アラ還おやじもびっくり!
1万年前に始まった食の大革命が、人間の生活を劇的に変えたと言う事実!
でも、それが現代人の腸に深刻な影響を及ぼしていると言うのが現実なんです。
目次
人間の食生活を劇的に向上させたのは火だった
(イメージ図)
今から50万年ほど前という遠い、遠い昔、太古の昔に、私たちのご先祖様である原人、ホモ・エレクトスは、アフリカ大陸から乏しい食料を求め、地球の寒冷化で干上がった海を渡って、世界中に散らばって行きました。
そのご先祖様が、火を使うようになったきっかけ。
それは、今から40万年ほど前に、山火事で焼け死んだ動物の肉を偶然に食べて
「こりゃうめえ!」
となったからだそうです。
と言っても、アラ還おやじが、その現場をみたわけではありません(笑)
冗談はさておき、そりゃ生肉より焼いた肉のほうが美味しいに決まってますよね。
焼き肉の味を覚えてしまったご先祖様。
「いかに火を使うか?」
と言うことを考え始め、様々な工夫をして、このすぐ後に火打ち石を使って、自分で焚き火をすると言うことを覚えました。
それと同時に、火で素焼きの土器を作ることも覚え、煮込み料理や簡単なせんじ薬なども普通にできるようになったわけです。
う~ん、ご先祖様、すばらしい!(笑)
職の功罪は加熱から始まった
例えば、生肉や腐った肉を加熱すれば、肉の中の寄生虫や、体に有害な細菌も簡単に殺菌できます。
そして、それまで生で食べられなかった
「ごぼう」
などの固い野菜も、加熱することで柔らかくなるので普通に食べられるようになります。
そうです。
火で加熱することで、総じて食のレパートリーが大幅に広がり、食が豊かになったわけです。
ところが、その反面、生肉や腐肉に何百万年も適応していた腸内細菌が加熱処理で不要となったおかげで、その分だけ
「人間の腸力の低下」
と言う、事態が起こったわけです。
と言っても、火を使わなければご先祖様は進化しなかったわけです。
と言うことは、その後の繁栄、つまり、今の私たちもなかったわけです。
この辺りは、かなり悩ましい門デイですね。
ある意味、この後お話しする、
「新石器時代の大革命」
にも直接つながる大問題と言えるんです。
人間を進化させた新石器革命
私たちのご先祖様が
「自分の意志」
で自生している野菜や豆類を畑で育てたり、ヤギやシカなどの野生動物を囲いの中に入れ飼うことを覚えたのは、約1万年ほど前からだそうです。
そして、これを
「新石器革命」
と言います。
原始的ではあるけれども、一カ所で集中して作物や家畜を育てられる様になりました。
その結果、ご先祖様は、それまでの非効率な動物狩りや木の実などの採集をしないでも生活できる様になったわけです。
それゃあ、そうですよね。
食物をたくさん育てることができるなら、よりたくさんの人を養えるわけですから。
それまでは、100人以下だった集落。
それは、すぐ1000人になり、その後は1万人以上の大都市を作るようになります。
その結果、大都市では貧富の差が急激に拡大。
3000年ほど前からは、この集団同士が、肥沃な土地を巡って
「血みどろの大戦争」
を始め、最後は、ローマ帝国の様な人口5000万人以上の超大国を生み出します。
ところが、これこそが人間の腸力を
「大幅低下させる原因」
になってしまいます。
現代の食事情は飽食の果てにたどり着いた
ローマ帝国の人々は、食事には困ることはありませんでした。
何故なら、市民に無料でパンが配られていたからです。
ローマ貴族に至っては、毎日あり余るほどの豪華な食事を、何度も食べたいが為に
「鳥の羽」
でノドの奥を刺激して胃の中の物を全部吐きだし、そしてまた食べるという事を、ごく普通に繰り返していたそうです。
「ん?」
そう思ったあなた!
正解です!
これって、完全に過食症です。
古代の記録を見てみると、ローマ貴族の間では、糖尿病や痛風が数多く発生していたようです。
過食によって、腸の中で大増殖した
「悪玉菌」
が、相当影響していたと思われます。
じゃあ、現代はどうでしょうか?
過食症や生活習慣病が社会問題化してから何十年も経っています。
でも、患者は、減るどころかドンドン増えるばかりです。
一向に減る気配はありません。
むしろ状況は、刻々と悪化しているんです。
大腸疾患の根本原因
大腸疾患は、なぜ起こるのでしょうか?
例えば、私たちのご先祖様は
「猿人」
から数えれば、400万年以上も狩猟と採集を続けてきました。
しかし、1万年前から農業を始め、100年前には産業革命から始まる工業化で、あらゆる技術が飛躍的に進歩し、誰もがローマ貴族以上の食生活をできるようになったわけです。
(イメージ図)
つまり、私たちの体が
「古代のままの省エネ体質」
なのに、それを大きく上回る食物が体内に入ってくるわけです。
そのために、腸が対応し切れず、さまざまな大腸疾患に繋がっているのでは?
と、アラ還おやじは思います。
そして、現代は、古代ローマには無かった
「大問題」
が数多くあります。
油や砂糖は現代の悪夢
特に深刻なのは、脂質や添加物、砂糖を多く含む食品です。
例えば、古代ローマの時代にも、砂糖に似た甘味料はありました。
でも、それは、非常に量が少なく
「滋養強壮の薬」
として僅かに利用されていたに過ぎません。
これは、揚げ物などに使うラードや植物油も同じでした。
つまり、古代ローマでは、過食をしてもヘルシーな食材が比較的多かったわけです。
しかし、現代では、何でも
「大量生産」
できるから、その気になれば油も砂糖も食べ放題です。
例えば、ジュースや袋菓子、ドーナッツなどの脂っこくて甘いお菓子を
「たった2日間」
食べ続けるだけで、炎症性の大腸疾患に掛かるリスクが
「飛躍的に跳ね上がる」
と、たくさんの専門家が警鐘を鳴らしています。
これって完全に悪夢ですよね。
考えてみてください。
甘い物や脂っこい物を一切食べない人なんて、まず居ませんからね。
じゃあ、どのようにすれば大腸疾患のリスクを
「回避」
できるのでしょうか?
食材を自給自足して回避する
実は、先日もお話ししたように、アラ還おやじも私も過敏性大腸炎で長年苦しんでいました。
医者にも長く通いました。
でも、全然良くならず、通勤時や仕事中に急な下痢症状などに見舞われ、悶々と過ごした時期もありました。
そんなときに、自然療法を強く推奨するBさんと知り合ったんです。
Bさんは、農薬を一切使わず、自分で育てた野菜や豆類、そして米を作り、その米や野菜くずで育てた鳥の卵と鶏肉を食べ、過敏性大腸炎を克服したそうです。
この自然療法に興味を持ったアラ還おやじは、直接Bさんに会って、色々な話を聞きました。
すると同じ病気で困っているアラ還おやじに、1週間分の食材を無料で提供してくれたのです。
このご好意には、本当に涙が出ました。
そして、Bさんから頂いた野菜やお米で炊いたご飯を数日間食べてみると、あれほどしつこかった下痢がピタリと収まり、なんと症状がみるみる改善し始めたんです。
これにはアラ還おやじも驚きました。
だって過敏性大腸炎は、神経性の病気だと医師から聞いていたのに、少し食生活を変えただけで、劇的に良くなってしまったんですから。
まとめ
その後は、Bさんに作物の育て方を聞きながら、見よう見まねで自然療法を続けていましたが、この方法はとにかく手間が掛かるのが欠点でした。
元来めんどくさがり屋のアラ還おやじには荷が重く、結局辞めてしまい、その後はBさんから食材を安く分けて頂きながら、何とか症状を抑えていました。
しかし、ご好意に甘え続けるのも気が引けます。
何かもっと簡単な方法は無いかとネットや知人に聞いて情報を探していたところ、ついに決定版を見つけたんです。
それがこれ
↓
実は、クローン病を患っていた友人のS君から
「ぜったい効くから1度飲んでみて」
と勧められて、何となく始めたんですが、これがもうびっくり!
1週間ほど飲み続けたら完全に症状が無くなって、今では、どんなに長く電車に乗っても、全く腸がゴロゴロ言わなくなりました。
というのも毎日善玉は、縄文人が好んで食べていたという、玄米、粟、赤米、ヨモギ、キビなどを、独自製法で乳酸発酵させ、腸内でドンドン善玉菌を増やす
「育菌サイクル」
を自然に作り出しているようなのです。
小さいカプセルなので、飲みやすいのがいいですね。
その後は怒られるかと思いつつ、Bさんにも、恐る恐る毎日善玉を勧めてみたところ
「すごいねこれ!」
と返事が来て、そのまま愛用しているとのこと。
いままでの恩返しができて本当に良かったです。