2024年8月9日、パリ五輪のレスリング女子53キロ級決勝で、20歳の藤波朱理(日体大)が見事に金メダルを獲得しました。
彼女は中学2年生だった2017年9月から公式戦で無敗を続け、今回の勝利で公式戦連勝記録を137に伸ばしました。
これは、オリンピック3連覇の吉田沙保里選手の119連勝記録を超えるものであり、藤波選手にとって大きな達成です。
圧勝の決勝戦
決勝戦の相手は、昨年の世界選手権準々決勝で逆転勝ちを収めたエクアドルのルシアジャミレス・ジェペスグスマン選手でした。
藤波選手は得意の高速タックルを駆使し、10-0という圧倒的なスコアで勝利を収めました。
試合後、藤波選手は父でありコーチでもある俊一さんと共に喜びを分かち合い、会場は歓声に包まれました。
歓喜の目標達成
藤波選手は昨年11月に20歳となり、成人として初めてお酒を飲むことができるようになりました。
しかし、彼女は
「パリまでお酒を我慢して、パリで勝ったらシャンパンを飲みたい」
と決意していました。
この目標を達成した今、彼女は勝利の美酒に酔いしれました。
藤波選手は
「この日をずっと思ってきたので、うれしい、うれしい、うれしいです」
と語り、彼女の努力と情熱が感じられます。
藤波朱理のプロフィール
藤波朱理選手は2003年11月11日、三重県四日市市生まれの20歳です。
彼女は父でありコーチでもある俊一さん、および兄の勇飛さんの影響で4歳からレスリングを始めました。
小学生の頃から全国大会で優勝を重ね、中学2年生から公式戦で無敗を維持しています。
2020年の全日本選手権を17歳で制し、2022年まで3連覇を達成しました。
また、2021年には世界選手権で初出場にして優勝し、2023年には再び世界女王となり、パリ五輪への切符を手にしました。
まとめ
藤波選手のこれからの目標や展望についても興味深いところです。
彼女の連勝記録はどこまで続くのか、そして次のオリンピックでも再び金メダルを手にすることができるのか、多くのファンが期待を寄せています。
藤波選手のこれからの挑戦に注目し、応援していきましょう。
藤波朱理選手の今回の金メダル獲得は、彼女の努力と才能の結晶です。
彼女の情熱と決意は、多くの人々に感動を与えました。
これからも藤波選手の活躍を見守り、応援していきましょう。