昨日の世界はほしいモノにあふれてるは、スパイスとハーブ特集でした。
目次
フランスのスパイス最新事情
旅するスパイス料理研究科の水野仁輔さんが、パリを訪れました。
まずは、フランスのスパイス最新事情をチェックするため、パリでもとびきりエレガントと評判のスパイス店を訪ねました。
店内には、30種類を超えるスパイスがありました。
また、スパイスやハーブを様々な割合で調合したミックススパイスも多く取り揃えてありました。
水野さんによると、スパイスは単体で使うよりも、何種類か混ぜた方が料理や素材にいい影響が出るそうです。
水野さんは、レモンやオレンジの皮が入ったもの、ワサビの入ったものなど、店内の様々なミックススパイスを見て回りました。
パリの最高峰のスパイス店
水野さんは、長年憧れ続けているスパイス調合師、オリヴィエ・ロランジェさんのお店を訪れ、世界最高峰のブレンド術の調査にあたりました。
店には
- 金のパウダー
- 風のパウダー
など、味が想像できない変わった名前のミックススパイスが並んでいました。
忘れられた宝と言うミックススパイスには、花椒、ペッパー、ナツメグ、海藻が入っていました。
水野さんは、一般には開放していない地下の保管庫に連れて行ってもらいました。
地下には、調合前のバニラがありました。
フランスの伝説のスパイス調合師
フランス北部、世界遺産のモン・サン・ミシェルにほど近いカンカルという街で、スパイス調合師のロランジェさんは暮らしています。
水野さんは、ロランジェさんのもとを訪れました。
水野さんは、ロランジェさんの仕事場を案内してもらいました。
世界各地のスパイスやハーブがずらりと並んでいました。
ロランジェさんは、極上のブレンドの秘密として、人生で最も美しい朝をイメージしてスパイスを作った経験や、スパイスは音符でありクレヨンであり絵の具であり、自身の物語をスパイスで表現することも出来るなどと教えてくれました。
トルコは古からのスパイス大国
続いて水野さんが訪れたのは、世界三大料理の一つを生んだ国、トルコでした。
古からのスパイス大国です。
トルコの極上肉料理
まずは、街のケバブ店で調査開始しました。
ケキッキと言う、ほろ苦く爽やかな香りが特徴のハーブが使われていました。
トルコの国民的ハーブだそうです。
トルコのエーゲ海地方の絶品料理
続いて水野さんはトルコ西部、エーゲ海地方の街、アラチャトゥを訪れ、飲食店で料理研究の仲間とともにハーブの使われ方を研究しました。
出てきたのは、ハーブのグリーンオイルやハーブのマヨネーズなどを使ったスズキのタルタルでした。
オイスタープラントというハーブが使われていました。
また、水牛チーズのからすみ添えには、ナスタチウムなど自家製のハーブが使われていました。
香りの違うハーブを一枚ずつチーズと合わせて楽しむそうです。
トルコの皇帝が愛した肉料理
再びイスタンブールへ行きました。
500年以上前から受け継がれるスパイス料理を食しました。
まずは、シェルベットというシャーベットの語源にもなった飲み物が出されました。
砂糖、シナモン、クローブ、レッドペッパーなどが入っていました。
アーモンドのスープには、ナツメグが入っていました。
メインの肉料理、メロンのドルマを食した水野さんは、メロンとレッドペッパーの相性に驚いていました。
水野さんは、穏やかさの中に効かせたいスパイスの主張を入れると言うことについて勉強になったなどと話しました。
トルコの美しきスパイス料理
トルコで水野さんたちは、トルコ料理をモダンに進化させた今人気のレストランを訪れました。
ひよこ豆のペーストの上に、色とりどりの世界のスパイスが散りばめられた料理でした。
シェフによると、交易がもたらしたスパイスの豊かな味と香りの風景を表現したとのことでした。
世界各国のスパイス、人類はその魅力に惹かれ、昔も今も国境を超えていきます。
マレーシアでネクストブームカレーを探せ
スパイス料理の王道、カレーを紹介しました。
アメリカで発表された世界のグルメランキングで1位に輝いたのは、ルンダンという東南アジアのカレーでした。
レトルトカレーなどを手掛ける小川慎一郎さんと鳥居佑香さんが、マレーシアのマラッカにやってきました。
2人はお目当てのアッサムペダスというカレーを食しました。
アッサムペダスは、酸っぱ辛いという意味です。
酸味が合う、などと2人の心を掴みました。
シェフは、アッサムペダスは中国料理がベースになっていると語りました。
パイナップル、唐辛子、生姜の花などが入っていること、味の主役は、タマリンドというフルーツであることなどを教えてくれました。
Twitterでの世界はほしいモノにあふれてるの話題
『世界はほしいモノにあふれてる』
やってて
バルト三国だったんだけど
本当に素敵な伝統的な工芸品や
街並みがあって
いつか行ってみたいなって…
でも、たぶんもう
海外に行くことはないんだろうな
今までの海外は
入社研修でアメリカへ行っただけ
ヨーロッパ行ってみたかったな…
<幸せのスパイス&ハーブをめぐる旅>
花に植物に海藻に自然の恵みを頂戴して色々組み合わせて唯一無二のミックススパイスになる。可能性は無限大。色とりどりの鮮やかなスパイスは組み合わせ次第で沢山の世界に連れていってくれて料理の魅力も引き出してくれる存在
<幸せのスパイス&ハーブをめぐる旅>
ケキッキ。ラム肉とスパイスの組み合わせを観ていたら、サイゼリヤさんのラムの串焼き「アロスティチーニ」と特製スパイスが食べたくなった。
シナモンの強さと歴史。中国料理とマレー料理が合わさった “ニョニャ料理” 初耳。
<幸せのスパイス&ハーブをめぐる旅>
お肉!タコ!お魚!スパイス!猫!
今回も楽しかった◎
スパイスの陳列の仕方楽しい。海外の映し方が美しくて瑞々しくて大好き。BGMも毎回最高◎
シャーベットの語源、シェルベット。スパイスが入ったトルコのお酒、気になる。
海外との行き来がだいぶしやすくなったしまたレギュラー放送してほしいな
世界はいつもほしいモノにあふれてる
#ゆる言語学ラジオ
またお金を貯めて行こうと思うと、少し元気が出た。
#せかほし
nhk 世界はほしいモノにあふれてる
スパイスの達人になりたい🍽