公明党選対委員長の高木陽介衆院議員の公設秘書が、昨年12月から今年2月にかけて、知人が顧問を務める会社の税務調査をめぐり、会社側の要望を電話で10回以上、国税庁に伝えていたそうです。
この公明議員秘書は、国税側と会社側との面会の場を設けたり、国税庁職員を議員会館に呼んで、会社側の不満を伝えていたそうです。
目次
公明議員秘書は事実関係を認めている
公明議員秘書は、マスコミの取材に対して、会社側の要望を繰り返し国税庁に伝えた事実を認めたうえで、
「納税者の意見を伝えただけで、圧力をかけたわけではない」
と説明しているそうです。
個別の税務調査への介入ではないかとの指摘については、
「真摯に受け止めたい」
と答えたそうです。
健康医学研究所
東京国税局の税務調査を受けたのは、若返りサプリメントの販売る会社である健康医学研究所だそうです。
健康医学研究所顧問が公設秘書に相談
健康医学研究所は、仕入れ時に支払った消費税が売上時に受け取った消費税を上回った場合に差額が還付される制度を使って、還付を申請していたそうです。
しかし、昨年8月に税務調査が始まり、申し立てていた消費税約1億円の還付手続きがストップしたそうです。
健康医学研究所の顧問は、還付されないことなどへの不満を知人の公明議員秘書に相談したそうです。
公設秘書が仲介に動き出す
公明議員秘書は、昨年12月下旬以降、調査中を理由に止まっていた消費税の還付を求める健康医学研究所の要望を、国税庁に電話で繰り返し伝え、社長らと面会するよう求めたそうです。
国税庁側は、12月24日に、東京上野税務署で社長らと面会したそうです。
だが、社長らが対応に不満を持ったため、公明議員秘書は、国税庁に
「うちの顔を立てて下さい」
と伝えたとのことです。
その後、12月28日に、東京国税局で再度の面会が行われたそうです。
国税庁が課税処分を示唆
その後も続いた税務調査の中で、国税側は今年1月27日、社長らに調査結果の見通しを説明し、課税処分する可能性を示したそうです。
公明議員秘書は、会社側からこの説明内容への不満を聞き、1月28日に、国税庁の課長補佐2人を議員会館に呼び、還付が行われていないといった健康医学研究所の不満を直接伝えたそうです。
健康医学研究所側に、不正の根拠を明確に示すことを求めたうえで、
「気をつけてもらいたい」
と伝えたそうです。
税務調査の結果
税務調査の結果、東京国税局は、今年4月、健康医学研究所が、サプリ原料の仕入れ額を過大に計上し、2019年10月までの1年間で約11億円の所得隠しをし、消費税の還付額も過大に申し立てたと認定しました。
重加算税を含む法人税と消費税計約7億円を追徴課税しました。
税務調査の結果に不服を申し立てた健康医学研究所
健康医学研究所は、これを不服とし、7月に国税不服審判所に審査を請求したそうです。
健康医学研究所は、マスコミの取材に応じていないそうです。
健康医学研究所の税理士は、
「消費税還付がされず、資金繰りが厳しくなった窮状を訴えるため、代議士事務所に国税庁への働きかけを求め、動いてもらった、と社長から聞いている」
と話したそうです。
国税庁のコメント
国税庁は、
「個別の税務調査にはコメントしない。一般論として議員や議員秘書からの問い合わせに関わらず、国税庁としては、個々の事実関係に基づき、法令等に照らし適切に対応している」
としているそうです。
Twitterでの健康医学研究所への反応
税務調査を受けたのは、「若返りサプリメント」を販売する会社「健康医学研究所」(新宿区)。 同社は、仕入れ時に支払った消費税が売上時に受け取った消費税を上回った場合に差額が還付される制度を使い、還付を申請していた。だが昨年8月に税務調査が始まり、消費税約1億円の還付手続きがストップ。
— 宿坊の掲示板ほぼbot(@Shukubo_hobo)Fri Nov 12 21:44:12 +0000 2021
国税OB「個別の税務調査に介入して特定の納税者が有利になるよう口を利く──こうした行為が許されれば、税制の公平性が損なわれる」
健康医学研究所ねぇ…所得隠しもあったのか。覚えておこう。
東京国税局の税務調査を受けたのは、「若返りサプリメント」を販売する会社「健康医学研究所」
この会社は新宿区というが信濃町特区の中にあるのかな
公明党とどういう関係か。国税庁職員呼びつけるんだからさ
このサプリのおかげで
公明党の皆さんは歳より若く見えるのかな😊😋
高木陽介参議院議員が国税庁に・・・・😱
この若返りサプリメントは効果があるのか🤔🤫
消費者庁は調べないとな😎
公明党の高木陽介が絡んだことでかえって不信感がつのる
東京国税局の税務調査を受けたのは、「若返りサプリメント」を販売する会社「健康医学研究所」(東京都新宿区)