主治医が見つかる診療所が注目したのは、東京駅近くのクリニックの「来た患者を断らない」と言うポリシーでした。
医師の金川さんの感動エピソードを紹介します。
東京駅の断らないクリニックとは?
東京駅は観光客で賑わうスポットですが、体調を崩した外国人が集まるクリニックがあります。
それが「東京ステーションインターナショナルクリニック」です。
このクリニックは、来た患者を断らないという独自のポリシーを持ち、英語や中国語にも対応しています。
患者の多様性と対応力
クリニックには、様々な国からの患者が訪れます。
例えば、メキシコから来た女性は階段で転んで足を怪我しました。
レントゲンがないため、触診で捻挫を診断し、テーピングで応急処置を行いました。
このように、迅速かつ的確な対応が求められる場面が多いのです。
金川医師の情熱
このクリニックで働く金川修造医師は、42年の医師歴を持ち、発展途上国での感染症治療に携わってきました。
彼の情熱は患者一人一人に向けられています。
オーストラリアから来た観光客の子どもが熱を出した際には、インフルエンザの検査を行い、陽性と診断しました。
適切な治療を施し、観光を楽しめるようにしました。
増加する溶連菌感染症
最近、金川医師が特に懸念しているのが「溶連菌感染症」です。
昨年の4.5倍に増加しており、感染が腎臓に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
患者には抗生物質を処方し、治療に取り組んでいます。
患者への思いやり
金川医師は、患者からの信頼を大切にしています。
ある日の午後、ブラジルから来た妊娠中の女性がめまいを訴えました。
金川医師は耳の奥にある耳石が原因と診断し、安静にするだけではなく、正しい処置を行いました。
女性は無事に回復し、観光を楽しむことができました。
薬の処方と患者教育
金川医師は、薬の処方においても慎重です。
シンガポールから旅行で日本を訪れたの男性が急性胃腸炎で来院した際、薬を処方しましたが、彼が再度来院した時には、暴飲暴食が原因だったため、追加の薬を断りました。
このように、医師としての責任を持ちながら、患者に対しても教育的なアプローチをしています。
まとめ
東京ステーションインターナショナルクリニックは、観光客が安心して訪れることができるクリニックです。
金川医師の「来た患者を断らない」というポリシーは、患者にとっての大きな安心感となっています。
彼の情熱と知識が、多くの人々の健康を支えています。
今後もこのクリニックの活躍に注目していきたいと思います。