YouTubeが、昨日9月29日に、医療誤報ポリシーを拡大し、保険当局が承認したワクチンが、危険あるいは機能しないと主張する動画を禁止すると発表しました。
YouTubeは、昨年10月から新型コロナウイルスワクチンに関する誤情報を禁止していましたが、禁止範囲を拡大する決定をしたそうです。
昨年以来、新型コロナワクチンポリシーに、違反したとして13万本以上の動画が削除されたそうです。
新ポリシーでは、インフルエンザ、HPVワクチン、はしか、おたふく風邪、風疹などのワクチンに関する誤情報も禁止になります。
例えば、風疹のワクチンが自閉症を、インフルエンザの予防接種が不妊症を引き起こすと主張する動画は許可されないことになります。
ただし、予防接種に関する個人的な経験を共有する動画は、引き続き許可するようです。
また、動画に、医療専門家の発言などの他のコンテキストが含まれている場合、ポリシーに違反する情報を含む動画でも許可するようです。
YouTubeは、アメリカWashington Postなどのメディアに対し、アンチワクチン派の主なチャンネルを停止したことを明らかにしました。
アンチワクチン活動家として知られるケネディ元大統領の甥、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が率いる「Children's Health Defense Fund」や、アンチワクチンサイトを立ち上げてサプリメントを販売しているジョセフ・メルコラ氏などのチャンネルが含まれるそうです。