今日は、サル痘のお話です。
今、世界中で感染者が確認され、ついに日本で感染者が確認されたサル痘は、サル痘ウイルスの感染を原因とする人獣共通感染症です。
サル痘は低温や乾燥に強くて、エーテル耐性もあります。
しかし、アルコールやホルマリン、紫外線に弱いようです。
天然痘ウイルスと比べて重症度や死亡率は低くて、天然痘ワクチンで約85%は感染防止できるそうです。
日本では感染症法で、四類感染症に指定されているのがサル痘です。
※この記事はYouTube動画で視聴できます。
サル痘の感染源
サル等の感染源は、アフリカに生息するリスなどのげっ歯類を始め、サルやウサギなどが自然宿主とされるています。
人から人への飛沫感染や接触感染も感染経路の一つであるとされていますが、基本的にサル痘は、ウイルスに感染したサルやげっ歯類にかまれたり、また、それらの加熱不十分な肉の摂取で感染が報告されています。
げっ歯類とは、ネズミやリス、ヤマアラシなんかの動物のことです。
野生動物の肉の取り扱い中や動物の咬傷、体液、汚染された物体。
それに感染者との性的接触を含む密接な接触でも伝染します。
天然痘、水疱瘡、はしか、アレルギー等、発疹が表れる疾患との判別が必要です。
天然痘や水疱瘡では起こらない本疾患特有のリンパ節の腫れやPCR検査でウイルスの存在を確認します。
サル痘の潜伏期間
サル痘の潜伏期間は、7日から21日です。
その症状は、顔面及び手足の末端に多く発生して、時間の経過で水疱から膿疱になり、痂皮がみられるようになる発疹、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、リンパ節腫脹などで、発症後2週間から4週間で症状は軽快します。
サル痘の死亡率は、1%から10%とされています。
サル痘の治療
サル痘は、確立された治療法がありません。
そのため、対症療法をします。
種痘が効果があるようです。
サル痘は今年になってから世界中で確認されている
今年になってサル痘が、世界中で感染確認されました。
最初に確認されたのは、ナイジェリアです。
ナイジェリアでは、サル痘は、風土病です。
そのナイジェリアに渡航歴を持つ個人に、2022年5月6日に感染確認がされました。
サル痘が中央アフリカと西アフリカの外に広く広がったのは初めてのことだそうです。
5月18日以降、症例は、あっという間に多くの国と地域から報告されました。
主にヨーロッパだけでなく、南北アメリカ、アジア、アフリカ、オーストラリアでも報告されました。
7月23日現在で、合計17186件の確定症例があるそうです。
7月23日に世界保健機関、WHOは、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態の発生を宣言しました。
発生の状況を世界的な健康上の緊急事態に引き上げました。
サル痘は、発熱やその他の非特異的な症状にさらされてから1~2週間後に現れるウイルス感染症で水疱を伴う発疹を引き起こします。
この発疹は、2週間続くことがあります。
現在の発生前の感染症では、既知の感染症を持つ人々の1~3%が死亡しているとのことです。
子どもの症例は、重症の可能性が高いそうです。
保健当局は特に症状のある人と密接に接触している場合、誰でもこの病気に感染する可能性があると強調しています。
2022年7月23日の時点で、アフリカの風土病地域外の症例の97%は、男性と性行為をする男性のコミュニティ、特に複数のセックスパートナーを持つ男性のコミュニティで発生しているそうです。
疾病管理予防センターは、サル痘の人口統計学的側面について、コミュニケーションする際の汚名を減らすことの重要性を強調しています。
そして、2022年7月25日。
ついに日本国内で初めての感染者が東京都で確認されました。
Twitterでのサル痘への反応
そんなレアケースで、なぜ大騒ぎしているのでしょうか🙄?
免疫力が落ちてるところにワクチンを打つ方がよっぽど危ないと個人的には思うんですけど。
飛沫感染もなさそうだし、自分の生活なら人から移される可能性は低いと思うので注意を払いつついつも通り過ごす感じでいいかな
それ嫌かな。
サル痘も物理的接触によって感染するらしいから、人を見たら感染者だと思うことにしよう。
サル痘…サル痘…って🥺
ウイルス戦国時代なのかな。
あついですねしかし💦🖖
人間に近い種から広がる変異して人殺す感染症とかにした方いい
はい終わり
☀️