はたして株主優待だけで生活できるのか?
そんな風に思うアラ還おやじです。
でも、テレビ番組で株主優待で生活している人が紹介されますよね。
そんな株主優待で生活している人で有名な人といえば、将棋棋士の桐谷さんです。
桐谷さんは、ほとんど現金を使わないで株主優待で生活をしています。
じゃあ、どうして株主優待で生活ができるのか?
それは、株主優待生活を徹底しているからなんですね。
株を購入するとき、優待が魅力的なものを選んでいます。
もちろん、優待だけを重視して買っているわけではないですが、他の投資家よりも重視しているのは確かなようです。
例えば、食事もほとんど株主優待で済ませていますし、映画も株主優待で観ています。
使用期限があるものは、全て期限内に使うというのも徹底しているので、無駄がありません。
そして、倒産リスクの少ない銘柄を選んでいるようです。
企業が倒産してしまったら、株主優待を受けられませんからね。
株主優待で、生活をするためにも倒産しづらいというポイントを重視して、銘柄を選んでいるようです。
こういった株の買い方をしているからこそ、株主優待で生活ができているんですね。
あなたも、参考にしてみて、株主優待生活に挑戦してみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク
目次
そもそも株主優待って何?
株主優待という言葉は、知っているけど、そもそも株主優待って何?
どんなものなのかよく分からないという人もいるはずです。
株主優待というのは、企業の株を持つことでもらえる特典やサービスのことです。
もらえる特典やサービスは、自社製品の割引券や商品券、無料宿泊券、宿泊半額券などその企業によって違います。
中には、非常にお得な株主優待もあります。
そのため、株主優待目当てで株を購入している人も少なくありません。
また、持ち株数によってももらえる内容は違います。
基本的に。持っている持ち株数が多ければ多いほど、豪華な特典やサービスを受けられます。
でも、企業が、どうしてこういったサービスを行っているのか不思議ですよね?
一見、投資家にしかメリットがないように感じる株主優待。
実は、企業側にもメリットがあります。
株主優待を行うことで、株主を囲い込むことができるうえに、節税にもなります。
お互いにとってメリットがあるため、株主優待を行っている企業は多いのです。
銀行にお金を預けてもほとんど利息がつかない。
それであれば株を購入して、株主優待を受けるというのも考え方の一つです。
スポンサーリンク
株主優待はどうやって受け取る?
じゃあ、実際に株主優待を受け取るにはどうするの?
こう思った人もいますよね。
まず、当然、株を買わないといけません。
ここでポイントになるのが、一定の数の株を購入するということです。
株主優待を受けるには、
「このくらいは買ってください」
というように必要な株数が決まっています。
100株と決まっている場合は、100株以上買わないと株主優待を受けられません。
そして、株主優待をもらうには権利確定日に株を持っている必要があります。
「それじゃあ、その日に買ってすぐに売ればいいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、残念ながら、その日に買っても受けることができません。
権利確定日の4営業日前に注文を出さないといけないんですね。
権利確定日は、会社によって違いますから事前に確認してください。
一般的に、権利確定日の2ヶ月~3ヶ月後に株主優待が小包などで送られてきます。
手続きに時間がかかってしまうので、どうしてもこのくらいの期間はかかってしまいます。
スポンサーリンク
株主優待にはデメリットもある
株主優待はメリットが大きいです。
でも、メリットがあると言うことは、デメリットもあるわけです。
例えば、株価が下がってしまうと株主優待をもらっても、お得感がありません。
株主優待の内容が、突然、変更されることもあります。
事前に、変更することを伝えてもらえるならいいですが、突然変更されると困ってしまいますよね。
それまで、1万円相当の株主優待をもらえていたのに、5000円相当になってしまったらショックが大きいと思います。
また、変更ならまだしも、廃止されるリスクもあります。
廃止されると株主優待を受けることができなくなります。
そうなれば、当然、その企業の魅力が薄れます。
これが株価にも影響を及ぼしてしまい、下落するケースも少なくありません。
ちなみに、株主優待の変更や廃止は取締役会の決議で決定します。
意外と変更されることがありますから、気をつけてください。
メリットばかりが目立つ株主優待ですが、実際は、これらのようなデメリットもあります。
株主優待目的で株を始める人は、メリットだけではなく、デメリットも理解した上で投資してくたざい。
スポンサーリンク
株主優待は転売できる
いろいろと物議をかもしだすことも多い転売。
株主優待は、転売できないと思っている人は多いはずです。
ところが、そんなことはなく、転売することは可能です。
ですから、使わなかったものはお金に換えることが可能です。
金券ショップに行くと、様々な株主優待が販売されています。
すぐにお金に換えたいのであれば、お近くの金券ショップに行きましょう。
どこでも使える無期限のものや有効期限が長いものは高額で買取してくれます。
逆に、期限が短いものは安く買取されてしまうので、不要だと思ったらすぐに売った方がいいですね。
近くに金券ショップがないときは、ネットオークションに出品して売るのも一つの方法です。
株主優待を専門に売れるサイトを利用したり、ネットオークションで売ってください。
ネットオークションで人気の高いものを出品すると高額で落札される可能性が高いです。
ただ、金券ショップと同じように期限が迫っているものだと安く落札されたり、誰にも落札されないこともあります。
ネットオークションで売る場合も、いらないと思ったらすぐに出品しましょう。
スポンサーリンク
株主優待目当ての投資はよくない
なぜ、株主優待目当ての投資はよくないと言われるのか?
それは、
- 購入対象が偏ってしまう
- 売るタイミングを逃す
- 資産を効率的に増やすことができない
ということが挙げられます。
株主優待目当てで投資を行ってしまうと購入対象が偏りやすくなります。
同じ分野の株ばかりを買うよりも、様々な分野の株を購入した方がなにかあった場合のリスクを抑えることに繋がります。
それに、株主優待目当てだと、売るタイミングを逃してしまうことが多いものです。
ここの株主優待は魅力的だからという理由で、株価を下がっても売らない人もいます。
でも、それは、損をするだけなんです。
どんどんマイナスになってしまいますから、何のために投資をしているのか意味がなくなってしまいます。
あくまでも、株主優待はおまけみたいなものです。
確かに企業は、株主優待という形で利益を還元しています。
しかし、株主優待は物なので、使ったらなくなってしまいますよね?
そう考えると株主優待目当ての投資は、資産を増やすのにはあまり向いていないと言えます。
スポンサーリンク
株主優待アプリは役に立つのか?
スマートフォンの時代、いろんなアプリがあります。
そんなアプリの中には、株主優待アプリというものもあります。
でも、株主優待アプリって、役に立つのでしょうか?
当然のことと言えば当然ですが、役に立つかどうかは人によって違います。
株主優待を重視して銘柄を選ぶ人にとっては、役立つかもしれません。
けれど、それ以外の方にとってはあまり使う意味がありませんね。
役立つかどうかは、その人次第なので、興味のない人は使う必要がありません。
株主優待に興味がある人なら、使ってみると便利かもしれません。
アプリによって、利用できるサービスは違います。
ただ、どの株主優待アプリも、優待の種類から企業を検索できます。
中には、初心者におすすめの株用語が検索できる株主優待アプリもあります。
自分に合っているのかどうかを判断するためにも、まずは無料のアプリを利用してみるといいでしょう。
そこで必要だと感じたのなら、そのまま利用してもいいですし、他のアプリを探してみるのもいいと思います。
色々な種類があるので、興味がある人は、時間がある時にでも探してみてください。
スポンサーリンク
人気がある株主優待
いろんな株主優待がありますが、人気がある株主優待と言えば、
- 日本マクドナルドホールディングス
- ANAホールディングス
- ビックカメラ
- イオン
- ワタミ
などが挙げられます。
ファーストフードをよく食べる人におすすめなのが、日本マクドナルドホールディングスの株主優待です。
食事優待券がもらえますから、無料でマクドナルドの商品を食べることができます。
旅行が趣味という人に人気なのが、ANAホールディングスです。
ANAホールディングスの株主優待は、片道の普通運賃割引券1枚と施設利用割引券です。
自分で使ってもいいですし、使わない場合は金券ショップに売ることもできます。
高額で買取してもらえます。
電化製品が好きな人に人気なのが、ビックカメラの株主優待です。
買い物優待券がもらえますから、家電の買い替えを考えている人にとって嬉しい限りです。
そして、外食が多い人は、ワタミの株を購入してみてはいかがでしょうか。
ワタミグループの各飲食店で使える優待券をもらえます。
スポンサーリンク