本ページはプロモーションが含まれています

Twitterまとめ 健康情報 生活の知恵 病気の症状 雑学

日本脳炎ってどんな感染症かまとめてみた

熊本県で72歳の男性が日本脳炎に感染したことが確認されました。

これは2023年で全国初の確認です。

日本脳炎は、蚊のコガタアカイエカが媒介するウイルスによる感染症です。

ウイルスに感染して日本脳炎を発症するのは100人~1000人に1人とされています。

発症すると高熱やけいれんなどが1週間続くことがあります。

熊本県では、7月27日から県内全域に日本脳炎注意報を発令中だったそうです。

日本脳炎とは

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによる流行性脳炎です。

日本脳炎は、アジア各地の西太平洋諸国に広く分布する感染症です。

1871年に、日本での臨床事例が報告されたことで世界に認知されました。

太平洋戦争以前は、流行性脳脊髄膜炎同様人同士の接触によって流行すると誤認されていました。

日本脳炎ウイルスを保有したコガタアカイエカに刺されることで主に感染しますが、熱帯地域では他の蚊でも媒介します。

日本では、家畜伝染病予防法における監視伝染病です。

そして、感染症法における第四類感染症です。

日本脳炎の感染経路

感染源は日本では豚です。

ウイルスを持つ豚から吸血した蚊に刺されて感染します。

人から人に感染する事はありません。

日本脳炎の発症率

感染者の発症率は0.1%から1%と推定されています。

日本脳炎の潜伏期

日本脳炎の潜伏期は6日から16日間となっていて、高熱を発し、痙攣、意識障害に陥ります。

日本脳炎の治療方法

日本脳炎はウイルス性の疾患のため、発症してからの治療方法は対症療法だけで、抗生物質は効果がありません。

日本脳炎の致死率

日本脳炎の致死率は、30%程度と高い感染症です。

生存しても半数以上は脳に障害を受け、麻痺などの重い後遺症が残ります。

日本脳炎の予防方法

日本脳炎は、日本脳炎ワクチンの接種のみで予防が可能です。

ワクチンにより罹患リスクを75%から95%減らすことができるとされています。

日本脳炎媒介蚊の感染症対策

日本脳炎媒介蚊の感染症対策として、蚊帳や蚊取線香、屋外での長袖・長ズボン・ディート・イカリジンの使用が有効です。

Twitterでの日本脳炎への反応

-Twitterまとめ, 健康情報, 生活の知恵, 病気の症状, 雑学
-, ,

© 2024 アラ還おやじのコーヒータイム!これっていいんじゃない?