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【センバツ】星稜エース佐宗、涙の降板!「野球ができることに感謝」

昨秋の神宮大会覇者・星稜が、21世紀枠で出場した田辺を振り切り、2回戦進出を決めました。

9回、1死二、三塁で代打・東汰生選手が右前へ勝ち越しの2点タイムリーを放ち、山下智将監督は父・智茂さんとの親子で甲子園勝利を達成しました。

21世紀枠はこれで8連敗となりました。

苦しみながらも勝利を掴んだ星稜エース

勝利の瞬間、星稜のエース・佐宗翼投手はベンチにいました。

6回83球、2失点で降板。

本来の出来からは程遠かったが、仲間が繋いだ勝利に

「当たり前だと思っていた野球ができることに感謝したいです」

と涙を浮かべながら話しました。

1月1日に起きた能登半島地震の影響

佐宗投手は金沢市内の自宅で被災。

「怖くて、その日の夜は眠れなかった」

と語りました。

石川県能登半島で最大震度7を観測した地震は、佐宗投手の生活にも大きな影響を与えました。

グラウンドは地割れが起き、練習再開は2月に入ってからでした。

苦難を乗り越え、甲子園で勝利

苦しみながらも接戦を制した星稜は、2回戦で八戸学院光星と対戦します。

佐宗投手は

「野球ができる喜びをかみしめながら、一つずつ階段を上っていく」

と決意を新たにしました。

Xでの星稜への反応

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