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北海道で暴風雪のため札幌圏でJR終日運休

北海道は今日21日、発達した低気圧の影響で各地で暴風雪となり、札幌圏でJRが終日運休するなど交通機関に影響が出ています。

函館江差自動車道の北斗中央~北斗追分IC間では、多重衝突事故が起き、重軽傷者5人が病院に運ばれました。

現場付近では、100台以上が立ち往生しています。

札幌管区気象台などによると、21日午前10時までの最大瞬間風速は、

  • えりも岬で42・2メートル
  • 浦河町で31・5メートル
  • 広尾町で30・4メートル

などとなったそうです。

雪は、21日午前9時までの24時間降雪量が羅臼町で76センチ、上川町で43センチなどとなっているそうです。

JR北海道は、札幌圏での運転を始発から終日見合わせると発表しました。

午前10時50分現在で、すべての特急を含む道内各路線で計971本の運休が決まっています。

札幌圏で終日見合わせるのは、

  • 千歳線(札幌―新千歳空港・苫小牧)
  • 函館線(小樽―岩見沢)
  • 学園都市線(札幌―北海道医療大学)

となっていて、今後の気象状況でさらに運休や遅れが発生する場合があるそうです。

北海道エアポートによると、新千歳空港では、午前9時半現在で発着を合わせて139便が欠航となっています。

21日午前7時20分ごろから、函館江差自動車道の北斗中央~北斗追分IC間の上り線で、多重衝突事故が発生しているとの通報が南渡島消防本部に相次ぎました。

車20台以上が絡み、午前9時時点で重軽傷者5人を病院に搬送したそうです。

消防によると、事故発生当時、現場付近は風雪で視界不良となるホワイトアウトの状態でした。

渋滞に巻き込まれた車両を含めて100台以上が動けなくなっているそうです。

気象台によると、21日夜遅くにかけて引き続き見通しのきかない猛吹雪や暴風、高波への警戒が必要です。

22日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで、日本海側は、50センチ、太平洋側、オホーツク海側は40センチとなっています。

Twitterでの終日運休への反応

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