
こんにちは、アラ還おやじです!
皆さんは、炊きたてのご飯にお味噌汁をバシャッとかけて食べる
「ねこまんま」
好きですか?
実を言うと、私は大好きです(笑)。
でも、人前でやると
「行儀が悪い!」
なんて怒られたりしますよね。
一方で、お茶漬けは高級なお店でもメニューにあるし、立派な日本料理として認められています。
「同じ『汁かけご飯』なのに、どうしてこんなに扱いが違うの?」
今回は、そんな素朴な疑問を、歴史のタイムトラベルをしながら解き明かしていきましょう!
目次
その1!戦国時代、すでに「格差」があった!?
実は、お茶漬け(湯漬け)と味噌汁かけご飯の差は、なんと戦国時代までさかのぼります。
お茶漬け(湯漬け)
織田信長などの有名な武将たちが、出陣前に
「さらさら」
と食べていました。
これは
「武士の嗜(たしな)み」
として、かっこいい食べ方だったんです。
味噌汁かけご飯
一方で、足軽(一般の兵隊さん)たちは、保存食の乾燥したご飯に、腰にぶら下げていた味噌をお湯で溶かして食べていました。
この頃からすでに、
「お茶漬けは上の身分の人、味噌汁かけは下の身分の人」
というイメージが出来上がっていたんですね。

その2!江戸時代に決定的になった「ねこまんま」の呼び名
江戸時代から明治時代にかけて、さらなる変化が起きました。
当時は現代のように冷蔵庫がありません。
余って冷たくなったご飯や、残ったお味噌汁を無駄にしないために、それらを混ぜてペット(犬や猫)の餌にする習慣が広がりました。
そこから、
「お味噌汁をかけたご飯=ねこまんま」
という呼び名が定着したんです。
「人間が、ペットの食べるものを人前で食べるのは恥ずかしい(はしたない)」
という感覚が、現代のマナーとして受け継がれているというわけですね。
その3!「料理」か「残り物」かの違い
もう一つの大きな理由は、
「一品料理として完成しているかどうか」
です。
お茶漬け
具材を選び、お出汁やお茶の香りを楽しみ、見た目も美しく整えられた
「料理」
として進化しました。
味噌汁かけご飯
あくまで
「家でサッと済ませるもの」
や
「残り物を片付ける方法」
として広まったため、飲食店でメニューになることがほとんどありませんでした。
「お店で出されるものか、お家でこっそり食べるものか」
という違いが、マナーの壁を作ったんですね。
まとめ!マナーを知って、美味しく楽しく!
いかがでしたか?
お味噌汁をご飯にかけるのがマナー違反とされるのには、
「戦国時代の身分差」
と
「江戸時代の食習慣(ねこまんま)」
という、深い歴史があったんです。
- お茶漬けは「武士や貴族の文化」として発展した。
- 味噌汁かけご飯は「手軽な食事・ペットの餌」というイメージが強かった。
- だから、公の場では「はしたない」とされるようになった。
もちろん、お家で家族と楽しく食べる分には、これほど美味しいものはありません!
マナーの由来を知った上で、時と場所を選んで楽しむのが
「粋な大人」
というものですね。
皆さんも、今度お孫さんに聞かれたら、ぜひこの歴史の話を教えてあげてください!