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みみよりくらし解説で特集したのはアルツハイマー治療薬だった

みみよりくらし解説でアルツハイマー治療薬を特集していました。

アルツハイマー治療薬

アルツハイマーの新薬について2022年11月末に論文が発表されました。

アルツハイマーは、脳の神経細胞が壊れ認知機能が低下してく病気です。

レカネマブ

病気のメカニズムに働きかける薬がレカネマブです。

アミロイドβにくっつく抗体でできています。

レカネマブは、病気の発症・進行を抑え症状悪化を防ぎます。

病気のメカニズムに働きかけるレカネマブのような薬は、まだ国内で承認されていません。

アミロイドβが蓄積されると認知機能が低下し、ある地点で認知症を発症します。

レカネマブの治験では、症状の悪化を27%抑制できる効果が確認できました。

岩坪威教授は、

「症状の悪化のスピードを遅らせる薬の効果が示された」

としました。

PETによる画像を見ると、レカネマブの投与によりアミロイドβが減少していることが分かります。

介護者らの評価でも、患者の歩行・排泄・食事・着替え・入浴などの日常生活が改善していることも分かりました。

レカネマブの主な副作用

レカネマブの主な副作用は、発熱・呼吸困難・アレルギー反応などが26.4%、脳浮腫が12.6%、脳内出血などは17.3%ですが、多くのケースは症状がありませんでした。

レカネマブの承認申請

アメリカでは、FDAに迅速承認が申請されていて、1月6日に審査が終了予定です。

日本では2023年3月までに承認申請予定です。

レカネマブの課題

課題として、持病などに対して使い方が難しい点が上げられます。

また、早期に投与しなければなりません。

認知症に関する6学会は、新薬が国内で実用化することを見据えた課題を提言しています。

岩坪威教授は、

「アミロイドPET施設が少なく費用も高額で保険適用されないこと」

などを指摘しています。

Twitterでのみみよりくらし解説で特集したのはアルツハイマー治療薬への反応

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