グローバルセキュリティエキスパート株式会社、通称GSXは、JBサービス株式会社と協力して、GSXが提供するセキュリスト認定資格制度を活用した「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」を通して、JBサービスの認定脆弱性診断士の育成を開始すると発表しました。
「セキュリティエンジニア育成プロジェクト」と言うのは、GSXとセキュリティサービスを提供する企業・団体が協力し、これらのセキュリティに特化した人材を育成することです。
現場のエンジニアの技術力強化に加え、セキュリティ人材の不足是正につなげるものだそうです。
GSXは、プロジェクトにおいて、セキュリティのトレーニングコースを提供しているそうです。
認定脆弱性診断士の育成には、セキュリスト「認定Webアプリケーション脆弱性診断士公式トレーニング」を活用するそうです。
それによって、情報システムの脆弱性を適切に診断するために必要な技術や知識を、ハンズオンを含むトレーニングで習得できるのだそうです。
JBサービスは、2015年に、運営する24時間365日体制の運用センターSMACに、セキュリティ専門の技術者チームであるSOCを設置しました。
また、GSXが提供するEC-Council公式トレーニングを活用して、セキュリティ人材の育成に取り組み、現在、CEH、認定ホワイトハッカーを6人、CND、認定ネットワークディフェンダーを22人有しているそうです。
JBサービスでは、提供するセキュリティサービスのさらなる品質向上を強化するとともに、セキュリティインシデントの発生を未然に防ぎ、より安定したシステム運用を継続できるよう、セキュリティエンジニア育成プロジェクトを通して、認定脆弱性診断士の育成に取り組むことを説明しています。
顧客のセキュリティ課題の解決とともに、セキュリティ人材不足という業界全体の課題解決にも貢献していくそうです。