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今日の所さんの目がテンで吉野ヶ里遺跡を特集してた

今日の所さんの目がテンで、吉野ヶ里遺跡を特集していました。

弥生時代の遺構を残す吉野ヶ里遺跡で、現在、10年ぶりの大規模調査が行われています。

今回は、これまで調査が行われていなかった現地で行われる発掘に同行していました。

弥生時代最大の吉野ヶ里遺跡に見る2000年前の世界

弥生時代の遺跡である吉野ヶ里遺跡で1986年の発掘調査で発見された環濠は、最大深さ3.5mの堀で、集落を取り囲むようにして掘られています。

吉野ヶ里遺跡では、こうした村から国に変化する暮らしの様子を見ることができます。

集落内には、巫女が祈りを捧げる主祭殿があり、これは3階建ての高さがあったとみられています。

地道な発掘によって吉野ヶ里遺跡では、こうした当時の生活を伺い知ることができましたが、神社となっている一帯は、これまで調査が行われていませんでした。

専門家は、付近の古墳から歴代の王の墓が複数見つかっていることから、王の墓があるものとみています。

現地で歴代の王の墓が14発見されていましたが、後期の王の墓は見つかっておらず、件のエリアが王の墓となっている可能性があるそうです。

吉野ヶ里遺跡に残された謎エリアの発掘調査

吉野ヶ里遺跡の未調査エリアでの発掘作業に密着していました。

現地では、10人のスタッフが2年かけて発掘を行っていて、まずは後世の土を取り除いて弥生時代の地面を出した後に発掘を行います。

発掘では土の色や質の違いから遺構を発見し、地面を半分づつ竹べらで慎重に掘りながら痕跡を探していきます。

土の色を頼りに、昔の人と同じように穴を掘っていくと、柱の穴と思しきものが姿を現しました。

続いて甕棺が出土する可能性が高い遺構を掘り起こしてみましたが、甕棺は発見できませんでした。

新たな発見はあるのか?謎エリアの発掘

円形状の遺構から甕棺が発見され、土器の周囲を掘り進めると、甕棺の大きさが判明しました。

金属探知機で内部を調査しましたが、金属は見つからず調査は終了となりました。

これ以上調べられることがない場合は、未来の技術で再び調査できるように埋戻しを行うのが通例です。

そして、現地では大人用の甕棺も発見されたことから、今後調査を進める予定になっています。

謎エリアの発掘で掘った穴から大発見

先の調査で甕棺が出土しなかった遺構からは、弥生時代後期の土器片が発見されました。

吉野ヶ里遺跡では、これまで弥生時代後期の土器片は見つかっていなかったため、今後邪馬台国の研究にもつながる可能性があるそうです。

Twitterでの所さんの目がテンで特集した吉野ヶ里遺跡への反応

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