入れる※内部の茶葉が動くことにより成分がより抽出される。これはポットの茶の術に習ったもの、熱湯もこれに良く作用する。またバッグを揺らせばえぐみが起こりうことがあるので揺らさずに1分待つ。その間は温度の保持のためにフタをしておくと良い、商品にもよるがバッグは短時間で淹れるべく茶葉が小型、ゆえに長時間蒸らす必要はない。
- 1分の蒸らしを終えれば優しく揺らして引き上げて完成。
これを佐藤真知子アナが飲むと、
「温度も熱い、香りも良好、おいしかった。」
とコメントしていました。
1日の生活に取り入れると便利な紅茶
所さんの目がテン!では、ただ紅茶をおいしくいただくだけじゃなく、1日の生活パターンに取り入れると便利な紅茶の術も紹介していました。
所さんの目がテン! 朝の紅茶
朝起きれば紅茶を入れると、眠気が冴えるそうです。
紅茶には、覚醒効果のあるカフェイン、リラックス効果のあるテアニンなどが含まれているため、じわじわと目が覚めるそうです。
所さんの目がテン! ランチの紅茶
正午過ぎのランチ。
ここでも、紅茶が役立つそうです。
所さんの目がテン!脂肪の消化・吸収を鈍化させてくれる紅茶
紅茶が、脂肪の消化、そし吸収を鈍化させてくれるそうです。
脂質、つまり油が消化されるには、十二指腸で胆汁によって乳化されるそうです。
紅茶にあるテアフラビンという成分は、乳化を破壊してくれるそうです。
専門家のコメントによると、テアフラビンという成分を含んだものの代表格であるマヨネーズを使った実験で、マヨネーズに水を混ぜたもの、紅茶を混ぜたものをそれぞれ放置しておいたそうです。
すると、紅茶を混ぜたものが、より多く乳化を破壊できたそうです。
つまり、脂っこいものを食べるときには、紅茶を飲むと良いということなんだそうです。
所さんの目がテン!殺菌の働きをする紅茶
そして、口内の菌も吸収する働きも紅茶にはあるそうです。
また、紅茶にあるポリフェノールをリンゴと組み合わせるとなお良いそうです。
抗酸化性も起こることがあるそうです。
人の体を老化させるのが活性酸素ですが、ポリフェノールは活性酸素を取り除く作用をもっているそうです。
また、その吸着効果はうがいにも有用で、殺菌も促してくれるそうです。
最近の、研究結果で、インフルエンザウイルスの要望効果も実証されているそうです。
食事後の片付けのときに、皿洗いの前に使い終えたティーバッグで拭き取ればスポンジが汚れにくくなるそうです。
所さんの目がテン! 夜の紅茶
夜は水出しの紅茶が良いそうです。
と言うのも、冷水ならカフェインが溶けないために安眠を促してくれるからなんだそうです。
その作り方は、ティーバッグと水をグラスに入れて冷蔵庫で30~60分冷やすだけだそうです。
まとめ
このように、紅茶は、おいしいだけじゃなくて、健康にも良いモノなんですね。
普段、あまり紅茶は飲まないアラ還おやじですが、ちょっとずつ取り入れてみようと思います。