NASAの最新の火星探査機、パーサヴィアランスが、日本時間で2月19日午前5時55分に火星に着陸したようです。
2月19日と言うことは、そう今日!
今朝、着陸したということですね。
火星着陸は、残念ながら初ではないんですね。
目次
始めての火星着陸
初めて火星に着陸した探査機は、当時のソビエト連邦が1973年に打ち上げたマルス3号という探査機です。
着陸後、わずか20秒で信号が途絶えたということですが、これが火星への発着陸には間違いない事実です。
続けて打ち上げられた探査機
さらに、マルス6号という火星探査機を打ち上げたのですが、この探査機は、火星着陸後、わずか1秒後に信号が途絶えるという一瞬だったそうです。
本格的な探査に成功、当時、ソビエト連邦とは冷戦状態にあったアメリカのバイキング1号という探査機で、1976年のことです。
サンプル採取はならなかったものの、当時、バイキング1号から送られてきた画像は、かなり話題になったようです。
※画像はwikipediaよりよりキャプチャしたものです
火星探査車パーサビアランスの火星着陸時間
火星着陸に成功したNASAの火星探査車パーサビアランス。
着陸したのは、日本時間の19日早朝です。
正確には、日本時間19日午前5時55分ころだそうです。
火星への着陸は、かなり難しいようです。
あまりにも難易度が高いため、着陸完了までの時間は、恐怖の7分間と呼ばれていたようです。
全自動で行われた着陸ですが、着陸後の信号が地球に届いたのは、着陸完了してから11分余り過ぎてからだそうです。
火星って、本当に遠いんですね。
火星に生命の痕跡はあるのか?
NASAが火星探査機を打ち上げた大きな目的。
それは、火星に地球外生命の痕跡を探すということがあるようです。
と言うのも、火星には、地球に似た気温だった可能性があり、水も豊富に存在していた可能性が、非常に高いそうなんです。
予測として、地球上に存在する生命体を見た限り、生命が存在するには、水は欠かせないものである可能性が高いことから、火星に生命が存在した可能性も高いということなんだそうです。
地球に生命が誕生したのは約40億年前です。
同じころの火星も地球と同じように暖かくて、水も豊富に存在していたとなれば、生命の痕跡が見つかる可能性もあるわけです。
実際、過去に火星探査車キュリオシティが、探査で、実際に水が流れていた痕跡を発見しているわけです。
水の痕跡を発見したということは、生命が存在できる環境が、かつての火星にあった可能性があるということなわけです。
人類は火星からやって来たという説
非常にロマンのあると言うか、信じるかどうかはあなた次第と言うか、人間は火星からやって来たという学説もあるようです。
人類のふるさとは火星。
まるで、SFかファンタジーの世界での話ですよね。
でも、多くの科学者たちが言っている説だそうです。
過去の火星探査でわかっていることとして、火星にもピラミッドのような構造物が存在しているということがあります。
と言うことは、知的生物が生息していたとも言えるわけです。
体内時計は火星時間
体内時計って聞いたことがありますよね。
人間は、朝日とともに活動をして、夜になるとともに寝ます。
実は、これって凄い大事なことで、このバランスが崩れると恐ろしいことが起こります。
生命維持組織が乱高下して、活動力が減ってしまいます。
これが体内時計の仕組みと言えるのですが、この体内時計を正常に動かす役をしているのが太陽です。
太陽の光を、頭と目で感知して脳内の伝達物質は分泌されます。
そのための体内時計は、25時間設定なんです。
不思議ですよね。
地球の1日は24時間。
なのに、人間の体内時計は25時間。
1時間の時差があるんです。
この1時間。
実は、太陽を浴びることで調整しています。
そして、火星は1日25時間なんです。
このことも、私たち人間が火星からやって来た説を有力にしているそうなんです。
まとめ
日本時間で2月19日午前5時55分に火星に着陸したNASAの最新の火星探査機、パーサヴィアランス。
初のサンプル採取が期待されています。
このサンプル採取が成功することで、私たち人類の火星への進出、移住が現実味を帯びてくるかも知れませんね。
ロマンあるお話です。
今後の進展が楽しみなのは、アラ還おやじだけではないはずです。