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カズレーザーと学ぶでやってたエクソソームと呼吸と遺伝子をまとめてみた

カズレーザーと学ぶと言う番組に最近、ハマっています。

昨日のカズレーザーと学ぶでやってたエクソソームと呼吸と遺伝子をまとめてみました。

遺伝子の可能性とリスク

年収・才能・病気 遺伝で人生は何％決まってしまうのか？

吉村崇さんは、満州の暴れ馬と称された祖父を持ち、

「完璧な遺伝でここまで来てる」

と語りました。

カズレーザーさんは、

「収入や恋愛、笑いのセンスは今回のトピックである遺伝と関係があるのか」

気になっていました。

収入・恋愛・笑いのセンス 遺伝するものとしないもの

慶應義塾大学の教授で行動遺伝学者の安藤寿康さんは20年以上にわたり、同じ環境で育った一卵性双生児、二卵性双生児約1万組を比較してきました。

一卵性双生児を調査

安藤教授は、生後8カ月で離れ離れになった一卵性双生児を調査しました。

Facebookを介して28歳の時に再会するまで、お互いの存在は知らずに育ったそうですが、2人とも教師で、結婚式の日付、式で流した曲も同じでした。

長年に渡る調査から、性格は50％程度、遺伝の影響を受けるそうです。

人を笑わせるようなポジティブユーモア、自虐、人を傷つけるようなネガティブユーモアは環境の影響が強いそうです。

また、働き盛りの40代には才能、素質を発揮し、年収は遺伝で60％決まってくるそうです。

一卵性双生児の脳の構造は90％以上一致

一卵性双生児がそれぞれ偏差値の違う大学に進学し、安藤さんはいずれ収入差は出てくると推測しましたが、差はほとんど無かったそうです。

思考、パーソナリティーを形成するのは脳ですが、一卵性双生児の脳の構造は90％以上一致します。

結婚相手、進学や就職先など、その人が作り出す環境も遺伝の影響を受けるそうです。

鷲見玲奈さんは、

「結婚相手が父親と似てる部分が多い」

「好みが母親と同じだった」

と明かしました。

安藤さんは、

「1組の親からはいろんな子供が生まれる。顔つきや性格、能力も違ってくる。一番効いてくるのはIQ」

などと話します。

一方、環境、生まれた時代や文化など、才能を発揮できるかは運の要素もあります。

カズレーザーさんは、

「無限×無限の中で出てきた1個の才能に出会えるのは無理」

などと語りました。

受精卵から才能を予測できるポリジェニックスコア

山本奈津子特任講師は、受精卵の時点で才能を知り、人生を組み立てられる時代について語りました。

医療・健康の分野で期待

受精卵から才能を予測できるポリジェニックスコアとは、膨大な数の他人の遺伝子的特徴と比較することで自分と似た遺伝子を探します。

イギリスではUKバイオバンク、中国では上海張江バイオバンクなどがあります。

世界にはバイオバンクがいくつも存在していて、500万人以上のデータを収集しています。

理論的にはデータがあればどんな能力も計測できるそうです。

受精卵の段階で人生を予測できてしまうかもしれないのがポリジェニックスコアです。

一番期待されているのが医療・健康の分野で、ガン患者の遺伝子の特徴を比較することでガンのポリジェニックスコアを算出することができます。

発病の可能性を知ることで、詳細な人生設計がたてられます。

血液一滴から顔を再現するゲノムモンタージュ研究

髪の毛1本で顔を完全再現できるのがゲノムモンタージュ研究です。

香港では非営利団体がポイ捨て防止のため、ゴミを捨てた人の顔をポスター化して掲示しました。

ゴミに付着したDNAから顔が復元されたものだそうです。

1992年にアメリカで起きた殺人事件の犯人は、事件発生から25年後に、犯人のDNAからゲノムモンタージュを作成し一般公開したところ、情報が集まり逮捕に至りました。

アメリカでは2015年から犯罪捜査に導入され、多くの事件解決に関与し成果を上げています。

顔の形状を数値化し、数千人分の顔のデータとDNAを照らし合わせ分析します。

DNAから顔の形状を予測し再現することもできるそうです。

遺伝子の共通点

2022年にスペインの研究チームがそっくりなペア32組のDNAを分析しました。

顔面に関わる遺伝子の共通点が多いことがわかりました。

他人でも似ている人は、遺伝子の共通点が多いことがわかっています。

顔は多様化している方が都合が良いですが、なぜ人の顔が多様化したかは進化の謎とされています。

カズレーザーさんは、

「似たりよったりでいいから吉沢亮くんの顔になりたい」

と本音を漏らしました。

あらゆる病気を克服する医療大革命の鍵がエクソソーム

大阪大学大学院の日比野佐和子特任教授は、あらゆる疾患が治療できると期待される

「エクソソーム」

について以前に紹介しました。

放送後、クリニックや大学に問い合わせが多かったそうです。

エクソソームは日本がリードする衝撃の最新医療

エクソソームは細胞間の情報伝達に使われる顆粒状の物質で、修復の指示を出したりします。

血中のエクソソームを調べることで、罹患しているガンは何かも診断でき、早期発見につながります。

また、体内の部位を修復・再生する能力がある

「間葉系幹細胞」

から分泌されるエクソソームにも治癒効果が確認されました。

同幹細胞は脂肪に含まれ、取り出して培養し点滴で戻す治療法もあり、重度骨折や脳梗塞、脊髄損傷の治療で活用されます。

ALSでは症状の進行を遅らせることもできます。

間葉系幹細胞療法

脳梗塞を発症して4カ月の40代女性に間葉系幹細胞療法を試みたところ、左足を伸ばせるようになっていました。

脊髄損傷で寝たきりだった40代男性は、投与した翌日には肘、膝の屈伸ができるようになり、12週目には普通に歩行、24週目にはピアノを弾けるようになりました。

2019年、脊髄損傷への再生医療製品として保険が認可されましたが、受傷後1カ月以内など条件があります。

また、2022年2月、神戸医療産業都市推進機構では、アルツハイマーに対して幹細胞治療による効果が確認されました。

間葉系幹細胞療法の若返り効果

間葉系幹細胞療法で肌のシワやたるみが改善するなど若返り効果も確認され、日比野佐和子特任教授は、

「将来的には100歳でも見た目が30～40代がありうる」

と語りました。

課題は加齢とともに間葉系幹細胞、エクソソームの数や質、能力も落ちるため、培養しても十分な効果が得られない可能性があると言うことです。

また、他人からの細胞を移植すると、拒絶反応が起きます。

一方、能力を人工的に付加した

「デザイナーエクソソーム」

も金沢大学の研究で開発されています。

がん治療を目的としていますが、将来的にはガン以外の病気でも活用が期待されます。

間葉系幹細胞の効果

間葉系幹細胞は脂肪や胎盤、臍帯に含まれ、臍帯のウォートンジェリーと呼ばれる部分には特に豊富だそうです。

ウォートンジェリー由来の間葉系幹細胞を活用したところ、全治3カ月の骨折が2週間で治療でき、整形外科の医師が驚いていたそうです。

一方、女性ホルモンの若返りで良性の腫瘍が大きくなるといったリスクもあります。

日比野佐和子特任教授は、

「再生医療の分野は日本が一番進んでいる。こういった機会があると、研究が活性化されていくと思っている」

とコメントしました。

今日本人に起きている2つのカラダの異変

今、日本人には2つのカラダの異変が起きているそうです。

タイパ・倍速視聴・ながらスマホ 情報大好き日本人を襲う脳過労

カズレーザーさんは、

「情報大好き日本人を襲う脳過労」

の話題をチョイスしました。

枝川教授が脳過労について講義を開始しました。

タイパという言葉があるように日本人は時間効率を追い求めるように変化してきています。

スマホなどの普及で、日本国内のデジタルデータ流通量は、20年間で約1200倍に推移しています。

情報量は現代で言う1日が江戸時代の1年だそうです。

情報過多の日本人ですが、約6割の人が陥ってる可能性があるのが脳過労です。

ムービーは、脳に負担がかかるそうです。

脳過労の影響

脳過労になると記憶力・思考力・判断力が低下するそうです。

スマホの使用頻度を事前アンケートすると、井森さんは10個中2つチェックをしていました。

カズレーザーさんは、10個中9個チェックをしていました。

枝川教授によると3個までならセーフだそうです。

また脳に負担をかけるスマホの使い方が複数の作業を続けることだそうです。

また休憩時間にタバコ吸いながらゲームをしている人は、脳が働きっぱなしだそうです。

デフォルト・モード・ネットワーク

しかし脳内には休ませる仕組みも備わっていて、デフォルト・モード・ネットワークなのだそうです。

整理された情報同士が結びつき、新たなアイデアが生まれる効果もあります。

脳過労から守るデフォルト・モード・ネットワークを働かせやすくするコツは、トイレや電車などのスキマ時間にスマホを置き、ぼーっとすることでデフォルト・モード・ネットワークが起動するそうです。

脳過労の子どもたちへの影響

また脳過労は子どもたちにも影響を及ぼす可能性があり、東北大学の研究によるとネットの利用頻度が増えると大脳灰白質の発達に遅れがみられたそうです。

しかし、原因と結果の因果関係はまだわかっていません。

得た情報をアウトプットすることで、脳内に定着しやすくなるそうです。

カズレーザーさんは、

「接点が大事」

などと話しました。

マスクを外さない日本人の顔が激変する呼吸の仕方

歯科医師として1500人以上の子供の歯の矯正を行ってきた山口和巳医師は、

「口呼吸、鼻呼吸とで顔が変化する」

と語りました。

大人では口呼吸だと老け顔になりうるそうです。

新潟大学の調査で、全国3399人の3歳～12歳の30.7％が口呼吸していました。

隠れ予備軍も含めると約80％にのぼるそうです。

子供の場合、上顎骨が成長する12歳まで鼻呼吸にすることが重要だそうです。

鼻呼吸か口呼吸かのチェック方法

山口和巳医師は、呼吸3回でわかる、鼻呼吸か口呼吸かのチェック方法を紹介しました。

鼻で息を3回吸って吐いた時、舌の先端が上顎についていないと口呼吸だそうです。

口呼吸の改善

口呼吸を改善するには、筋肉や脳の働きを変える必要があるそうです。

口呼吸でIQ低下

口呼吸は、虫歯、歯周病、気管支喘息など様々な弊害がある他、子供のIQも低下させるそうです。

口呼吸で大量の二酸化炭素が排出されることで、エネルギーをつくるミトコンドリアに酸素を渡せなくなるそうです。

そして、脳に酸素が十分に行き渡らなければ、成長期にある子供の脳の発達に影響を及ぼすそうです。

Twitterでのカズレーザーと学ぶへの反応

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