X(旧Twitter)で昭和30年代は洗髪は5日に1回だったという話題を見つけました。
えっ、本当なの?と思いましたが、どうやらこれは事実のようです。
では、なぜ昭和30年代は洗髪は5日に1回だったのでしょうか?
そして、現代の洗髪事情はどうなっているのでしょうか?
今回は、シャンプーの歴史と現代の洗髪事情を比較してみました。
毎日髪を洗うのは日本だけなのかも!?
目次
昭和30年代は洗髪は5日に1回だった理由
昭和30年代は洗髪は5日に1回だったというのは、花王が発売したフェザーシャンプーの広告に由来します。
当時の広告には、「5日に1度はシャンプーを」というキャッチコピーがありました。
これは、液体シャンプーが登場したばかりで、洗髪頻度が月に1~2回だった人たちに対して、洗髪頻度を増やすように促すものでした。
液体シャンプーは、固形石けんや粉末シャンプーに比べて、泡立ちが良く、洗いやすく、仕上がりもさらさらになるというメリットがありました。
しかし、当時の人たちは、洗髪は髪油や汚れを落とすために行うもので、頻繁に洗うと髪が傷むという考え方が一般的でした。
そのため、毎日洗うという発想はなく、5日に1回というのが適度な洗髪頻度とされていたのです。
現代の洗髪事情はどうなっているの?
現代の洗髪事情は、昭和30年代とは大きく変わっています。
今では、ほとんどの人が毎日髪を洗っています。
これは、シャンプーの種類や機能が多様化し、髪や頭皮のケアができるようになったことや、内風呂が普及し、シャワーで簡単に洗えるようになったことなどが理由として挙げられます。
また、髪型やヘアスタイルにもこだわる人が増え、髪を清潔に保ち、スタイリングしやすくするためにも毎日洗うという習慣が定着しました。
さらに、現代の人は、洗髪は髪油や汚れを落とすだけでなく、頭皮の血行を促進したり、リラックス効果を得たりすることも目的としています。
洗髪は、美容や健康のためにも欠かせない日課となっているのです。
毎日髪を洗うのは日本だけなの?
では、世界の他の国では、洗髪頻度はどうなっているのでしょうか?
実は、毎日髪を洗うのは日本だけというわけではありません。
しかし、日本ほど洗髪頻度が高い国は少ないようです。
例えば、オーストラリアでは、シャワーは8回に対してシャンプーは3回、メキシコでは、シャワーは8回に対してシャンプーは6回というデータがあります。
世界の平均としては、ほぼ毎日シャワーを浴びて、2日に1回シャンプーをするという国が多いようです。
これは、日本とは気候や文化が異なることや、髪の質や長さが違うことなどが影響していると考えられます。
日本は、湿度が高く、汗や皮脂の分泌が多いため、髪がべたつきやすいです。
また、日本人の髪は、直毛で細く、油分が少ないため、汚れやニオイが目立ちやすいです。
さらに、日本人は、清潔感や美しさを重視する文化があり、髪を洗うことがそれらを表現する手段となっています。
このように、日本人の洗髪頻度は、日本独自の環境や価値観によって形成されているといえます。
昭和30年代は洗髪は5日に1回だったのまとめ
今回は、昭和30年代は洗髪は5日に1回だったという話題について、シャンプーの歴史と現代の洗髪事情を比較してみました。
昭和30年代は、液体シャンプーが登場したばかりで、洗髪頻度が月に1~2回だった人たちに対して、5日に1回を推奨する広告がありました。
現代では、シャンプーの種類や機能が多様化し、内風呂が普及し、髪型やヘアスタイルにもこだわる人が増え、毎日髪を洗うのが習慣となっています。
世界の他の国では、毎日髪を洗う国は少なく、2日に1回程度が平均的な洗髪頻度です。
日本人の洗髪頻度は、日本独自の環境や価値観によって形成されているといえます。
あなたは、どのくらいの頻度で髪を洗っていますか?
髪を洗うことは、髪や頭皮の健康はもちろん、心身のリフレッシュにもつながります。
しかし、洗髪頻度は、個人の髪質やライフスタイルによっても変わります。
自分に合った洗髪頻度を見つけることが大切です。
また、洗髪の際には、シャンプーの量や洗い方にも注意しましょう。
シャンプーの量は、髪の長さや汚れ具合に応じて調整し、適度な泡立ちを目指します。
洗い方は、爪を立てずに指の腹でやさしくマッサージするようにし、頭皮と髪の毛を別々に洗います。
洗髪後は、しっかりとすすぎ、タオルドライやドライヤーで乾かします。
髪を洗うことは、美容や健康のためにも欠かせない日課ですが、やりすぎややり方が間違っていると、逆に髪や頭皮にダメージを与えることもあります。
自分の髪や頭皮の状態をチェックし、適切な洗髪頻度と方法を見直してみましょう。
以上、昭和30年代は洗髪は5日に1回だったという話題について、シャンプーの歴史と現代の洗髪事情を比較してみました。
Xでの昭和30年代は洗髪は5日に1回だったへの反応
こないだ「昭和30年代は洗髪は5日に1回」って知って驚いたんだけど
祖母の話を聞いてちょっと納得した
祖母は「髪を洗って凍死した人がいる」「なるべく髪を濡らすのは避けろ」と言われ育ったらしい
確かにタオルないドライヤーない暖房ない湯冷めしまくりの時代、髪を濡らすのって高リスクだったんだ— 由 (@chiyuri1022) February 25, 2024
シャンプーできない時は昔の洗髪頻度に思いを馳せてるけど
昭和30年代は5日に1回…む、無理…このギトギト耐えられない…と思ったけど昔の女性陣のあのまとめ髪見てたら髪の油でまとまってていいわねェ程度だったのだろうか…野郎は気になったら適当に水かぶってザブザブ洗うだろうし— 松吉 (@MatkT) February 19, 2024
親父殿、汗をあまりかかない→皮脂が少ない→体温低い から、頭皮そんな臭わなそう。でも臭わないわけじゃない。
※洗髪の平均は戦後は月1、昭和30年代の洗髪は5日に1回水「ちょっとお前、頭いつ洗った?」スンスン
父「ん?1年前くらいかのう」次の瞬間、風呂場に父を連行する水木
— 食パン (@shokushockpan) January 15, 2024
戦前までの洗髪頻度は月に1〜2回だったらしい。
昭和30年頃から頻度が高まって5日に1回ほどになったそう。
先だっての悩み相談展示の中に「10日に1度」と書いていた少女がいて(たしか昭和30年代後半)わー💦と思ったけども、もしかしたらそういう家庭も多かったのかもしれない。— __no_no__ (@ya__a__ya) March 1, 2021
高校生の頃学校の図書館で社交ダンスの本見つけて読んでみたら「密接するので女性は髪のフケに注意しましょう」と書いてあり衝撃だった。
洗髪がほぼ毎日になったのは90年代かららしい。
戦後は月に1〜2回、昭和30年代は5日に1回、80年代は週に2〜3回ありゃーいつの時代の本だったんだろうか。
— もちこ (@ayaneko_0805) March 20, 2020