絶大な人気を誇り、大ブームを巻き起こしている人気漫画、鬼滅の刃。
その鬼滅の刃の思わぬ恩恵を受けているのが、福岡県太宰市に鎮座する竈門神社。
いったい何故、竈門神社が鬼滅の刃恩恵を受けることになったんでしょうか?
鬼滅の刃の主人公と言えば、竈門炭次郎です。
そして、妹の竈門禰豆子。
そうです!
もう、お分かりですね?
炭次郎や禰豆子の苗字と同じ竈門という神社名から、結び付けられ、竈門神社は鬼滅の刃の恩恵を受けることになったというわけです。
それだけじゃなく、竈門神社は、その昔、大宰府政庁の鬼門除け、大宰府鎮護の神として創建されたとされています。
鬼門除け、つまりは鬼退治とも言えます。
鬼滅の刃も、鬼退治がテーマとなっているわけれです。
このような理由から、竈門神社は、鬼滅の刃のファン達から発祥の地とか、聖地とされ、現在、急激に注目を集めているというわけです。
今回は、竈門神社のアクセス情報や例祭、駐車場などの情報をまとめてみました。
目次
竈門神社に祀られる御祭神
神社では、一柱の神様だけを祀っているということは、普通はありません。
一般的には、複数の神様をお祀りしています。
その中で、メイン、主として祀られている神様を主祭神とお呼びします。
そして、それ以外の祀られている神様を相殿神とお呼びします。
竈門神社も例外ではなく、御祭神には、主祭神と相殿神がお祀りされています。
竈門神社の主祭神
竈門神社の主祭神は、玉依姫命です。
たまよりひめのみこととお読みします。
玉依姫命は、元々からお祀りされていた御祭神です。
竈門神社の相殿神
竈門神社の相殿神は、神功皇后、応神天皇の二柱の御祭神です。
神功皇后と応神天皇は、八幡神と呼ばれる神様で、竈門神社には、後で合祀された御祭神です。
竈門神社の御祭神は竈神・三宝荒神という説
一説として、神社の社名から、本来の御祭神は、竈神である三宝荒神という説もあります。
竈門神社が鎮座する、宝満山中には、巨岩があるそうです。
そこから、天孫族に多い巨石信仰が見られるため、竈門神社の本来の御祭神は、三宝荒神と同神の八幡神であるという説もあるそうです。
そのためか、御神名は、中世には、宝満大菩薩と称され、近世には、宝満明神と称されたそうです。
竈門神社の例祭
竈門神社の例祭は、毎年、11月15日となっています。
竈門神社の祭事一覧
- 歳旦祭、作だめし神事 1月1日
- 愛嶽神社祭 1月4日
- 式部稲荷神社初午祭 3月旧暦初午
- 縁結び大祭 4月中旬
- 宝満山峰入り 5月中旬
- 宝満山護摩焚き 5月下旬
- 大祓式 6月30日
- 夏祭り、茅の輪神事、およど 7月中旬
- 山開き 夏休み最初の日曜
- 七夕祭り
- お注連上げ
- 例祭 11月15日
- 新嘗祭(新穀感謝祭)、大麻頒布祭 11月23日
- 大祓式、除夜祭 12月31日
- 月次祭 毎月1日・15日
- 祝祭日祭 各祝祭日
竈門神社のアクセスと駐車場
竈門神社の所在地は、
- 住所 〒818-0115 福岡県太宰府市内山883
- 電話 092-922-4106
となっています。
最寄り駅は、西鉄電車の太宰府駅です。
太宰府駅から徒歩でアクセス
徒歩の場合だと、太宰府駅から約40分です。
太宰府駅からバスでアクセス
太宰府駅から竈門神社へのコミュニティバス、まほろば号が運行していて、所要時間は約10分、料金は100円となっていて便利です。
バスの利用について
太宰府駅からは、毎日バスが運行しています。
太宰府駅前(福岡銀行太宰府支店前)のバス停か、太宰府天満宮最寄りの宮前(三条セブンイレブン前)から、内山行きに乗って、終点の内山で下車してください。
太宰府天満宮からのアクセス
太宰府天満宮からだと、徒歩で30分です。
バスをご利用の場合は、最寄りバス停、宮前(三条セブンイレブン前)から乗車してください。
車でのアクセス
◆九州自動車道
「太宰府I.C」から約8.5km(約20分)
「筑紫野I.C」から約10km(約25分)
◆都市高速道路2号線
「水城I.C」から約8.5km (約20分)
竈門神社の駐車場
◆竈門神社第一駐車場
駐車料金:400円
駐車台数:100台
竈門神社のまとめ
鬼滅の刃の影響で、注目を集めている竈門神社。
大変、由緒のある神社です。
中世から、鎮座する宝満山で修験道と結びついて、神仏習合の色合いの強い神社のようです。
アラ還おやじ、鬼滅の刃に関しては、チンプンカンプンです(笑)
でも、竈門神社には、一度、行ってみたいと思います。
このコロナ禍が、落ち着いたころにでも。