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来週は南岸低気圧で関東は雪の可能性

来週の9日(水)から10日(木)にかけて、日本の南の海上を低気圧が通過する予想となっています。

南岸低気圧と呼ばれる関東に大雪をもたらす典型的なパターンです。

現時点では、低気圧の強さや進路などに不確実性がありますが、関東を中心とした太平洋側で降水となる可能性は高まっています。

低気圧の発達が予想されて、周辺では、降水が強まる見込みです。

関東で、雪の降る目安となる、上空1500m付近で-3℃のラインは、ちょうど関東付近に予想されています。

雪になるか雨になるかは、非常に微妙な状況です。

低気圧が発達した場合は、北から冷たい空気を引き込むような形で気温が下がることがあります。

そうなると関東平野で大雪になる可能性も出てきます。

2月は関東で大雪が最も多い月

東京都心で積雪10cm以上となる大雪となったのは、1980年以降で14回です。

そのうちの8回が2月に降っていて、半数の4回は、20cm以上の降雪でした。

最近の2月の大雪としては、2014年2月14~15日の例があります。

東京都心で27cm、横浜市で28cmの積雪を観測。

甲府市では、観測史上最大の114cmの雪が積もるなど、記録的な大雪に見舞われ、交通機関やライフラインに大きな影響を与えました。

南岸低気圧による雪は、低気圧の進路や寒気の強さなどが少し変わるだけで、降る量に大きな違いが出ます。

そのため、現時点でどのくらいの雪になるかの見積もりは難しい状況です。

東京都内の私立高校の受験が本格化するタイミングでもありますので、最新の情報をこまめに確認する必要があります。

Twitterでの南岸低気圧への反応

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