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片頭痛は推定1000万人の病気で原因は第3の目とガッテンで紹介

去年の11月に放送されたガッテン!で、片頭痛の原因のランキングをまとめて放送していました。

片頭痛の原因は、

  • 1位はストレス後70%
  • 3位は感情の影響59%
  • 4位はストレス中58%
  • 5位は睡眠不足・過多57%

でした。

5位以下の原因はユニークで、ミックスナッツやワイン、チーズなどでした。

このときのガッテン!では、専門医の米田浩基先生の問診の様子を紹介していました。

ズキズキ片頭痛は超身近なことが原因

頭が脈打つようにズキズキと痛む片頭痛の推定患者は1000万人だそうです。

同じ頭痛でも緊張型頭痛というのもあるそうです。

これは、頭全体が締め付けられるように痛むのが特徴なんだそうです。

緊張型頭痛は、肩こりや同じ姿勢が続くなど痛みを引き起こす原因がわかってる場合が多いのですが、片頭痛は、ソーセージやワインと言った食品、ストレスや睡眠不足など様々な理由から起こるため原因を特定しにくいそうです。

ワインやソーセージには、血管を拡張させる物質が含まれているそうです。

脳の血管が拡張し、神経が圧迫され炎症物質が放出され、その結果、頭痛が起こるのだそうです。

ストレスや睡眠不足は、血管を一時収縮させるそうです。

血管がもとに戻ろうとするときに、一気に拡張し痛みが引き起こされるのだそうです。

片頭痛に悩まされる人の共通点

ガッテン!で紹介された辻千穂さんも片頭痛に悩まされている1人だそうです。

辻千穂さんは、高校生のときから突然襲ってくる頭の痛みに苦しんできたそうです。

5年前から頭痛ダイアリーをつけると、ある場所に行くと頭痛が起こることに気づきました。

その場所が、デパートの化粧品売場だったそうです。

さらに、片頭痛歴10年の八尾りささんも、映画館に行くと頭痛がするそうです。

映画館と化粧品売り場には、ある共通点がありました。

その共通点というのが、眩しい光でした。

辻千穂さんは、パソコンや家電量販店でも片頭痛が起こるそうです。

八尾りささんは、太陽でも片頭痛が起こるそうです。

なぜ光で片頭痛でが起こるのか?

それは、

「内因性光感受性網膜神経節細胞」

というものが深く関わってくるそうです。

光で片頭痛が起きるのは第3の目が関係

光で片頭痛でが起こるのに深く関わってくる内因性光感受性網膜神経節細胞は、目の奥、網膜の中に存在していて、海外の論文では、第3の目と紹介されているそうです。

この第3の目は、人間だけではなく、ほとんどの脊椎動物に備わっているものだそうです。

その第3の目が、片頭痛の原因になるのだそうです。

ラミ・バースタイン教授は、秘密が解明できれば片頭痛を治療し予防できると考え、ふしぎな実験を行ったそうです。

ラミ・バースタイン教授の実験

2008年にバースタイン教授は、全米から20名の片頭痛患者の被験者を集めたそうです。

まず、頭痛が起きるまで待ち、痛みを感じ始めたら部屋の照明を暗くしました。

そして、このときの痛みの度合いを、0~10で評価してもらったそうです。

部屋が暗い場合の痛みは、平均値は6.2だったそうです。

別の日、次は、頭痛が起きても部屋を明るいままにしておいたそうです。

すると痛みの平均値は、9.2まで上昇したのだそうです。

実は、この20人の被験者は全員、全盲の人々でした。

第3の目は、光を完治するセンサーのような働きをしているそうです。

光を感じると第3の目は、脳にあさが来たことを脳に知らせる信号を送るそうです。

これによって脳が覚醒し、全身を活動モードにするのだそうです。

全身に血液をいき渡らせるため血管が拡張するそうです。

第3の目が、なぜか過剰に働くことがあるそうです。

そのため、脳に流れる血液が増加し血管が拡張し、すると、神経から炎症物質が放出され痛みが起こるのだそうです。

内因性光感受性網膜神経節細胞は、誰にでもあるのに、頭痛が起きない人もいます。

それは、この細胞が過敏な人と過敏じゃない人がいるからなのだそうです。

片頭痛の人の第3の目が、どのようになっているかを調べたそうです。

すると、片頭痛がない人は、光が入ると瞳孔が収縮しますが、片頭痛がある人は、瞳孔が極端に小さくなったそうです。

片頭痛の原因を知れば対策もわかり痛みと回数が低減

ガッテン!では、頭痛専門医の辰元宗人先生に話を聞きました。

片頭痛の誘因として光があるのを認識している患者は少ないそうです。

光の場合の対策は、サングラスなのだそうです。

サングラスは、色つきのほうが光を抑えられるそうです。

家の中の場合は、照明を白い光よりもオレンジ系の電球色にするのがよいそうです。

さらに、内装の壁は、光を反射しにくいベージュ系にするのがよいそうです。

サングラスでの光対策に喜びの声

佐藤由理さんは、10年ほど前から片頭痛に悩んでいたそうです。

その話を聞き、辰元宗人先生は、サングラスをオススメしました。

友達と出掛ける佐藤由理さんに、サングラス効果を自撮りでリポートしてもらったところ、苦手だったコンビニでも頭痛が起きず絶好調だったそうです。

2週間後、佐藤由理さんは、

「事前にサングラスをかけているので、ちょっとした痛みが減った。光を遮断しただけで痛くならないと思わなかったのでびっくりした」

などと話しました。

化粧品売場で頭痛を起こしていた辻千穂さんも、サングラスで対策をしたところ、頭痛の頻度が半減したそうです。

映画や太陽の光で頭痛が起きていた八尾りささんは、日傘で太陽光をブロックしたそうです。

すると、それだけで痛みの度合いがかなり軽減されたそうです。

自分の頭痛の原因を知る方法

自分の頭痛の原因を知るために役に立つのが、頭痛ダイアリーだそうです。

頭痛ダイアリーをつけることで、医師との問診の際に、スムーズに原因をあぶり出すことができるそうです。

頭痛ダイアリーのダウンロード。

頭痛ダイアリー

Twitterでの片頭痛への反応

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