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【徹底検証】徳島市「期限切れ食品」配布事件の闇が深すぎる。14カ月の猶予と“同意書”の正体…私たちが今、本気で怒らなきゃいけない理由

今日は、今の日本という国の

「底辺」

で何が起きているのか、その残酷なまでの真実を皆さんと共有したいと思います。

徳島市が発表した、生活困窮者への

「期限切れ食品」

配布問題。

ネット上でも多くの怒りの声が上がっていますが、私はあえて言いたい。

これは単なる

「事務的なミス」

「不祥事」

で片付けていい問題ではありません。

私たちが必死に働き、納税しているこの国で、

「助けを求めること=尊厳を捨てること」

になってしまっている。

そんな絶望的な縮図が見えてきたんです。

420日以上放置された「備蓄品」の正体

まず、事実関係を整理しましょう。

徳島市が配布していたのは、災害用に備蓄していた米やパン、飲料などです。

驚くべきは、その期限です。

「最大14カ月(約420日)」

食品管理をしている人なら分かりますが、14カ月というのは

「うっかり」

で済まされる期間ではありません。

防災対策課から生活福祉課へ、いわば

「お下がり」

として回されたこれらの食品。

市役所の中では、これらの食品は

「市民の命を守る備蓄品」

から

「処分の手間が省ける不用品」

へと、いつの間にか呼び名が変わっていたのではないでしょうか。

「同意書」に込められた、あまりに冷酷な意図

この事件で最も批判が集まっているのが、配布時に

「同意書にサインをさせていた」

という点です。

「同意したんだから、後で文句を言うなよ」

「お腹を壊しても、自己責任ですよ」

このサインを求めた職員の手に、どれほどの重みがあったのでしょうか。

生活保護費が足りず、明日の食べ物もなくて窓口に相談に来る。

そんな極限状態の市民に対して、

「これを食わせる代わりに、責任は持たないと誓え」

と迫る。

これは支援ではありません。

「弱者の権利を放棄させる手続き」

です。

相手を同じ人間として見ていたら、賞味期限が1年以上切れたものを渡す際に、ペンと書類を差し出すことなんて、恥ずかしくてできないはずです。

「尊厳」という最後の砦が崩れる時

市側は

「精神的に傷つけてしまった。尊厳を守るべきだった」

と謝罪しました。

ですが、この

「尊厳」

という言葉、実は重いんです。

生活保護を受ける、あるいは行政の支援を受けるということは、決して

「恥」

ではありません。

憲法で保障された国民の権利です。

しかし、現場で

「期限切れのゴミ同然のもの」

を渡されることで、受給者は

「自分は期限切れの食品で十分な人間なんだ」

と自尊心を削られてしまう。

一度折れてしまった心は、謝罪会見一つでは元に戻りません。

「困っている人を助ける」

という行為が、同時に

「その人を深く傷つける」

行為になっていたことの罪深さを、私たちはもっと重く受け止めるべきです。

誰が「弱者」を救うのか?

この記事を読んでいる皆さんの多くは、毎日必死に働いているはずです。

そして、物価高に悩み、将来に不安を感じながらも、なんとか自立して生きているはずです。

でも、考えてみてください。

もし明日、突然の病気や事故で働けなくなったら?

頼れる家族もいなくて、市役所の窓口に駆け込んだら?

そこで差し出されるのが

「14カ月前のパン」

だったら、あなたはどう思いますか?

「助けてくれてありがとう」

と思えますか?

これは

「可哀想な誰か」

の話ではなく、

「私たちの未来のセーフティネット」

が腐りかけているという話なんです。

構造的な問題!なぜ現場は暴走したのか

なぜ、こんなことが起きてしまったのか。

そこには、現場の職員もまた

「効率」

「予算」の波に飲まれ、市民を

「記号」

としてしか見られなくなっていた背景があるのかもしれません。

しかし、どんなに忙しくても、どんなに予算がなくても、

「自分が食べられないものを人に渡さない」

という人間としての最低限のルールは守れるはずです。

徳島市の今回の対応は、日本の公的支援の現場が、いかに

「心」

を失いかけているかを象徴しています。

まとめ!私たちが今、取るべきアクション

今回のニュースを

「ひどい役所だ」

と批判して終わるのは簡単です。

でも、本当に大切なのは、その先です。

「おかしい」

と感じた声を、SNSや周囲に広げ続けること。

行政の支援が

「権利」

であり

「施し」

ではないと再認識すること。

自分たちの住む自治体の備蓄品管理や支援体制に関心を持つこと。

「おなかが膨れればいい」

という考え方は、人間を家畜のように扱うのと同じです。

私たちは、パンだけでなく、誇りを持って生きる権利を求めていい。

徳島市には、今回の件を徹底的に検証し、二度と

「同意書で責任を押し付ける」

ような真似をしない仕組み作りを強く求めます。

そして私たちは、この事件を忘れずに、社会のあり方を問い続けていきましょう!

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