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【これで指せる】角換わりの基本から攻め方までがわかるコラム

角換わりとは、相居飛車で使われる戦法の一つで、開始早々に角を交換する動きをします。

お互いに角の利きをなくし、一気に攻めの強い将棋に持っていくことができます。

プロの間でもよく指される角換わり戦法を指せるようになるために詳しくご紹介していきます。

角換わりとは?

角換わりというのは名前の通り、自分の角と相手の角を交換する戦法のことで、対局開始すぐに角交換を求めます。

角を手駒にすることで、お互いにいつでも角を打ち込むことができる状況になります。

ですから、常に角の利きを意識して駒組を進めなければ行けません。

その陣形は、これまでの定石とは逸脱したもので、一歩でも道を外せば角の餌食となります。

非常にスリリングな対局になりがちですが、一手の手順までは定石化されてしまったため、プロが指すと似たような形になりがちでもあります。

角換わりの現状 プロやアマでは指されるのか?

角換わりの現状として、トップの棋士、アマチュアのトップでもよく指される戦法です。

難しい将棋になりやすいので、実力が伴っていないと一方的に負けることもよくあります。

また、勝率も悪くないので、ここ一番という時に角換わり戦法を持ってくる方もいます。

ただ、初心者から中級者を対象とすると指されることは少ないです。

角換わりは、相手が角交換を拒否することも出来ます。

アマチュアには振り飛車党が多いため、自然と相手の角交換を拒否するような陣形になり、角交換意外の戦法を求めらるのも原因の一つだと思います。

角換わりの特徴

トッププレイヤー同士の対局でも使われる角換わり戦法の特徴として3つ挙げてみました。

  • 局面が荒れやすい
  • 先手、後手のどちらも勝率の傾きがない
  • AIによる研究で、角換わりはより強くなる可能性がある

それでは、これらを中心に角換わりの強さや魅力を見ていきます。

角換わりは局面が荒れやすく、難しくなりやすい

角換わりのポイントは何と言っても難しい将棋になりやすいということです。

お互いに守りを攻撃力が上がりますので、一手一手に重みが増します。

常に盤上の動きに注意しておかなければいけないので、棋力差があるもの同士で指すと一気に勝敗がついてしまうほどです。

最近の主流としては、玉は軽く囲って仕掛ける急戦が人気なので、攻撃力の高い角換わりは相性が良いと言えます。

急戦で玉を軽く囲って仕掛ける戦法は、角換わりの特徴と合致しています。

角換わりでは、角を打ち込むことで相手の陣形を崩すことができます。

また、角を打ち込んだ後に、銀や桂などの攻め駒を続けて打ち込むことで、玉に迫ることができます。

このように、角換わりは攻撃力が高く、局面が荒れやすい戦法です。

ですから、急戦で仕掛けることが得意な方には、角換わりはおすすめの戦法です。

角換わりは先手、後手のどちらも勝率の傾きがない

角換わりのもう一つの特徴は、先手、後手のどちらも勝率の傾きがないということです。

一般に、将棋では先手が有利とされていますが、角換わりではその差が小さくなります。

なぜなら、角換わりでは、先手が角交換を求めることで、後手に角の打ち込みのチャンスを与えるからです。

後手は、角を打ち込むことで、先手の玉に迫ることができます。

また、角換わりでは、先手が攻めるときには、後手の玉を追い詰めることが難しくなります。

なぜなら、後手は、角を打ち込むことで、先手の攻めを防ぐことができるからです。

このように、角換わりでは、先手、後手のどちらも攻めるチャンスがあります。

ですから、先手、後手の勝率の傾きはなくなります。

角換わりはAIによる研究で、より強くなる可能性がある

角換わりの最後の特徴は、AIによる研究で、より強くなる可能性があるということです。

AIとは、人工知能のことで、将棋の研究にも活用されています。

AIは、人間の思考を超えるほどの高速な計算力と、大量の棋譜データを持っています。

AIは、これらを使って、将棋の最善手を探索します。

AIは、角換わりにも興味を持っていて、新しい手順や変化を発見しています。

AIは、角換わりの魅力をさらに引き出してくれるかもしれません。

角換わりの攻め方

角換わりの基本や特徴について説明しましたが、実際に角換わりを指すときには、どのように攻めるのでしょうか?

角換わりの攻め方には、大きく分けて2つのパターンがあります。

それは、銀冠戦法と銀星戦法です。

それぞれの戦法の特徴と指し方を見ていきましょう。

銀冠戦法

銀冠戦法とは、玉を銀で囲って、銀冠という形にする戦法です。

銀冠戦法は、角換わりの中でも最も古くからある戦法で、プロの間でもよく指されます。

銀冠戦法のメリットは、玉が堅く囲われることで、相手の角の打ち込みに強いことです。

また、銀冠の銀は、攻めにも使えることです。

銀冠戦法のデメリットは、玉が囲われるのに時間がかかることで、相手に先手を取られやすいことです。

また、銀冠の銀は、動かすと玉が弱くなることです。

銀冠戦法の指し方は、次のようになります。

  1. 先手は、▲7六歩、▲2六歩、▲7八銀、▲3八銀と指して、銀冠の形を作ります。
  2. 後手は、△3四歩、△8四歩、△3二金、△4二銀と指して、角換わりの定石に従います。
  3. 先手は、▲6八玉と指して、玉を銀冠に入れます。
  4. 後手は、△8五歩と指して、角換わりの定石に従います。
  5. 先手は、▲7七角と指して、角を打ち込みます。
  6. 後手は、△8六歩と指して、角換わりの定石に従います。
  7. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  8. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  9. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  10. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  11. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  12. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  13. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  14. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  15. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  16. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  17. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  18. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  19. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  20. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。

このように、先手は歩を突いて、後手の陣形を崩そうとします。

後手は歩を取って、先手の角の利きを消そうとします。

この攻防が銀冠戦法の基本です。

銀星戦法

銀星戦法とは、玉を銀で囲って、銀星という形にする戦法です。

銀星戦法は、銀冠戦法に対する改良版として考案された戦法で、プロの間でも注目されています。

銀星戦法のメリットは、玉が早く囲われることで、相手の仕掛けに対応しやすいことです。

また、銀星の銀は、攻めにも使えることです。

銀星戦法のデメリットは、玉が銀冠よりも弱く囲われることで、相手の角の打ち込みに弱いことです。

また、銀星の銀は、動かすと玉が弱くなることです。

銀星戦法の指し方は、次のようになります。

  1. 先手は、▲7六歩、▲2六歩、▲7八銀、▲3八銀と指して、銀星の形を作ります。
  2. 後手は、△3四歩、△8四歩、△3二金、△4二銀と指して、角換わりの定石に従います。
  3. 先手は、▲6八玉と指して、玉を銀星に入れます。
  4. 後手は、△8五歩と指して、角換わりの定石に従います。
  5. 先手は、▲7七角と指して、角を打ち込みます。
  6. 後手は、△8六歩と指して、角換わりの定石に従います。
  7. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  8. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  9. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  10. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  11. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  12. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  13. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  14. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  15. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  16. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  17. 先手は、▲7六歩と指して、歩を突きます。
  18. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。
  19. 先手は、▲6六歩と指して、歩を突きます。
  20. 後手は、△8六歩と指して、歩を取ります。

このように、先手は歩を突いて、後手の陣形を崩そうとします。

後手は歩を取って、先手の角の利きを消そうとします。

この攻防が銀星戦法の基本です。

角換わりの銀の使い

角換わりでは、銀が重要な役割を果たします。

銀は、玉を囲むことで守りにもなりますが、攻めにもなります。

銀は、角の打ち込みに対応することや、相手の玉に迫ることができます。

角換わりの銀の使い方には、次のようなポイントがあります。

  • 銀は、角の打ち込みに対応するために、玉の近くに置くことが多いです。銀は、角の利きを止めることや、角を取ることができます。銀は、角の打ち込みに強い駒です。
  • 銀は、攻めにも使える駒です。銀は、角の打ち込みの後に、続けて打ち込むことができます。銀は、相手の玉に迫ることができます。銀は、攻めの駒です。
  • 銀は、動かすときには注意が必要です。銀は、玉を囲む駒でもありますので、動かすと玉が弱くなります。銀は、動かすときには、玉の安全を確認することが必要です。

このように、角換わりでは、銀の使い方が重要です。

銀は、守りと攻めのバランスを取ることができる駒です。

銀は、角換わりの魅力を引き出す駒です。

角換わりの本

角換わりは、古くからある戦法ですが、最近ではAIによる研究で新しい手順や変化が発見されています。

角換わりを指せるようになるためには、本を読んで勉強することも必要です。

角換わりに関する本はたくさんありますが、ここでは、おすすめの本を3冊紹介します。

  • 『角換わりのすべて』(著:加藤一二三):角換わりの第一人者である加藤一二三九段が、角換わりの基本から応用までを詳しく解説した本です。角換わりの歴史や魅力、定石や変化、攻め方や受け方など、角換わりに関するあらゆる情報が盛り込まれています。角換わりの入門書として最適です。
  • 『角換わりの新手』(著:羽生善治):角換わりの名手である羽生善治十六世名人が、AIによる研究で発見された角換わりの新手を紹介した本です。AIが指す角換わりは、人間の思考とは異なるもので、驚くべき手順や変化があります。角換わりの最新の動向を知ることができます。
  • 『角換わりの攻略法』(著:佐藤康光):角換わりの苦手な人に向けて、角換わりの攻略法を教えてくれる本です。佐藤康光八段が、角換わりの弱点や対策、反角換わりや角換わり拒否など、角換わりを崩す方法を分かりやすく解説しています。角換わりに対抗するための一冊です。

このように、角換わりに関する本は多種多様です。

自分のレベルや目的に合わせて、本を選んで読むことが大切です。

本を読むことで、角換わりの知識や技術が向上します。

角換わりまとめ

角換わりに関するコラムを作成しました。

角換わりとは、相居飛車で使われる戦法の一つで、開始早々に角を交換する動きをします。

角換わりの特徴は、局面が荒れやすく、先手、後手のどちらも勝率の傾きがなく、AIによる研究でより強くなる可能性があることです。

角換わりの攻め方には、銀冠戦法と銀星戦法の2つのパターンがあります。

銀冠戦法は、玉を銀で囲って銀冠という形にする戦法で、玉が堅く囲われることと、銀が攻めにも使えることがメリットです。

銀星戦法は、玉を銀で囲って銀星という形にする戦法で、玉が早く囲われることと、銀が攻めにも使えることがメリットです。

角換わりでは、銀の使い方が重要で、銀は、角の打ち込みに対応することや、相手の玉に迫ることができます。

角換わりに関する本は多種多様で、自分のレベルや目的に合わせて選ぶことが大切です。

本を読むことで、角換わりの知識や技術が向上します。

角換わりは、非常にスリリングで面白い戦法です。

角換わりを指せるようになると、将棋の楽しさが倍増します。

Xでの角換わりへの反応

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