徹子の部屋で、黒柳徹子さんが
「将棋盤はなぜ9列なのか?」
と、藤井聡太棋士に聞いていましたが、確かに何故なのか気になりますよね。
将棋は日本の伝統的なボードゲームの一つです。
将棋を楽しむには、将棋盤と将棋駒が必要です。
将棋盤は縦横に9マスずつ、計81マスに区切られた盤面で、駒を動かして相手の玉将を詰ませるのが目的です。
しかし、なぜ将棋盤はマス目が9列なのでしょうか?
将棋盤にはどんな歴史や意味があるのでしょうか?
将棋盤のマス目が9列になっている秘密を調べてみました。
目次
なぜ将棋盤はマス目が9列なのか?将棋盤の歴史と意味
まず、なぜ将棋盤はマス目が9列なのか、その歴史と意味について見ていきましょう。
将棋盤の起源
将棋盤の起源は、インドのチャトランガという古代のボードゲームにさかのぼります。
チャトランガは8×8のマス目の盤面で、象や馬、戦車、兵士などの駒を使って戦争を模したゲームでした。
このゲームはペルシャやアラビアを経て、ヨーロッパや中国に伝わりました。
ヨーロッパではチェスに、中国では象棋に発展しました。
10世紀頃に中国から日本に伝わった象棋
日本には、10世紀頃に中国から象棋が伝わりました。
当時の象棋は9×10のマス目の盤面で、将棋と似たような駒を使っていました。
しかし、日本では象棋が独自に変化し、12世紀頃には現在の将棋に近い形になりました。
その際に、盤面のサイズも9×9に変わりました。
将棋盤の盤面のサイズも9×9に変わった理由
では、なぜ盤面のサイズが9×9に変わったのでしょうか?
その理由には、次のような説があります。
- 9は奇数であり、陰陽の調和を表す数である。また、9は天地人の三才を三乗した数であり、宇宙の象徴とされる。そのため、9×9は神聖な数であり、将棋盤のサイズにふさわしいと考えられた。
- 9は最大の一桁の数であり、最大の力を表す数である。また、9は九星の数でもあり、方位や運勢を表す数でもある。そのため、9×9は最強の数であり、将棋盤のサイズにふさわしいと考えられた。
- 9は将棋の駒の種類と同じ数であり、駒と盤の対応を表す数である。また、9は将棋の戦法の数とも言われる。そのため、9×9は将棋の本質を表す数であり、将棋盤のサイズにふさわしいと考えられた。
以上のように、将棋盤はマス目が9列になったのは、数秘術や風水などの思想や将棋の特徴や戦略に基づいていると言われています。
将棋盤は単なるボードではなく、日本の文化や哲学が込められたものなのです。
Xでの将棋盤はマス目が9列なのかへの反応
将棋盤はなぜ9列?
そっから〜⁇
さすがです— ちりせんりん🌱 (@chirijoony) February 23, 2024
黒柳徹子の素朴な疑問「将棋盤が9行9列なのはなぜか?」
— てくねちお (@Teknecika) February 23, 2024
なぜ将棋盤は9列?www #徹子の部屋
— ふじぽんぽん (@hirofujiponpon) February 23, 2024