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昨日の離島で発見！ラストファミリー物語でやってた長崎県の無人になった島

昨日の離島で発見！ラストファミリー物語でやってた、長崎県の無人になった島がすごく興味深いです。

過酷な島に人が住み始めた驚きの理由

五島列島の中央に位置する奈留島とそのすぐ隣の無人になった葛島。

昭和30年代には、300人近くが生活していましたが、昭和48年には人口0になりました。

ラストファミリーの葛島義信さん。

元島民の多くは、葛島という姓だそうです。

大工をしながら民宿を営んでいるそうです。

島へ行くと牛がいました。

45年前、元島民が葛島を牧場として活用しようと牛を放牧しましたが撤退し、残った牛が野生化し、自然繁殖するようになったそうです。

まずは、過酷な島に人が住み始めた驚きの理由を見ていきます。

主食は、イモ類で、お米は貴重だったそうです。

現金収入はわずかで、自給自足や物々交換で暮らしていました。

一番の贅沢は、お正月に食べるヤギのすき焼き風だったそうです。

葛の木が多く生えていたことが名前の由来だそうです。

自宅があった場所に残っていたのは、五右衛門風呂でした。

井戸も残っていました。

発電機を使った電気の供給が始まったのは、なんと昭和43年だったそうです。

各家庭の家電によって、電気代が決められていたそうです。

葛島さんが案内したのは、お墓でした。

全島民がカトリック教徒だったそうです。

葛島に人が住み始めたのは、江戸時代にキリシタン3人が逃れ住んだのが始まりと言われているそうです。

キリスト教の禁教令が撤廃されると島民は、教会を建てミサを行うようになったそうです。

信仰の中心地となり、島外から多くの信者が訪れたそうです。

葛島が無人島になった謎

祈りの拠点となった葛島ですが、昭和48年に島民は島を離れることになりました。

なぜなんでしょうか。

かつての小学校では、ソフトボールをして遊ぶと、ボールが海の中に飛んでいってしまうそうです。

中学校は、定期船で隣の奈留島へ通ったそうです。

海が荒れやすく定期船の欠航が多かったそうです。

防波堤や船の造り替えなどの対応を検討しましたが、集団で移転したほうが予算として安くつくとわかったのだそうです。

さらに島には、病院がなく医療の面の不安もありました。

昭和30年代、高度経済成長が始まると若者は、現金収入を求めて都会へ出ていきました。

葛島さんは

「島を出たくても自分の予算で出ていけないから反対する人はいなかったと思う。個人的にはよかった」

と話しました。

昭和48年3月、葛島さんを含む120人が国の援助を受け島を後にしました。

葛島さんは

「海が荒れなかったらずっと住んでおりたい場所」

と話しました。

離島した多くの人は、奈留島の樫野木山地区で暮らしています。

拠り所になっているのが、奈留教会だそうです。

元島民で奈留島のカトリック信徒の代表でもある葛島幸則さんは

「教会は自分達の生活の一部だと思っています。受け継いでいかなければならない」

と話しました。

キリシタンから始まった葛島の歴史と信仰への思いは、今もなお大切に守り継がれています。

謎の廃墟に秘められし佐世保市の九十九島の歴史

続いては、佐世保市の九十九島でした。

九十九と名付けられていますが、島の数は208で五島列島を上回ります。

その中で、人が住んでいる島は4つだけで、あとは無人島です。

ラピュタのような遺跡が眠る永ノ島があります。

ガイドは、シーカヤック教室を営む澤恵二さんです。

猟師仲間の冨川重任さんも同行しました。

島に上陸するのは2年ぶりくらいだそうです。

島に近づくと、高速道路のような不思議な光景が広がっていました。

さらに巨大なすり鉢のような謎の廃墟がありました。

森の中には、高さ4mほどの壁に囲まれた謎の空間がありました。

トンネル跡を続々と発見しました。

廃墟の正体は、炭鉱の跡だそうです。

すり鉢に見えたのは、石炭から不純物を取り除く設備でした。

高速道路のように見えたのは、石炭を貯蔵するホッパーでした。

トンネルは、石炭を掘る坑道でした。

最盛期には、1000人が働いていたそうです。

本格的に採掘が始まったのは、昭和32年だそうです。

戦後復興の一端を担っていたのが、石炭の採掘でした。

黒いダイヤモンドと呼ばれ、経済成長をけん引しました。

永ノ島炭鉱で食事のサポートしていたのが北川哲朗さんでした。

断層が変わり、石炭が採掘できなくなり、昭和42年、炭鉱は操業を停止しました。

産業がなくなった島は、無人になりました。

残された廃墟だけが、当時の記憶を今に伝えています。

Twitterでの離島で発見への反応

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